夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

鍼灸マッサージ「治療室あかり」へ

2008-01-12 08:17:05 | つれづれなるままに
 私の背骨には2カ所棘突起があり、整形外科医に「いずれコルセットだな」と宣告されている。これは長年介護の生活をして重いものを持ち続けていると背骨が摩耗してとんがってくるらしい。まだコルセットはしたことがないのだが、冬場は余計にこの部位が痛む。
 治療室に今年初めて行き、マッサージをしてもらった。通称「賢ちゃん」は私の身体の名トレーナーであり、心のマッサージ屋さんでもある。年齢的には20歳くらい下なので若いのであるが、気心は知れていてお互いに人間関係をある一定のラインでキープできる大人の関係である。失礼なことは云わないし、その分どのあたりで笑いを楽しめるかをわかっているなあと思う。人間関係の中で一番つらいのが、お互いに間合いが取れない場合である。人の傷口をちくちくと刺激する人。相手の辛い場所を笑いにする人。自分のことしか考えずに、相手の話を聞かない人。相手の家族を誹謗したり、貶める人。やたら他人の陰口をきく人。「ここだけの話」という陰口は最も危険な罠である。
 親しくなるというこの中にはいろんな棘も隠されている。だから気をつけないと、知らない内に相手を傷つけている。この知らない内にと言うのがくせ者だろう。相手の痛みを自分が知らないということが空恐ろしいことでもある。
 賢ちゃんはいつも明るくからっとしているので、なんだか話をしていても心が一緒に軽やかになるので、身体もすっきりするし、心も軽くなる。だから少し遠くても足を向けてしまう。いや、頼りにしている実際。冬場は特に体が固くなって、あちこち凝りだらけになる。1週間に一度のリフレッシュであるが、本当にこの体の不調は気持ちまで暗くしてしまう気がしている。
 昨日も何回笑ったか。新春初笑いの感でもある。そんな賢ちゃん自身も、体の不調のあったことを聞いた。そんなと起動するのかを聞くと、お姉さんに揉んでもらうのだそうだ。床屋さんの頭は誰が刈るのかとか、お医者さんの具合が悪いときはどうするのかなど疑問がある中、マッサージも結局どうしているんだろうと思っていたので少し、納得した。