竜馬伝７月１１日

　今日の竜馬伝は武市半平太の切腹が見せ場でした、珍しく凄惨な切腹シーンが演出されました、特にドラマの進行にはバックミュージックの大切さを感じました、シーンによってバィオリンのソロ、ピアノのソロあるいはオーケストラと画面の変化によって夫々違う使い方に芸の細かさとお金が掛ってるだろうなあ・・・と感じるのです。

　それとシーンによって黄色のフィルターを掛けたり、また白であったり実にフィールターの役割はそのシーンの迫真さを増しています。いかにもその時代を現して、嘘っぽさを消す役目を担っています。また、ほこり、砂塵も巧く使用していっそうの迫真さを加えています。

　今日のストーリーそのものはあまり大きな変化が無く単純、最初にも書きましたように武市半平太が主な主役でした、竜馬はこのシーンで有名なせりふ「日本を洗濯し申す」という言葉を発し大きく脱皮して幕末の薩長連合の立役者となっていきます、多分来週の竜馬は思想的に大きく羽ばたくようです。