経団連が2014年の春闘方針を示す経営労働政策委員会報告でベースアップ(ベア)を容認する方向で調整していることが17日、分かった。政府も経済界、労働界と20日に政労使会議を開き、合意文書で経済界に賃上げを促す検討に入った。
デフレ脱却を目指す政府は、経済界に給与の底上げにつながるベアを期待している。そのため、経団連は経労委報告でベアを排除しない姿勢を残し、賃上げの具体的な対応は個別企業の判断に任せる方針だ。定期昇給の見直しや企業の内部留保の重要性も訴える見通しだ。来年1月中旬に正式決定する。
経団連が2014年の春闘方針を示す経営労働政策委員会報告でベースアップ(ベア)を容認する方向で調整していることが17日、分かった。政府も経済界、労働界と20日に政労使会議を開き、合意文書で経済界に賃上げを促す検討に入った。
デフレ脱却を目指す政府は、経済界に給与の底上げにつながるベアを期待している。そのため、経団連は経労委報告でベアを排除しない姿勢を残し、賃上げの具体的な対応は個別企業の判断に任せる方針だ。定期昇給の見直しや企業の内部留保の重要性も訴える見通しだ。来年1月中旬に正式決定する。