TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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文真堂がゲオと資本・業務提携

2008-08-06 19:29:16 | 地域産業
 地元小売業文真堂書店がDVD・CDレンタル大手のゲオ(愛知県春日井市)と資本・業務提携することで合意しました。両社はレンタル用ソフトなど商品の共同調達によるコスト削減、店舗運営での連携を深めて群馬県内のシェア拡大を図る戦略です。

 下の写真は文真堂書店が展開する「タイムクリップ」です。地元では書籍、DVD・CDレンタル、販売で好調ですが、この業界は競争が激化しています。そのための今回の資本・業務提携ではないでしょうか。



 競合他社はフジマートの「ファミリーブック」と蔦屋書店ではないでしょうか。最近は蔦屋商店の出店攻勢はすさまじいものがあります。旧カインズ後のいせやガーデンズの蔦屋書店はその品揃えは若者のニーズを十分とらえているのではないでしょうか。



 一方、地元小売業のファミリーブックは最近は店舗レイアウトや書籍の品揃えを変えたり、レンタルは低価格にしたり競争激化に対応した実施しています。



 ゲオは群馬県では書店とのFC契約で展開する「プラスゲオ」を含め6店舗展開しています。全国に直営店、代理店・FC店を含め940店舗あり、会員数は1,000万人います。ゲオは北関東地域にドミナント展開する文真堂書店の店舗を生かし、シェア拡大を図る戦略です。下の写真はベイシア赤堀モールのゲオです。



 それにしても、この業界も競争が激しいです。若者をターゲットとした業態ですが、書籍については、専門書が少なく読みたい本が見つからないことが多いです。
しかし、この業態の品揃えを考えると、読みたい本を期待するほうが無理な要望なのかもしれません。


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