ゆっくりと山登り

登山、写真、その他日々のことなど

2010年の山 後篇

2010-12-31 16:43:08 | その他の山
【9月】
猛暑の続くこの年、久しぶりに出かけた丹沢の沢登り
葛葉川で爽快なシャワークライムを楽しみました






そしてこちらもしばらくご無沙汰していた北岳
変わりやすい天気の中、しばし訪れた青空のもと立派な姿を見せてくれました。








この秋の白眉は平ヶ岳
あの大きく深い山の奥に広がる湿原、
景色をひとり占めした贅沢な山行でした。















【10月】
突如入ったビッキーの訃報にふらりと訪れた高川山
富士山はいつもと変わぬ姿でそびえています。














この秋、
とてもおめでたい山にご一緒させていただきました。
まっちゃんみいさんの百名山達成

私は宴会ヶ岳からの乱入でしたが、
笑顔が広がる那須の夜、
美味しいお酒をいただきました。






翌日は薄曇りではありましたが、秋の穏やかな風の中、
朝日岳から三本槍へ
おなじみの山を指さし数える展望の旅を楽しみました。










【11月】
何かと忙しかったこの秋、
休日に出かけたちょっとした山旅が良いストレス解消になりました。

伊豆ヶ岳から子の権現




紅葉がとても目にしみた








そして秋の楽しいイベント石割山オフ
皆で食べ物を持ち寄っての山頂での楽しいパーティー
あつまっていただいたブログ仲間の皆さん
やまとそばさん、Q造さん、raymariさん、あっこさんひろさん、koyasuさん、ぱぐきちさん
ありがとうございました。

















そして最後の紅葉狩りは千葉県梅ヶ瀬渓谷へ
思わず「もみじ」の歌を口ずさんでしまう鮮やかな景色でした。









【12月】
天気の安定した晩秋から初冬
朝日を浴びる富士山を見に大蔵高丸へ


きりっとした朝の空気に触れながらシャッターを押した
山頂からの富士山




南アルプスの展望も見事でした






そしてこちらも久しぶりの奥多摩ミニハイク高水三山へ











山頂で出会ったkashinoki-kansaiさんとベンチに座って昼ごはん
ゆったりまったりとした一日でした


そして最後を飾るのはやはり富士山の見える山




こんなかわいい出会いもありました。





いつも拙いブログにお付き合いいただきありがとうございました。
来年もたくさんの山に登り、鳥や花を愛で、
そして山で出会う色々な方々とのお話を楽しみにしております。


2011年もよろしくお願いします!
























2010年の山 中編

2010-12-31 16:42:54 | その他の山
【5月】

展望とツツジを期待しての百蔵山から扇山の縦走





雲の多い天気でしたがなんとか富士山を見ることができました。








【6月】
今年は楽しいイベントも盛りだくさんでした
高原山でのシロヤシオオフ会


ここで出会ったたくさんの山のお仲間との楽しいひと時




咲き誇るシロヤシオとミツバツツジに目を奪われ







夜の部も大いに盛り上がりました







梅雨の合間に、石楠花の群生を見に行った十文字峠






期待にたがわぬ見事な姿でした





【7月】
お花畑の山、平標、仙ノ倉山へ





生憎のお天気で展望はなし
道端に咲く可憐なお花に慰められての山歩きでした






そして私にとって最後に登り残していた3000m峰、塩見岳へ




山も景色も花も・・・夏の南アルプスを堪能できた山行でした










しかし何よりも思い出になったのは、色々な方との再会
かつて百洞でお酒を酌み交わしたふっくんさん、
燕岳で出会ったakioさん、
そしてやまとそばさん

偶然の重なった素敵な旅でした。



この月の偶然は未だ続く・・・

リンゴさん、Q造さん、Naoさんと出かけた会津駒
駐車場でのraymariさんとのバッタリにはビックリ






青空の下、ワタスゲやハクサンコザクラを見ながらの楽しい山歩きでした









【8月】
このシーズンのメインイベントは北アルプス、鹿島槍から槍を目指す縦走計画
台風の接近により、槍ヶ岳手前で下山したのは残念でしたが、
変化に富む縦走路、北アルプスの奥深さを心に刻んだ旅でした








この山行でも素敵な出会いがありました
冷池までご一緒したmepannaさん、




船窪から烏帽子までの難コースで出会ったらいちょうのあしさん





その他にも、あちこちで色々な方とビールを飲みながらの山談義、楽しかった!

あの大らかな裏銀座はまた歩いてみたい





雨の中、ストイックに歩いた雲ノ平から鏡平、そして新穂高までの道のり
これもまた私にとって貴重な時間でした。





そして夏山の最後は四阿山へ
北アルプスの思い出を振り返りつつ大らかな斜面を登る





優しく揺れるマツムシソウ




最後は猛暑の中、ソフトクリームで頭をいっぱいにして牧場へ下っていきました





後篇へ

























2010年の山 前編

2010-12-31 16:42:38 | その他の山
今年もたくさんの山に登ることができました。
そして多くの方々との出会いがありました。
おかげさまで、とても印象深い一年間となりました。

その山々を振り返ってみます。


【1月】
今年の山は、北八ヶ岳のスノーハイクで始まりました。













一転して暖かな日差しの伊予ヶ岳、のんびりハイクの気持よさ
思えば地元でありながら縁が薄かった千葉の山を再認識











【2月】
またまた真冬に戻って赤城山






深い雪をスノーシューでかき分けて歩いた覚満淵
真っ白な世界に一人浸っておりました






そして冬の上高地





車に一眼レフを忘れるという大ボケをやってしまいました
それでも真っ青な空のもと、神々しいまでの穂高の峰々を見上げて歩く
幸せな一日でした








久々にスキーにも行きました
八ヶ岳を真正面に見ながらの爽快な滑り





【3月】
山登りには行けなかったけれど、吉野梅郷で梅の花を愛でた休日





【4月】
富士山目当てに出かけた扇山、
残念ながら富士山は雲の中でした。
それでも山里に咲く春の花と池のほとりの桜に春を満喫しました。













久々に両親を連れての山歩きは、
4月と言うのに未だ雪の残る高尾山
春のお祭りでにぎわっていました。









今度こそ富士山を見に!と出かけたのは竜ヶ岳
笹原の広がる大らかな稜線、素晴らしい展望
頂上でゆったりとしたひと時を過ごしました。
そしていつも楽しく拝見していたブログ「ヤマノボリ」の
アフーさんと親分さんとの思いがけない出会い、
とても印象深い山行になりました。

















そしてゴールデンウィークは燕岳へ






強風の中、ガスが徐々に晴れてきて槍ヶ岳が姿を現したときは
鳥肌がたつほどの感激でした









この山行で出会ったakioさんとは、夏の塩見岳で思いがけず再会することになります。



中編へ

三ツ峠山 2010年12月 その2

2010-12-28 22:39:43 | 御坂・富士山周辺
三ツ峠の続き・・・


山頂からの展望です。







北岳から甲斐駒まで








南アルプス南部の山々 荒川、赤石、聖・・・









こちらは毛無山の方向。奥に小さく見えているのは本栖湖。
その左側、手前に伸びる稜線は竜ヶ岳です。
手前の湖が西湖、その左が足和田山です。










そして本日の東京方面
高水三山の時よりは、はっきりビルが見えています。
スカイツリーもそびえていますね






開運山から御巣鷹へ向かいます。
木の陰にうっすら積もる雪












御巣鷹の山頂も電波塔がたっています。








御巣鷹の山頂は木に囲まれています。
かろうじて枝越しに奥秩父の山が見えています。





早々に御巣鷹を後にし、三ツ峠山荘まで戻っってゆきます。







ここは四季楽園





三ツ峠の岩場、今日は登る人もいないみたいです。
所どころベルグラが張って光っていました。





さて三ツ峠山荘の前で展望を楽しみながらの昼食。





冬ということで辛目のカップめん、真っ赤っかなスープが刺激的。









丹沢方面





御正体山に杓子山、
高校時代に登った懐かしい山です。
先輩と登って初めて道迷いした山でした










そうそう、三ツ峠山荘ではかわいいお出迎え
甲斐犬のカコちゃんだそうです。






そしてその子犬
とても人懐こく、手を差し出すと盛んにぺろぺろ舐めてきます。
つぶらな瞳がなんともかわいらしい。






もう一度、富士山にカメラを向け、駐車場へと引きかえしました。







真っ青な空、空気は冷たくとも穏やかな一日でした。








河口湖畔に戻ったころには富士山に雲がかかってきていました。






たっぷりと展望を楽しんだミニハイク
満足!


おしまい




三ツ峠山 2010年12月

2010-12-26 21:18:40 | 御坂・富士山周辺
2010年12月23日


三ツ峠山へ富士山を撮りに行きました。

祝日の朝、快晴の空のもと、
朝の中央高速を走り河口湖へ

まずは湖畔で撮影
雪化粧したもっとも富士山らしい姿です。




晴れていますが、上空は相当風が強いようで
地吹雪が立っているのがわかります。





向こう岸には足和田山
ずいぶん昔に家族でハイキングした山です。








御坂の峠に向かう道を車で登り、三ツ峠登山口の駐車場から歩き始めます。





さすがに空気は冷たい。
日陰には所々雪が残っていました。

薄手にフリースシャツにヤッケ代わりの雨具をはおり帽子に手袋。


ドライフラワー




三ツ峠山荘までは林道。
朝のピンと張りつめた空気の中、白い息を吐きながら歩いてゆきます。





シャリシャリと霜柱を崩しながら





高度を上げていくと、雪が少しずつ増えてゆきます。














滑りやすい道を慎重に足を運びながら歩いて行くと三ツ峠山荘はもう間近





木無山への分岐あたりは展望台になっています。






正面に、近く、大きく、富士山






その左手・東側、
写真の右端にちょこんと頭を出しているのは愛鷹山でしょうか・・・
中央にかすんでいるのは、天城山をはじめとする伊豆半島の山々
左に高く盛り上がっている箱根の山々






三ツ峠山荘の前を通過して、開運山の山頂に向かいます。
山荘の先にも展望のよい広場があります。

御坂山の向こうに南アルプス連峰







八ヶ岳、金峰山から国師岳につづく奥秩父の山々






八ヶ岳には雲がかかってきています。







甲府盆地と白根三山から甲斐駒に続く南アルプスの主峰群





こちらは塩見岳以南の赤石山脈






三ツ峠・開運山の山頂に着きました。







大きな大きな富士山です。







続く


クリスマス

2010-12-25 21:16:19 | その他
2010年12月25日


午前中はお片づけ、その他諸々・・・

午後はクリスマスコンサートに出かけました。











久しぶりに生の室内弦楽団
私、バッハが好きです。


バイオリンの音色で気持ちがふんわりと和やかになった後は
何故かスペイン料理
生ハム、マッシュルームやカキのオリーブオイル煮、オムレツ
子羊のロースト、野菜の煮込み、パエリア

そしてデザート















美味しかった!


高水三山 2010年12月 その2

2010-12-19 22:41:55 | 奥多摩・奥秩父・その周辺
2010年12月18日 高水三山の続きです。


高水山を越えて岩茸石山へ
鞍部に下った後、枯れ葉と霜柱の道を歩いてゆく
葉を落とした木の間から岩茸石のピークが見えています。










時折北側の展望が開け、奥武蔵の山々が望めます。








再び杉林の道をぐいぐいと登っていくと北側が伐採された開けた道へ
もう間もなく頂上です。










山頂に出ました。

今日は快晴奥武蔵の山々が良く見えています。
ただ平野には靄がかかっており遠くの景色がぼんやりしています。









スカイツリーを探してみました・・・
高水山の左上、かろうじてぼんやりと高い塔の姿が浮かんでいます。
写真に写ってるの分かりますか?






北西に延びる稜線の先には棒ノ嶺
右手に顔を出しているのは武川岳でしょうか
左手彼方は両神山と思われます。










西側には大きく川苔山
こちらも登ったのは学生時代のこと。
そのうちに行ってみることにしましょう。








周囲の景色を映した後は、早めの食事
例によってカップラーメンです。


山頂のベンチでは、惣岳山側から登って来た単独の男性とご一緒させていただきました。
最近関西の方から、東京へ来られたとのこと。
山を始めてからは足繁く北アルプスに通っておられるそう。
特に穂高岳の周辺は色々なコースから登ったそうです。
奥多摩の山も気に入られたようで、またお会いすることもあるかもしれませんね。


岩茸石山頂を後にします。








岩場交じりの道を下る途中
思いがけず淡いピンク色
何かの種の綿毛と思いましたが、蕾のようなのもあるので花なのでしょうか。
こんな季節に健気に咲いているとは・・・










惣岳山に向かう道は関東ふれあいの道

高尾-陣馬の縦走路にもあるおなじみの道標






杉林を抜けると谷間一面にススキの揺れる斜面






こちらは綿毛状の種
日の光を受けてふんわりと光を放っています。






振り返れば高水山から岩茸石山への稜線






岩茸石山






再び暗い森に入って小さなピークを登り降り
岩場を上がったところで、ふと熊よけ鈴を落としたことに気づきます。
あれ?と思って引き返したところ後続の人が拾ってくださってました。
どうも有りがとうございます!

さらに森の中を登ったところ、
惣岳山につきました。






森の中の山頂には
大国主命を祭ったお社の前で手を合わせ
御嶽駅へと下る道へ





少し下ったところ、地図に水場と表示されている地点、
お社の下に井戸のようになっていて水がたまってました。
流れている感じではなかったです。





下りはずっと森の中でしたが
一か所開けたところ
遠くに見えているのは本仁田山かな?










御嶽駅の背後に出ました。


お昼になってだいぶ気温も上がってます。
御嶽バス停そばのコンビニでビールを仕入れて
ホームで電車を待つ間に一杯!






天気に恵まれた日帰りハイク
枯れ葉が落ちた後の奥多摩の山、なかなか渋い味わいに満足。


おしまい

----------------

・・・で今日19日は実家へ帰ってタイヤの履き替え
雪の季節へ準備完了です




















































高水三山 2010年12月 その1

2010-12-18 21:05:01 | 奥多摩・奥秩父・その周辺
2010年12月18日


デスクワークと忘年会でなまった体をほぐしに出かけてきました。
最近ブログ周辺で話題の高水山 rayさんmariさんmepannaさん が先日登ってらっしゃいますね。


高水三山は2度目、
といっても最初に登ったのは高校の時、遥か記憶のかなたでございます。


中央線の車内で迎えた日の出。
申し分のない晴天です。

軍畑の駅で降りたのは10名にも満たない人たち。
準備に時間をかけているうちに皆さん出発してしまいました。

のんびりとしたスタート
今日は静かに歩くことができそうです。

踏切を渡って・・・





さすがに空気は冷え切っております。








しばらくは舗装道路を歩いてゆきます。

mariさんの写真とかぶりますね~






栗の木、まだ実をつけていました










枯れ木にヒヨドリ


4



黄色も鮮やかな柚子の実











凍てついた葉と赤い実
ひんやりとした空気です





古い道標





高源寺のお堂です





厳しい顔つきの狛犬











舗装路はもう少し続きます。
傾斜の急になった谷あいの道を登ってゆくと
ようやく登山口へ






砂防ダムの脇の道を登ってゆきます。






奥多摩らしい暗い杉林をしばらく登ってゆきます。





途中に○合目という石碑がいくつも置いてありました。






道もきれいに整備されており、
道標が多いので迷うようなところはありません。

会う人も無く、とても静かな山歩きです。















しばらく登ると落葉樹の林に変わります。










落ち葉と霜柱を踏み締めながら進む。

このあたり、堂々とした大木も多いです。







山道を登っているとやがて常福院の建物が見えてきました。











こちらの狛犬はずいぶん穏やかな表情です。







明るい稜線の道を高水山頂へ






途中、大岳山が見えました






こちらは御前山








高水山頂に着きました。







ここはあまり展望はありません。
日が昇って少しずつ気温は上がってきていますが
耳たぶはまだ冷たいままです。

ほとんど休むことなく岩茸石山へ・・・



続く















大蔵高丸~大谷ヶ丸  縦走編

2010-12-11 22:48:01 | 奥多摩・奥秩父・その周辺
火曜日からしばらく出かけておりましたが、
ようやく我が家に戻ってきました。

だいぶ間があいてしまいましたが、大蔵高丸から大谷ガ丸のハイク編です。
(写真の順番は適当に入れ替えてます)


2010年12月5日

大蔵高丸の夜明けを味わった後、
富士山を正面に、南へ向かって歩き始めました。






振り返れば黒岳のどっしりした姿







真っ青な空の下、開放的な尾根道に松の木が映える。






ハマイバ丸は森の中。今は葉も落ちて景色が透けて見えています。
頂上を越えたところに富士山の見えるベンチがあります。


まだ日が登って間もなく、凍てついた枯れ葉の道











開けた道の途中から見る奥秩父主脈。





右側の国師ヶ岳から金峰山








その左には八ヶ岳







さらに八ヶ岳の左の彼方、雪をかぶった山が見えています。







左端は乗鞍岳、その手前中央は茅が岳ですが、右端遠方の山は?・・・
あとでカシミールで調べてみたら霞沢岳と焼岳でした。



途中のピーク、天下石






草原と森が交互に現れる縦走路。

明るい枯れ葉の道
大蔵高丸を離れ、今は人影もなく静か





















さほどのアップダウンもなく、大谷ヶ丸に着きました。
ピークの西側から南アルプスが見えている他は展望はありません。
山頂でチョコレートをかじり、湯の沢峠へと引き返します。






広がる青空
今日は風もなく、次第に気温も上がってきました。






わずかに赤い実を残す木がちらほらと







再び開けた草原からの南アルプス。
左端に塩見岳、そこから右に農鳥岳、間ノ岳、北岳

手前に広がる甲府盆地はうっすらともやがかかった感じ






左から聖岳、赤石岳、悪沢岳






秀麗な三角形の聖岳
こちらから見る姿はいいですね。
対称的にどっしりと根をおろした様な赤石岳

それらの間には兎岳の姿も見えます。







こちらは赤石、悪沢






鳳凰三山と甲斐駒ケ岳
こちらからだと甲斐駒より薬師岳、観音岳の方が大きく見えます。






気温が上がるにつれ南側斜面の霜が融けて
ドロドロになってきました。
ちょっとした斜面は慎重に歩かないとスリップしてしまいます。











大蔵高丸に戻ってきました。







広々とした草原の先に南アルプスの全貌






こちらは反対側の丹沢山塊です。






久しぶりに飛行機雲の写真






最後にもう一度富士山を映して山頂を後にしました。






湯の沢峠の草原、今は日も高くなり明るく気持のよい風景








泥道に難儀しながらも峠に帰ってきました。







朝から続いた青空のもと
十二分に展望を楽しんだ気持のよいハイキングでした。



おしまい










大蔵高丸の夜明け

2010-12-06 23:08:45 | 奥多摩・奥秩父・その周辺
2010年12月5日


前日の良い天気に気を良くし、ランチの後ザックに荷物を放り込んで車を走らせました。
大菩薩南部は富士山のビューポイントが多数、南アルプスの展望も良く
快晴の日に朝を迎えるには絶好の場所です。

中央高速大月ICをおり笹子トンネルを抜け甲斐大和駅近くで湯の沢峠への道に入り北上します。
真っ暗な夜道ですが峠の手前500mほどまでは舗装されており問題なく峠へとたどり着きます。
標高を上げるにつれ外気温は下がってゆき、やがて氷点下に。
先日の雨の名残の水たまりも凍っています。

駐車場の先客は2台。
車を止め、傍らのスペースにテントを張りました。
例によってビールを積んできたのですがさすがに寒い!
ワインか熱燗が良かった

月の無い夜、久しぶりに降り注ぐような夜空の星。
三脚出して長時間撮影してみましたが・・・ピンボケだらけ
だいぶ目の老化が進んできたようで、夜のファインダーは苦手になりました。

シュラフに潜り込んで眠りにつきます。
その後夜間に到着した車数台、そのたびに浅い眠りから覚め時計を見てはまた眠る。

山頂で朝を迎えるべく、5時に起きて軽く食べ物を口に入れ
歩きだしたのが6時ちょっと前。
既に東の空は白んできています。






峠からはしばらく草原、その先大蔵高丸へは気の間を縫って登ってゆきます。
丹沢の方角、オレンジ色に染まる空
夜明け前のこのグラーデーションが好きです。





駐車場からは、大きなカメラザックを担いだ人が間をおいて出発しています。

山頂に着くと間もなく日が昇り始めました。

富士山に向かって並んだ数台のカメラ、一斉にシャッターの音

















南アルプス連峰

















そして八ヶ岳






日が昇るにつれススキの穂が輝き、周囲が明るく光っています。

黒岳と雁ヶ腹摺山














そうして30分ほども経ったでしょうか。
やがてオレンジ色は淡く消えてゆき、空は明るい青に変わてゆきました。


夢中でシャッターを切っていた人たちはカメラを収め
早々に峠に下ってゆきます。
本当に皆さん富士山がお目当てだったんですね。

私はせっかくですから草原と枯れた森のハイキングを楽しみます。
霜で凍りついた道を南へ向かって歩き始めました。






続きは土曜日になるかな・・・











大蔵高丸~大谷ヶ丸 速報

2010-12-05 17:17:53 | 奥多摩・奥秩父・その周辺


この土日は、ほんとに安定した素晴らしい天気でした。
これは山に行かずばなるまいと、土曜の晩に車を走らせ大菩薩連嶺の湯の沢峠へ。


オレンジ色に染まる山々に見とれながら大蔵高丸山頂で迎えた夜明けです。


ここは秀麗富嶽十二景の一つです






白根三山






荒川、赤石、聖・・・





詳細はまた

ランチ

2010-12-04 18:23:25 | その他
2010年12月4日


今日はお出かけしてランチを食べました。
行った先は・・・












東京ドームホテルのブュッフェ

ついつい食べ過ぎてしまいました。























今日は快晴、43階からの眺めも素晴らしい
でも山の上の景色も、今日は最高だったでしょうね・・・
皆さまお出かけになっていることでしょう

















写真にはうまく写せませんでしたが、周囲には筑波山、赤城山、奥多摩、丹沢、富士山・・・




明日も天気がよさそうなので
これから出かけますよ!

富士山の見える山へ






梅ヶ瀬渓谷から大福山 2010年11月 その2

2010-12-02 21:26:26 | 関東の山
梅ヶ瀬渓谷からの続きです。






日高亭から少し引き返し、大福山に向かって登ってゆきます。
このあたりは竹林ですが、折れて倒れている竹が多数
どうしたんでしょう?





このコース唯一の急登といっても長く続くわけではありません。
しばし紅葉を見ながら登っていくと尾根伝いの道になります。

カミサンは昨日の走りの後で筋肉痛だといいながら歩いています。







稜線をつたっていくと開けたところに出ます。





なんと登った先には舗装道路が走っていました。





道路の傍らでは焼きそばの屋台も出てたりして・・・
ちょっと興ざめですが、景色が開けたところでとりあえずコーヒータイム


大福山の展望台は、道路を少し行った先にあります。










ここには、鉄骨造りの展望塔があります。
その上からの眺め










千葉県の山は山座同定するほど知りません
でも明るく開けた南房の山が見渡せます。


帰り道は、養老渓谷に向かって伸びている舗装道路を歩いてゆきます。
道路は味気ないですけど、その脇にずっと続いている紅葉はすばらしい。
しばしば立ち止まり写真を撮りながら歩いてゆきます。















































ホントに良い天気
車道をたどってこれから登ってくる人も多数
午後になって混雑しそうです。



坂道を下るとシイタケを栽培しているハウスがありました。
日干しにしているシイタケ





もう駐車場はすぐそこです。







車に戻り、谷沿いに養老渓谷駅へと戻ります。
駅前の県道に出てみると・・・

これから渓谷に入る車ですさまじい渋滞!

県道沿いに養老渓谷駅に向かって5kmぐらいは続いていたのではないでしょうか。
うーんお気の毒・・・


我々は帰り道の方向なのでスムースに走れました。
朝も8時半ごろに駐車場に入りましたが未だまだ余裕でした。
早く入って本当に良かったです。


久々に夫婦で歩いた紅葉狩りハイク、天気にも恵まれ楽しい一日となりました。


おしまい












梅ヶ瀬渓谷から大福山 2010年11月

2010-12-01 22:08:06 | 関東の山
2010年11月26日

袖ヶ浦のサーキットの翌日は
久しぶりにカミサンを連れての紅葉狩りハイキングです

ヤマケイの12月号にも紹介されていた梅ヶ瀬渓谷
車で養老渓谷の駅を過ぎ、谷をさかのぼって奥の駐車場に着いたのが8時半ごろ
この地域は今が紅葉の盛りとあって
イベントの開催もあり日中は混雑しそう。
でもこの時間はまだ静かでした。

天気は朝から快晴
駐車場の背後の崖
しっかりカエデが色づいていて先行きが楽しみです







この地域の地層は砂岩と粘板岩?が交互に重なっていて、もろい地層です。
沢の底も砂地なので濡れていてもつるつる滑る感じはありませんでした。








沢は途中でこのようなトンネルをくぐっています。










青空に突き刺さるような葉を落とした木
そこに絡まる蔦





沢は周辺の山を深くえぐりながら蛇行しています。





コースは所々で渡渉しながら奥に進んで行く。

標高差の無い千葉の山、平時の流れは穏やかですが、
ここもひとたび嵐になれば、周囲の木々をえぐって荒れ狂うのかもしれません。






沢の底は落ち葉が降り積もっていました。
















沢の流れにくるくると円を描くカエデの葉










崖の上にはきれいに色づいた木々
一年のうちでも一番色鮮やかな季節です。


















写真を撮りながらののんびりハイク
コースタイムを大幅にオーバーしつつも
源流部の日高邸宅跡にたどり着きました。









理想郷の建設を夢見てこの地に家を建て
たくさんの弟子を育てたという日高誠実
今はわずかに土台の石が残っているだけ
カエデの大木が静かに見守っています。


それにしてもこんな山奥に弟子たちは通ってきていたとは・・・


ここまではほとんど登りもありません。
ここから大福山まで一気に登りつめてゆきます。



続く