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五老峰(870m)を行く  その2

2009年04月28日 | 紀  旅行、葛ハイ山行

馬の背を登る

                             馬の背の地図

  黒滝山不動寺は山岳信仰の霊場で、
1300年ほど前に建立したのが始まりという由緒ある名刹です。 
そしてこの不動寺の南側に対峙する峰々が
五老峰とよばれ、馬ノ背、見晴台、観音岩と鎖や鉄梯子
の付けられたスリルある
ハイキングコースになっています。


すぐに階段が現れました。不動寺からは10分で到着です。
本日のハイライト馬の背の始まり始まり.
三角の頂点に赤い梯子が見える。
皆さん、ベルトをきっちり締め、ストックをザックに仕舞、
やや風があるので帽子を飛ばされないように身支度を万全に。

 


第一の梯子に取り掛かる
案外しっかりしていた。何段あったか数える余裕なんて全くない。


左右断崖絶壁
馬の背とはよく言ったもの人間一人通るのにやっと、
1mくらいはあるだろうか…?
左右に岩に埋め込められた鉄棒が
1m間隔ぐらいにあり、これに鎖が取り付けられた安全柵。
皆さん歩くというより身を沈めて左右を見ないようにして進みました。


景色の写真を撮るのもままならず


第2の梯子にかかる用意
左右岩で落ち込んでいます
一難過ぎてまた一難です、足ごしらえ


左右を見ないように・・・下から望む
前のみ直視、深い谷で吸い込まれそうに・・・・
左右絶壁直下



最大の難関鎖場
落ちたら命はない、
見守るリーダー
女性はコンパスが小さいので苦戦を強いられた

岩場に鎖があるのみ・・・・・
とにかく身が震える、心が凍る


鎖場を過ぎ不動寺を振り返る赤い屋根(左下隅)


第3の階段45度直角
しかし最後のこの階段、登るときは怖かったなぁ。
だって左右には何にも無いんだもの這いつくばって歩いた。
見えるは深い谷底ときれいな景色、


平地は軽やかな足取り


身体の中まで風が吹き抜ける


最後に前方の岩場を乗り越えれば終わり
皆さん後続の山友をを気づかう


観音岩頂上に到着です。観音像が有りました
皆さん無事で観音様のありがたさに手を合わせた。

山には鎮魂の力を持つ山の神が住んでいる.。
修行僧たちがこの霊験あらたかな五老峰にて登っては下りまた登る
という修行を重ね、身を清めた場所であろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日のメモ 

 無事に何とか登れてひと安心ヤレヤレです。
このルートはスリル満点ですが、今日の様に少しの風だから良いですが、強風が吹いていたら階段を上ったり、進むことはできない。
そうでなくとも高所恐怖症の気のある方は避けた方が良い。 とても一人では渡ることが出来ない。 ベテラン二人のリーダーが後先になり適切なアドバイスを頂いたお陰です、感謝いたします。
 今回 馬の背を往復する予定でしたが、「もう・・結構です、と皆の声」違うルートを下山した。

 

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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大活躍 (とくさん)
2009-04-28 11:36:56
おはようございます
馬の背あり、鎖場有り、鉄梯子有り変化に富んだ登山ですね。
いっぺんに山の醍醐味を味わえます。

馬の背は風が強い、コースを外れたら転がり落ちる。
スリル満点、行き先は頂上なり。
観音様のご利益有ること間違いなし!!!。
返信する
Unknown (fairy ring)
2009-04-28 17:01:34
スリル満点 拝読していてもなんだかおっかない感じでしたので 登っていらっしゃる皆様には 景色をご覧になる心の余裕もなかったのではなかろうかと・・・
帰りも同じルートで下山されるのかとはらはらしていましたが さすがに懲りられたのですね~~
自分だったどうしよう? と ふと頭をよぎりました~
こんな怖いところは先ず行かないでしょうね~~
皆様 ご無事で何よりでした。
返信する
とくさん (縄文人)
2009-04-28 18:58:09

今こうして冷静に思うと、
あの時の気持ちは「やめたい」という気持ちが80%を占めていた。前行く女性は「私どうしよう、ここで引き返そう…?」
皆さんそんな気持ちが強かった。

第一の梯子を登るとそそり立つ岩肌、両サイド絶壁が目のあたりに見通すことができる。
「みんなで渡れば怖くない」
怖いながらもみんなの心理に巻き込まれて通り過ぎたといったほうが正しいでしょう。

皆さんハイキング終わろうとする時平場で昼食をとった。
おにぎりをほうばる笑顔が美しかった。
返信する
fairy ringさん (縄文人)
2009-04-28 20:14:37
 
渡っている時、はしごを登るときは大丈夫であろうかと…常に思いながら登り渡りました。
皆さんの総意が結ばれ強い団結力となってみんな無事に役目を果たされてすごいパワーと感心しました。
しかし帰りは誰一人として同じ道を帰ろうという方はいませんでした。
それもそのはず山は登るより下りる方が、難しいです。
登り終え、渡り終えたみんなの顔は、やったーと言うすがすがしい喜びの気持ちがみなぎっていました。

返信する
ウワー大変 (横浜のおーちゃん)
2009-04-28 22:03:09
馬の背なんて、そんな生易しい表現では足りませんね。
這いつくばらないとクラクラ、ユラユラしそうです。
連れ立って先達さんに引っ張られて皆さん完歩達成されたのでしょう。
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横浜おーちゃん (縄文人)
2009-04-29 07:36:22

≫馬の背なんて、そんな生易しい表現では足りませんね。
まったくその通りです。
馬の背に乗りしっかりたずなを引き締めていれば落ちたとしてもそれほどではありませんが、
ここの馬の背は引き込まれそうな絶壁でした。
(バスの中でリーダーが、みんな無事でよかった。落ちたら命はないでしょう。その後の遭難救助の方法がちょいと分からない・・・・と言っていた)
帰宅して風呂に入りましたが、スネに傷が付いていた。怖いので這いつくばって前進しました。
集団心理と言うか、大勢で歩く気持ちがみんなが行くから…と必死になって続きました。
その気持ちが歩を前に進めたようです。
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昨日はありがとうございます (ちえちゃん)
2009-04-29 07:39:05
馬の背を往復するのはもうイヤという気持ちとてもよくわかるお写真たちでした。
私も高いところ苦手なのでとてもついていけないと思います。

昨日は高尾山へ行ってきました。谷の道にはシャガの白がまぶしかったです。
私には高尾山が一番似合ってると思いました。無茶なコースさえ選ばなければですが。
URLは高尾山です
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見てるだけで・・・ (momomama)
2009-04-29 08:16:26
おはようございます。

眩暈がしそうです。。
往きはよいよい かえりはこわい~


平地でも幅が狭いんですもん。怖いですねー。

女性も多いようですが運動神経がいい方たち
なんでしょうね。

ゴールデンウイーク いいお天気です。

私は   でーす。
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そう高くはない山なのに (どんこ)
2009-04-29 09:00:08
随分険しい所もあるのですね。

♪箱根の山は天下の険

と言いますが、ここもそうした厳しさがあるようで
縄文人さんがたの山行きの心をくすぐるのでしょうね。

世間はゴールデンウイークに入りましたが
相変わらずお仕事にレジャーに頑張っていらっしゃいますね。
変なインフルエンザが上陸しないことを願っています。
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ちえちゃん (縄文人)
2009-04-29 09:03:07

昨日伺った時は高尾山域はありませんでしたが、今朝ありました。1,2,3、・・・・とその時、気付いたことをメモ風に、このアイデャ面白いと思いました。
富士山に登ったあの日、もう登りたくないと思う日々です。体力的にとてもとても・・・・。富士さん吉田口から~5合目までの旧道を登りたい。

誰が名付けたか馬の背、心臓バクバク身震いしていたのでは前に進まない、渾身の力を振り絞り、安全柵や、鎖にかじりついて登りました。
シャッターを切るのに一苦労しました。
昨晩、梯子を登る夢を見ました。
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