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新府・桃源郷(山梨・韮崎)を散策する  其の4

2010年04月22日 | 紀  旅行、葛ハイ山行

桃の果が食べられるように成るまで
           (シンキング タイム)

桃源郷を散策くしていると次の作業に出会った。



桃の花に噴霧器(ミスト機)で粉をかけていた!!??
いったいこの作業はをしているのだろう・・・?

・・・・・。・・・・・。・・・・・。・・・・・。・・・・・。・・・・・。・・・・・。・・・・・。・・・・・。・・・・・

そんなことから
『桃の実の出来るまで』
学習することにした。


桃の下に落ちていた種


桃源郷を彩る苗木


見事に生長した成木


受粉作業

  
受粉作業が盛んに行われていました

じゃがいもでんぷんに花粉を混ぜる 毛ばたき
いずれも資料画像

あらかじめ用意しておいた花粉をでんぷんで増量したものを専用のエンジンつきの
機械(ミスト機)で散布します。
作業が短時間にでき効率はよいのですが、
帯電させて付着させるので作業者に時に「ビビッ」としびれることがあり
評価としては微妙なところです。
毛ばたきの方が結実の成果が高いとの意見もあります(桃農家に電話にて問い合わせ)




桃農家の摘花
よりよい実を成らす為に花を摘花する作業。
たずねた!!摘花作業は家族で間に合いますか・・・・?
間に合いません、アルバイトを雇います。
これから本格的な作業に入りますと、手を動かしながら語ってくれた。

 
老木に成ると切り倒されて抜根され若木を植える

 
畑に設置された散水用パイプ装置と散水ポンプ(右)
美味しい甘みのある桃は水が欠かせないと言います
釜無し川からポンプアップし、高台の貯水槽に水を蓄えて
この水が各畑に導水されるようになっているとの事でした。




農機具小屋をそっと見る


資料映像

袋掛け


資料映像

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日のメモ

桃源郷を散策していて
桃の実一つが成長するまでに多くの作業(精魂)が
傾けられていることを知った。

それは毎日の一つ一つの作業でした。
受粉作業の中から知りえた数々の作業を検証しました。

そのまた草鞋を作る人」と
いう言葉がありますが、とかく見過ごしてしまう農作業の数々
桃作り農家の重要な作業の中から
専用のエンジンつきの機械(ミスト機)での花粉散布を見て
垣間見えたような気がしました。

 

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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (横浜のおーちゃん)
2010-04-22 21:17:19
桃は人工受粉したり摘花作業があったり、努力と工夫があって美味しいものが出来るのですね。
今年は、そのことを思い出しながらしっかり味わいたいです。
返信する
Unknown (元気ばば)
2010-04-23 01:05:01
この地方の桃の花は最盛期が終わりました
甘い桃が出来るのが楽しみ
車で20分くらいのところに産地があるのです。
返信する
機会による受粉作業 (どんこ)
2010-04-23 09:23:29
進化しているのですね。
効果のほどは半々だと言うことですが
それにしてもいろいろな苦労がありますよね。

こちらの荒尾梨は相変わらず手作業による受粉作業が行われています。
実が付く前に摘花する方が能率的だとも聞いています。

またイチゴハウスでは受粉を手助けするミツバチ不足に悩まされているそうですね。
寅さんの口調を借りれば「農業はつらいよ」でしょうか。
返信する
3個だったから・・・ (momomama)
2010-04-23 09:35:59
おはようございます。。
桃の種・・・チラッと見た時、私 鳥の卵かと思いました。
どんこさんの写真で よく3個ありますし・・・
縄文記者さんは 珍しい場面をよく見つけられますね。あれ? なんだ?ってよく思われるんでしょうね。。

わたしは「食べる人」ですが 色んな物が安い方がいいけど
それぞれの農家の方のご苦労をこうして知ると申し訳ない樹がしますね。。

きれいな桃の実ですね。 大好きです。  

返信する
モモの花 (山小屋)
2010-04-23 09:52:16
甲府から先によく見られます。
今が花盛りのようです。
この受粉作業、見たことがあります。
農家の人もたいへんです。

昔、石和温泉から春日居町あたりをウオーキング
したことがあります。
農家で落ちたモモを貰って食べました。
甘くて美味しかったです。
春日居町の駅前には足湯があります。
無料で入れました。
返信する
横浜オーちゃん (縄文人)
2010-04-23 13:29:27

なんでもそうですが桃農家も大変なようです。
これからが忙しい時期、桃の取入れまで目の回るような忙しさ。
手をかけるとき手入れしておかないと植物はゆう事を聞かないようです。
手入れ次第、お天気具合で品物が変わってくるようです。
返信する
momomamaさん (縄文人)
2010-04-23 13:35:40

縄文貴社は、原人ですからふと歩きながら考えてしまいます。
噴霧器でいまさら消毒はおかしい、果てさて難だろうと山の友と話した。
それでは農家の方に聞くのが一番、早速近くの人に聞きました。
何と花粉とでんぷんを混ぜ合わせて花に散布している。
イヤ驚きました。新ノウハウに・・・!!!!

帰ってきて調べることに相成りました。
農家の技術も日一日と進化しています。
返信する
元気ばばさん (縄文人)
2010-04-23 13:37:44

草ですか近くに桃の畑。
昔はミツバチの受粉の自然体であったようですが、日に日に進化して粉を吹き付けての作業のようです。
返信する
どんこさん (縄文人)
2010-04-23 13:48:08

噴霧器(ミスト機)で粉を撒き散らしているが、今の時期にいったい何の作業・・・というのが発端でした。
農家の人に直接・・。でんぷん粉が入っている。
花粉と・・・。
では花粉の採取は・・・・?
そこまでさかのぼると・・・頭がおかしくなるのであきらめました。

おそらく昔はミツバチ任せの自然体、よりたくさんの収穫、よい品質のためにどんどん進化したのでしょう。

そうでした、荒尾は梨の本場、目の回るような忙しい日々が続いていることでしょう。

最近はミツバチ不足でうかうかしていられない。蜂が飛び去るのでなく、箱ごと消え去るから困ったものです。

返信する
桃受粉 (自然を尋ねる人)
2010-04-23 14:53:35
私も桃の木18本の農家です
今日の話は大変参考になりましたがすでに花は散り葉が出てきています
受粉作業はしましたが果たしてうまくできたかは袋入れの時期にわかります。
ちなみの出荷はしません。
無農薬に1昨年から挑戦していますがアブラムシ退治にはシュートひと吹きアースを使っています。
返信する

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