昨年12月中旬に作り始めた「ボカシ」である。パン工房の奥の倉庫で、おからと籾殻の燻炭、そして米ぬかを混ぜて作った。2週間温度管理のために山にしたり、ならしたりを繰り返して水分を飛ばしている。担当者からうまくいっているという報告があったばかりなのだが、パン工房の主任であるカミさんからクレームがついた。
「ボカシ」の臭いがきつくてパン工房にまで臭って来るという。そしてそれから1週間後だった。また帰宅後のカミさんからパンがふくらまなくなったというのだ。それは前にEM菌の団子を作ったときの症状と同じだというのだ。食パンが通常であれば発酵して焼き上がるときは、入れ物からあふれるほどなのに、それがなくなったという。つまりそれもボカシのせいだというのだ。なるほどそれもありかも知れないと思った。菌は生きているのだ。きょうそのことをスタッフに話して、完成したすべてのボカシを別の場所に移した。これも一つの学習だと思う。春先の畑にこのボカシはきっと活躍してくれるに違いないのだ。
「ボカシ」の臭いがきつくてパン工房にまで臭って来るという。そしてそれから1週間後だった。また帰宅後のカミさんからパンがふくらまなくなったというのだ。それは前にEM菌の団子を作ったときの症状と同じだというのだ。食パンが通常であれば発酵して焼き上がるときは、入れ物からあふれるほどなのに、それがなくなったという。つまりそれもボカシのせいだというのだ。なるほどそれもありかも知れないと思った。菌は生きているのだ。きょうそのことをスタッフに話して、完成したすべてのボカシを別の場所に移した。これも一つの学習だと思う。春先の畑にこのボカシはきっと活躍してくれるに違いないのだ。