あび卯月☆ぶろぐ

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竹島は韓国の領土です

2008-07-25 01:16:56 | 政治・経済
新学習指導要領・解説書の竹島に関しての記述をめぐって韓国が猛反発している。
独島(竹島)は韓国の領土であって、日本の領土であると教育するのはケシカラン、と。
挙げ句の果てには対馬まで韓国領だと言い出す始末で全く手におえない。

で、この竹島、現実的に考えてどの国の領土かというと既に韓国のものなのである。
同じことを福田逸先生も述べておられる。
福田逸先生は今回の竹島問題ついて最も痛快な評論をされていて、少し長くなるが引用したい。


 領土問題を半世紀に亙つて解決できず、抗議と国際司法裁判所頼りしか手立てがないとしたら、もはや、その領土は手放したといふことだらう。外交力、経済力、武力、何を使つてもよい。それを、戦ふ時に戦はず、相手の善意のみに期待してゐるのなら、それは自ら敗北を招いたといふだけのことだらう。
 さう、この国は負け続けてゐる。北方領土で、尖閣列島で、東シナ海油田で、拉致問題で。なぜか、答は簡単明瞭。実は首相を含め政治家に何の責任もありはしない。責めを負ふべきは我々国民に他ならぬ。国民が、実は竹島などどうでもよいと思つてゐるからに他ならない。拉致被害者が帰らなくとも、どうでもよいと思つてゐるからに他ならない。



なんとも痛快であり、まさに仰るとおりだと思う。
そして、自国の領土を命を捨てても守る気概が無いのなら、一日でも早くアメリカの一州に加えてもらうべきで、いや、それもままならず、近い将来、支那の朝貢国になるのは目に見えている、と説かれている。
そう、竹島問題で悪いのは韓国はもとより、日本の政治家であり、そしてなにより国民なのである。
竹島を命を懸けてでも取り戻そうという気概がない限り、竹島は韓国の領土である。
そしてそういう気概が無い限り日本はとうてい独立国家たりえないのだ。

フォークランド紛争の折、英国首相サッチャーはこう述べたと伝えられる。
「ニオンジャックの旗の下、祖国に助けを求める人間が、一人でも居る限り、英国は出撃する」
「ユニオンジャックの旗の下、一人でもわが国民が窮乏に喘いでいるとき 英国政府は決して彼らを見捨てる事は出来ない」

なぜ、日本にこう云える政治家が居ないのか、答えは今述べた通りだ。

日本政府は日の丸の旗の下にいた竹島の漁民も拉致被害者も北方領土の島民も見捨てた。
竹島に限って言うと、1952年に李承晩が一方的に竹島を占拠して以来、日本漁船は韓国の警備艇に「領海侵犯」したとの理由で銃撃され、死者も出た。
これまでに328隻の漁船が韓国に取り上げられ、44人の死者を出し、3929人が拘留され、強制労働させられた。
しかも、韓国政府は日本漁民を開放して欲しくば、日本の刑務所に収監されいる在日朝鮮人や朝鮮人の重犯罪者を釈放しろと要求し、約400人の犯罪者が釈放された。
竹島問題を学校で学習させるならこのような事実もしっかりと学ばせて欲しい。

普通の国なら即、戦争になってもおかしくないが、日本はじっと耐えつづけた。
そして、いまもなお堪えつづけている。
いや、堪えているどころか竹島問題が存在することすら知らない国民ばかりになってしまった。
こんなことだから、いづれ対馬も韓国領になるだろう。
それとも、近い将来、韓国軍が対馬に侵攻したならば、日本人は初めて領土意識に目覚め、本気で独立国家になろうとするだろうか。
私は悲観的な予測しかし得ないでいる。
きっと、朝日新聞をはじめとした反日売国メディアはこう云うだろう。
「武力で解決をみるのはよくない。話し合いで解決しよう。対馬を日韓の平和の島に」
考えただけで寒気がする。

日本人が領土意識を取り戻すには、まづは知ることから始めなければならないと思う。
さて、今から間に合いますかどうか。