TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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地元群馬県の「ぐんまアリーナ」命名権、群馬綜合ガードシステムが取得

2010-08-27 06:52:02 | 地域産業
地元群馬県が公募していた県総合スポーツセンター・ぐんまアリーナの愛称命名権を、警備業の群馬綜合ガードシステム(前橋市)が取得したことが26日に分かりました。

 愛称は「ALSOKぐんまアリーナ」。愛称使用期間は11月1日から5年間です。命名権料は年700万円で、この公募に応じたのは群馬綜合ガードシステムだけだったそうです。

 さて、県有施設の愛称命名権の売却は、正田醤油スタジアム群馬(県営陸上競技場)、ベイシア文化ホール(県民会館)、上毛新聞敷島球場(敷島球場)の3か所が実施されており、今回が4か所目です。

 この県有施設の愛称命名権の売却には賛否両論があります。反対意見の最たるものが、県の施設が企業名に代るので県が税金を投じて建設した施設ということの意味がなくなるというものです。県民の施設という意識がなくなるということです。

 確かにそのとおりですが、私はこの意見には、県はお上という意識があるように感じます。もともと県が企画して建設したのでしょうが、税金は住民から集めたものです。県が自ら出したものではありません。

 同じように、県などが民間企業等に補助金を出すことがありますが、あたかも自らの資金を出すような上から目線の補助金担当者が存在したりします。

 愛称命名権の反対意見に私はこの「お上の発想」を感じます。

 

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