あび卯月☆ぶろぐ

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毒餃子騒動雑感

2008-02-02 16:19:23 | 社会・世相
小学五年か六年の頃だったと思うが、人権学習の時間に餃子について学んだ覚えがある。
それによると、日本で餃子が広く食べられるようになったのは戦後の食糧難の時だとか、日本では焼き餃子が一般的だが支那では水餃子だとかそんなことを習った。
子供ながら人権と餃子と一体どういう関係があるのだと怪しんだものだが、支那贔屓の先生でもいたのだろうか。
私はその当時餃子が嫌いだったのだが、その授業以後少し好きになった気がする。
とはいえ、いまでも好んで食べはしない。
ラーメン屋で気が向けば註文する程度である。
餃子の王将に行っても餃子はほとんど食べず、炒飯や天津飯を食べている。
(王将の御飯モノのなかなか美味しい)

で、冷凍餃子なんだけど、冷凍餃子はどの商品も独特の臭みがあって嫌いだ。
たまに食卓に並ぶとウンザリする。
そんな折、今回の中国産の毒入り餃子騒動である。
最初の一報では「千葉と兵庫で十人が食中毒。内、女児一人が意識不明の重体」なんて報じられていたが、今日までに全国で千人以上が体調不良を訴えている。
私はこれまで賞味期限の改竄や産地偽装に怒ったことも無ければ、怖いなんて思ったこともない。
唯一、ミートホープの事件は腐った肉を混ぜていたから憤りを感じた。
今回の毒餃子は怒りというよりもはじめて怖いと思った。
産地をいくら誤魔化されても死なないけれど、メタミドホスなんて劇薬を入れられたら死んでしまう。
中国製品が危険なのは知っていたが、まさかここまでとは。
とはいえ、原因は残留農薬ではなく、製造工程のどこかで付着したものらしい。
工場を燻蒸したときに付着したものだとか、あるいは誰かが恣意的に混入させたものだとも言われている。
労働争議が原因だという説もあって、話が大きくなっているキライがある。
いづれにしても、これでしばらく食卓に冷凍餃子が並ぶこともなくなるだろう。

ところで、「おもいっきりイイ!!テレビ」でみのもんたがこんなことを言っている。

「一番の問題はね、一ヶ月前に起きたことがね、一ヶ月も経ってこういう事態にならなければいけないっていう、今のニッポンの社会のあり方がオカシイんですよ?まず人の事を責める前にね、まず自分たちの国がどうなってるかですよ。」

みの曰く、問題は日本の社会にあって中国側にはないという。
いやはや驚いた。
以下は「朝ズバッ!」でのコメントの要旨。

「大体、冷凍食品なんて昔は無かった。自分で食事を作るということが忘れられている」
「安くて手軽なものを求めすぎたからこうなったって人もいます。なるほどと思いました」


今度は主婦に責任を転嫁している。
みのの論理だと、手を抜いて冷凍食品に頼る主婦が悪いんですね。
中国を擁護する為に自分の主な支持層である主婦を敵に回してどうするんだか。
大体、冷凍食品に頼らなくても材料が中国産だったら意味ないじゃん。
この件に限らず、みのもんたの好い加減な発言は目に余る。
言っていることがいつもデタラメだ。
もしかしたら中国様の下僕であるTBSに言わされているのかも知れん。
なんだか、この騒動でTBSの劣悪さを改めて垣間見た思いがした。

もうひとつ、この事件は反中派を利する結果になったとしても、週刊金曜日系左翼を攻撃する材料にならないどころか、彼らの主張の正しさがある面では証明された結果になった・・・なんて書こうと思ったけど、こじつけっぽくなるのでこの辺でやめにする。