今週の日経ビジネスに、村上智彦夕張医療センターセンター長が「コンパクトシティ」に関する記事を書いています。
この文章の要旨は、高齢者は都市より、田舎にこそ集住すべきだということです。「高齢者も都市に住んだ方が充実した医療を受けられる」という前提はまちがっていると主張します。高齢者が求めているのは、病気にかかって治療を受けることでなく、できるだけ長く健康を維持して元気に生活することであり、そのためには都市より田舎のほうが適しているという主張です。
村上氏は医者ですから、医療の面からはその通りかもしれませんが、買い物などの利便性の面から考えるとそうとも言えないと思います。