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大山・霧降牧場 NO3

2008年10月24日 | 紀  旅行、葛ハイ山行

霧降川の丸太橋を渡る

間伐されたスギ林を抜けると水の流れる音。
水が岩に砕けハジケて光る。
雑木林の間に間に、ガラスの破片が日に当たる様に・・。

大きな石を下支えに丸木橋が掛かっていた。
川の流れに身をよせ渓谷でしばし遊ぶ。

 
「大山・霧降牧場の牛と遊ぶ」
から続く



猫の平ら東屋
ここかから女峰山、
男体山の雄々しさが一望できる。
東屋で一休み、霧降牧場と別れを告げる。



整備されたスギ林
林床に間伐された丸太枝が横たわる。 


丸太の5本合さって橋となす。
橋の原点。
しばし休憩し、霧降川に手を入れた。
冷たい。
顔を洗って汗を拭い去った。


水は岩をも動かし草木を育てる
人に潤いを・・・


大きな岩の上にヒノキが育っていた。
岩清水が集まって川となり渓谷を一気に流れ落ちる。
水しぶきが心を癒す。



川岸の岩にへばりつく草。
増水しても流されないで・・・・逞しく見えた。


渓谷が分かれて瀞となっていた。
周りの木々が水面に影を落とし幻想的な静寂感が漂っていた。

 


最後の難関、木の階段を上る。
いったい何段あったやら・・・・。
皆さん見上げてあ~ぁ・・・・・と小声でつぶやく。
腰を伸ばしながら一休み・・・また登る。



霧降の滝へ…と

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日のメモ

 霧降川にかかる丸太の橋を渡った。
丸太橋は、人類が作った最初の橋の原型と思われる。
人類の知恵・知識・文化の発達により植物の蔓、石の長方形、石を加工して積み上げる工法、レンガ、鉄鋼、鋼材とセメントの組み合わせ、鋼材をロープにした工法などなど様々な橋の変遷があっる。
 現代はなんといっても技術の最先端は、瀬戸海にかかる瀬戸大橋であろう。

  日本三奇橋
     1、山梨県の猿橋
     2、山口県の錦帯橋
     3、長野県木曽の桟橋(猿橋のような形の橋であったようですが現在は残っていない)
          (橋の歴史物語から)

 

 

コメント (15)    この記事についてブログを書く
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15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
丸太 (和三郎)
2008-10-23 20:14:58
大雨が降ったら、すぐに流されてしまいそうな
年に何回も架け替えているのだろうか?
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散文詩 (どんこ)
2008-10-23 20:25:04
リズム感があって
まるで散文詩のような軽快なリズム感のある文章を
味読しました。

縄文人さんは詩人のようです。特に山行きの文章は生き生きしていますね。

惚れ惚れします。
返信する
丸太の橋 (momomama)
2008-10-23 21:43:50
わぁ!!
渡ってみたいです。

>霧降川にかかる丸太の橋を渡った。

橋って最初はどこもこんなだったでしょうね。

段々進んで 今また 計算の上で
こういう風情のある橋を造ってる。。


日本三奇橋・・・知りませんでした。
錦帯橋だけ行ったことがあります。

川の流れもとってもきれいです。。

私も惚れぼれします。

返信する
あ~いい気持ち (kimama)
2008-10-24 00:03:18
またまた素晴らしいコースを歩かれましたね。写真を拝見しても気持ちがいいですから・・・
熊笹の丈には開拓当初を思い出させられました。
3K3㎝の減量ですか。運動は十分されておられると思いましたが、それ以上に力水が吸収されていたのでしょうか
返信する
和三郎さん (縄文人)
2008-10-24 05:38:38

山峡の地に行きますとこのような川に出くわし、橋をよく見かけます。
本当の丸太橋でなく、5本の丸太がボルトで連結してありました。
多くのハイカーが渡ることが伺い知れます。

大水が出ると流されますから、鋼材のロープで大木に縛り付けてあるのが常ですが、そこまで確認しませんでした。

このような橋は、山奥で見かける。そしてこの橋を通ると近代橋を渡るよりか、近くてちょいと得をしたような気分に駆られる。
返信する
どんこさん (縄文人)
2008-10-24 05:49:51

どんこさんそんなにお褒めの言葉をいただくとコマチャウなぁ~・・・・・フフフフホ~

blog本文はいつも掲載する倍ぐらいの文章(文字数)になります。これを一晩おいて、寝て起きてからドンドン削って、削って残るのがこれです。
あまりながい文章ですと、読んでいて飽きが来ます。リズミカルに。

今度は逆に、皆さんからいただいたコメントへの返事は、ながめに細かく蛇足も入れて綴るように心掛けています。
文章には「です、ます」「である」調があるようですが、縄文人特有の『べらんめ調』で、親しめるように心掛けています。
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momomamaさん (縄文人)
2008-10-24 06:02:52

おはようございます。
いま外は、雨戸に吹き付ける雨音がしています。
予報ですと今日は雨・・・・痛し方なし部屋ごもり。

丸太橋をupしましたが、ライバルmmomomamaさんが九州から睨みを利かしていますから、丸太橋だけでは、コリャいかんと思いました。
そんなことから「日本三大奇橋」を入れて、賑やかにしました。
もう少し画像そのものがよければ渓谷を流れる澄み切った様子がわかるのですがなんせ、写真に関しては進歩がありません。

川と水、山と木、そこにかかる丸太橋…を見ますと都会の喧騒から一時でも頭から離れささせてくれるのが、山歩きを続けている一つです。
返信する
kimamaさん (縄文人)
2008-10-24 06:20:29

きょう在るのは、この「開拓し」に惚れ込んで、半ば強制的に上がり込んでしまった縄文人です。
埼玉からの準備時期の行ったり来たり、覆い尽くされた笹藪の開墾、大きな樹木、石や岩・・・・これに取り組む真顔のkimamaさんに、文章を読んでいて熱いものがこみ上げてきました。
kimama家の宝物です。
それから昨日、kimamaさんと御主人さんの句をじっくり読ませてもらいました。
   ★晩秋や父武蔵野の土となり 
心に刻みました。

減量はどうなりますか、6ケ月後に来てください・・・と保健婦さんに言われました。

   縄文人から力水を抜いたら
         飛ばなくなった鳥と同じです。
返信する
三奇橋 (横浜のおーちゃん)
2008-10-24 10:01:58
そんなのがあるのですね。
錦帯橋だけ行ったことがあります。暴れ川のせいで流されることも多いようです。
丸太橋の最初は1本の丸太だったのでしょうね。
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Unknown (ヒキノ)
2008-10-24 10:03:16
 白かば~ 朝ギ~り ま~る~木~ば~し~

霧が流れる霧積高原を抜けて丸木橋へ。
川のハシからハシに渡るから橋・・・・・・なんちゃって
返信する

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