TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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地元高崎の「高崎卸商社街協同組合」のある問屋町が小売の街に

2009-11-22 16:56:37 | 地域産業
 地元高崎市の高崎問屋街は1967年に誕生した全国発の卸商社街です。現在、繊維や食料品の問屋まど123社が「高崎卸商社組合」に加盟しています。この街の位置する場所には、高崎商工会議所や展示場として利用されているビエント高崎が立地しています。





 高崎卸商社街協同組合は、卸売り中心だった問屋街を「ショッピングモール」と売り出す方針です。問屋を通さない流通経路の進展や、取引先の中小小売業の廃業のため、自ら小売りに進出している卸売業者が増えてきたためです。

 私は4年前に、産業カウンセラーの講座で毎週日曜日に、会場がこの問屋街にあったので通っていた経験があるのですが、卸売の看板を掲げていても、小売りをしている店がかなりあったことを記憶しています。

  講座の昼休みに、どのような卸売業者が立地しているか歩いて観察したものです。その中で小売りを実施している卸売業者は、「衣料品(和服)」、「玩具」、「干物」、「菓子」などをがあったのを記憶しています。特徴的な店を写真に撮ったのですが、ファイルを見直してみましたが保存していませんでした。

 かつて20年近く前に、中小企業診断士資格取得で、卸売業社の生き残り戦略として、①情報武装化、②キャッシュ&キャリー、③小売支援型の3つの方向があると学んだものです。

 今回の高崎問屋街の動きは、いわば、キャッシュ&キャリーなのかもしれません。

 高崎問屋街では、来年2月までに防犯カメラを備えた街路灯91基を設置し、関心して買い物ができる環境を整備するとともに、共通パンフレットで100以上ある店舗群をPRしていく方針です。

 この問屋街は、高崎問屋町駅もあり、展示場、講演会場、数多くの飲食店、公園、そして、卸売業が扱う物珍しい商品と、魅力的な街になる要素は数多く持ってると私は思います。

 高崎問屋街は全国初の卸商社街でしたが、卸売業の業態変化した、全国でまたまた初めての街が生まれそうです。

 
  


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