あび卯月☆ぶろぐ

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日本共産党は正しい嘘つきパンク

2008-07-21 22:25:11 | 政治・経済
今晩放送されたTVタックルで日本共産党についてちょっとした特集がされていた。
その中で評論家の田勢康弘氏が共産党を
「共産党は自分のこと以外はすべて正しいことを言っている」
と評した。
私も共産党の個々の意見には賛同するものが多い。
皇室や国防問題について意見を同じくすることはないが、筋は通っていると思う。
田勢氏の発言、裏を返せば共産党は自分のことになると嘘ばかりつくということになる。

例えば、同じ論議の中で三宅久之さんが
「共産党は御都合主義。いま、護憲と言っているが、日本国憲法制定するときに唯一反対した政党は共産党だ」(要旨)
と述べた。
これに対して、共産党の小池晃議員が
「憲法九条に反対したわけじゃない。新しい国づくりをやるというときに天皇制を含めて見直す必要があるのではないかということで反対した」(要旨)
と反論する場面があった。

なるほど、天皇制(この言葉も共産党が作った言葉で天皇は制度にあらず)に反対したのは事実だが、「憲法九条に反対したのではない」というのは完全に嘘だ。

のちに喧嘩別れをするが、この頃の日本共産党はソ連コミュンテルン日本支部というのが実態で、ソ連が「もし戦争放棄となると米軍長期駐留の口実になる」と判断したため、その命に忠実に従って日共は憲法九条にも反対した。
昭和二十一年六月二十八日、衆議院本会議で共産党の野坂参三は

「戰爭には我々の考へでは二つの種類の戰爭がある、二つの性質の戰爭がある、一つは正しくない不正の戰爭である、(略)同時に侵略された國が自國を護る爲めの戰爭は、我々は正しい戰爭と言つて差支へないと思ふ、(略)一體此の憲法草案に戰爭一般抛棄と云ふ形でなしに、我々は之を侵略戰爭の抛棄、斯うするのがもつと的確ではないか、此の問題に付て我々共産黨は斯う云ふ風に主張して居る」(「帝国議会議事録データベース」より)

と発言している。
つまり、侵掠戦争は悪であるが、自衛の戦争は正しい戦争であり、戦争一般(つまりすべての戦争)を抛棄する必要はないと言っているのである。
これは明らかに憲法九条に反対しているのであり、現在でも憲法改正派が云う意見と同じものだ。

あぁ、やっぱり共産党は自分のことになると嘘を嘘で塗り固める。
このクセは直した方がいい。

ところで、小池議員の発言のあと、ビートたけしが
「共産党はパンクだね。パンクなんだけど、紅白目指しちゃったってのが良くねぇな(笑)」
と的確な表現をしていた。
そう、共産党はパンクなのだ。
パンクは反体制であり、決してメジャーになってはならない。
紅白を目指すなんてもってのほか。
そして、パンクはアングラの位置にいるときに最高に輝く。
共産党はたけしの言葉を肝に銘じるべきである。