馬子にも衣装

　昔からよく良く使われる言葉です、ご存知の方も多いと思いますが馬子とは昔、街道で馬を引く、つまり馬にお客を乗せてその綱を引く労働者のことを言います、馬方ともいいますが、毎日その作業をするわけですから衣服は労働着です、その馬方にも立派な着物を着せると見違えるように立派になる。

　毎日仕事着を着ている馬方も裃（かみしも）を着せるとビックリするほど様子が変わるという例えです、たいへん前置きが長くなりましたが、知人から立派な、たぶんイタリア製と思われるテーブルと椅子4脚を頂きました、見るからにヨーロッパ製で品格もあります。

　その立派なテーブルにふさわしいアートフラワーを飾ったところ、前述の「馬子にも衣装」で花自体もびっくりするほど見栄えがするのです、ツモ爺の部屋はアートフラワーがぎっしり置いてあり個々の花は重なり見栄えがしません、それで立派なテーブルに飾るとアートフラワー自体も見違えるほど立派になりました。