夢発電所

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地区社会福祉協議会主催敬老会「寸劇」終了

2008-09-16 07:41:18 | 私と福祉とであいの旅
 市町村合併後の敬老会で、行政が手を引き市社会福祉協議会に事業委託をした。市社会福祉協議会は24地区の社会福祉協議会ごとにさらにお金を助成して敬老会の開催を委託して行う形をとっている。地区社会福祉協議会によっては、手間暇を省くためにホテルで開催する所もあり、敬老会の中身も様々のようだ。団塊の世代が75歳になったときの敬老会ははて?
 昨年までは役場職員が会場づくりや式典などの準備に顔を出していたが、今回からは地区社会福祉協議会職員と民生児童委員協議会、ふれあいボランティア会、行動いわきシニア隊、津軽中学校の生徒などの協力で会場づくりが進められた。
 そして式典後のアトラクションも地元保育所や民生児童委員協議会、わが施設スタッフの支援による地区社会福祉協議会役員による寸劇などを行った。
 「昔の岩木はいかったきゃ(よかった)の・・・」である。
 今回の寸劇練習は前日を含めて3回で、その割に何とか進められるのは台詞が全てアドリブだからである。そして人生経験豊かな方々の協力があるからこそでもある。
 一番時間のかかるのは小道具づくりや、古い品物などを探し出すことであった。お酒のお銚子も昔のものが出てきたし、テレビなども白黒の時代のものが提供された。柱時計も、丸いちゃぶ台なども懐かしかった。七輪で魚を焼く姿、みんなで観桜会に出かけるシーンは本当に皆さんの気持ちが籠もっていた。お風呂を借りに来た夫婦が壁に着替えの褌や下着を掛けて、ァ、今着替えをしているんだとわかり、お年寄りに大受けしていた。張り切りすぎの町会長さんは、一人で台詞が多すぎたがこれもまた愛嬌かも知れない。こうして予定の時間を10分もオーバーして、寸劇は終えた。終了後の皆さんの達成感の晴れ晴れとした顔は、共通の目標があったからこそである。地域福祉のあるべき姿をこの役員さんたちが実践して示したことはこれからの活動に大きく影響することだろうと思う。協力し合えば何とかなるという自信に繋がることは間違いないと思う。
 それでもこの劇があったからこそ私たちの施設の協力姿勢が評価されたし、地域代表の役員さんたちとの信頼関係も生まれるのである。さあ、来年の計画がもう頭の中を回り始めている。