ゆっくりと山登り

登山、写真、その他日々のことなど

奈良倉山2011年11月

2013-11-30 22:23:46 | 奥多摩・奥秩父・その周辺

2011年11月24日

三ツ峠山から下山したのちもう一つ富士山の展望台を目指して車を走らせました。

目指した先は秀麗富嶽十二景の第5番、奈良倉山です。

御坂みちを甲府盆地に向かって降りていく。

この日も雲一つない青空の下、真白い北岳が輝いていました。

国道20号で笹子峠を抜け、大月の町でコンビニに寄ってちょっと一息。

紅葉に染まった岩殿山の脇をすり抜けて深城ダムへ。

急な山道をしばし走ると松姫峠に到着。

 

 

雁ヶ腹摺山から東に延びる楢ノ木尾根の向こうにちらりと富士山が頭を出していました。

 

松姫峠はすでに標高1250m、奈良倉山1349mまでは地図のコースタイムで45分ほどの行程です。

 

 

素手のこの標高では広葉樹はほとんど葉を落とし、

明るい道のりです。

 

落葉松はまだ黄金色

 

 

アップダウンもほとんどない、歩きやすい道です。

 

 

この標識からほんの数十m登ると森の中の山頂にあっけなく到着。

 

山頂の南西側に伐採されて開けたところがありました。

 

 

 

今朝登っていた三つ峠が富士山の手前に見えています。

 

秀麗富嶽十二景の中では最も富士山から離れているピークです。

きれいに富士山を撮るのにはちょっと時刻が良くなかった。

既にお昼近くになって太陽が南側に回っているので、

全体に白っぽい写りになってしまいました。

 

北側は木に囲まれていますが、ほとんど落葉しているので奥多摩の山々が透けてい見えています。

 

雲取山、山頂手前の開けた尾根道が良くわかります。

 

松姫峠へ引き返す。

常緑の松と落葉松と

道を挟んで対峙しています。

 

往復1時間ほどの、とっても短い山歩きでした。

秀麗富嶽十二景のこれまでの記録です。

〇 登って富士山の写真を撮った

△ 登ったけれど富士山の写真無し

× 登ったことがない

1番  雁ヶ腹摺山 〇、姥子山 〇

2番  牛奥ノ雁ヶ腹摺山 〇、小金沢山 〇

3番  大蔵高丸 〇、ハマイバ 〇

4番  滝子山 〇、笹子雁ヶ腹摺山 〇

5番  奈良倉山 〇

6番  扇山 △

7番  百倉山 〇

8番  岩殿山 〇、お伊勢山×

9番  高畑山 △、倉岳山 △

10番 九鬼山 ×

11番 高川山 〇

12番 本社ヶ丸 〇、清八山 〇

 


三ツ峠山 2013年11月

2013-11-28 21:28:58 | 御坂・富士山周辺

このところ忙しい日が続いたので、更新が遅れました(イツモノコトデスガ・・・)

コメントのお返事も遅くなって皆様失礼いたしました。

 

2013年11月23日~24日

富士山に鳳凰の雪形が出ていると聞いて三ツ峠に行ってきました。

ニュースなどでも皆様ご覧になったのではないかと思いますが、こんな感じです。

 

写真をクリックしてください↓

 

今回は写真をメインにと思ってましたので天下茶屋側の最短コースで登りました。

金曜日にちょっと遠くまで出張していたので、事前の準備ができず

土曜日も朝は野暮用で結局家を出たのがお昼頃。

午前中は中央道も相当渋滞していたようですが、出発が遅れたために帰って順調に河口湖まで行きました。

しかし!河口湖周辺が大渋滞。お天気が良く、また翌日ここでマラソン大会が開かれるとのことで

かなりの人が集まってきていたようです。

結局登山口に着いたのは3時半ごろになってしまった。

 

当然ですが山道は下山者ばかり。

何とか日のあるうちに登りたいということで、タッタカとのぼっていきます。

道端にはシモバシラ

秋も終盤、というよりは山の上は冬です。

 

つるべ落としの夕日にせかされるように登りまして

 

何とか明るいうちに登れそう。

 

 

 

しかし晴天の一日だったのに、三つ峠山荘に着いた時にはガスがかかってしまった。

富士山はどこ?

 

流れる雲のかなたに南アルプス

 

夜になると再び雲が薄れてきたようです。

開運山のむこうにすばるが登ってきた。

山際の不等辺五角形は御者座、上側の頂点にカペラが輝く。

 

甲府盆地が光の湖のよう

 

翌日、未明。

ガスはすっかりとれて甲府盆地の向こうに南アルプスも浮かび上がってきました。

 

近日点前のアイソン彗星がぎりぎり見えるかも、と思って早起きしたけれど結局わからず。

12月に再挑戦しましょう。

 

次第に富士山の姿も明瞭になってきました。

 

そして山頂の雪が赤みがかってくる。

 

 

日の出です。

 

初冬の晴れ渡った空ですが、

風もさほどなく、とても穏やかな朝です。

 

四季楽園側の広場へ

 

 

南アルプスも朝日に染まっていました。

 

白根三山

 

鳳凰山と甲斐駒

 

 

そして悪沢岳、赤石岳、聖岳

 

 

八ヶ岳

 

金峰山、国師岳方面

 

山中湖には朝霧が浮かんでいます。

 

 

小屋の屋根は霜で真っ白

 

 

 

ふらりと山頂へ

最高の眺めだな~

 

 

 

先日登った甲武信ヶ岳は鉄塔に隠れて見にくいのが残念。

 

 

再び三ツ峠山荘へ

クロが起きてきました。

最初に会ったときはまだ子供だったけれど、大きくなったなぁ。

 

 

日曜日の朝、これからどうしようかなと考えまして、

もう一つ別の山に行ってみることにしました。

ということでとりあえず、下山。

 

富士山よまたあとでね。

 

 

昨日ぬかるんでいた道もカチカチになって帰って歩きやすくなっていました。

すたすたと下っていくと、この日は登ってくる人ばかり。

まだ朝ですから当然ですけど、あまのじゃくな山行になりました。

 

クルマの窓ガラスには冬らしい模様が

 

国道を河口湖川にちょっと下ったところにある展望台から。

冒頭の写真はここでとったものです。

調度、鳳凰が正面に見えるベストポイントでした。

 

ということで、マラソン大会の混雑を避けるべく甲府側へ進み、大月方面へ

登ったことのなかった山に向かいました。

 

 

 


富士山を見に・・・2013年11月22日~23日 速報

2013-11-25 21:17:37 | 御坂・富士山周辺

2013年11月22日~23日

穏やかな好天に恵まれた土日

富士山を見に行きました。

鳳凰の見事な雪形が出ているということでした・・・確かに!

わかりますか?

 

未明の山は霜に覆われて寒かったけれど

素晴らしい眺めでした。

 

白根三山や

 

赤石岳、聖岳

雪をかぶってそれはそれは神々しい姿

 

 

そして八ヶ岳も

 

 

詳細はまた後日


雁坂峠から甲武信ヶ岳 2013年11月 その3

2013-11-09 18:31:44 | 奥多摩・奥秩父・その周辺

2013年11月3日

甲武信小屋に到着しました。

 

深い森の山、奥秩父にふさわしいたたずまいです。

小屋の前のベンチにザックを置いて、山頂に向かいます。

山頂まではひと登りの急登、森の中をジグザグと。

ザックがなければ体も軽く、ぐいぐいと進みます。

 

まもなく森の中から飛び出して背後に視界が開けます。

富士山を背後に木賊山がどっしり構えています。

 

 

そして山頂に出ました。

三角点がない代わりに大きな標識が立っていました。

 

今まで隠れていた景色が一気に開けます。

まずはお隣の三宝山

手前に突き出した大きな岩に立つ人も見えました。

 

北側に御座山、遠くには浅間山

 

八ヶ岳が全容を現しました。

 

編笠、権現、赤岳、横岳、硫黄岳、天狗岳・・・

 

そして国師岳から金峰山と続く奥秩父主脈縦走路

 

金峰山の右には甲斐駒ケ岳、そして鋸岳、その先には中央アルプス、空木岳から木曽駒まで

曇り空ではありますが、ピークが一つ一つ見分けられます。

 

 

 

そして富士山

しかし今日は主役よりも印象的な、手前に広がる山並みのシルエット

 

 

東側に戻って先ほどの岩場からは唐松尾山、和名倉山、飛龍山、雲取山、さらには川苔山まで

奥秩父から奥多摩まで続く山々が良く見えています。

 

そろそろおなかも空いたので小屋に戻ります。

その前に・・・小屋の手前にロープが張られた分岐路、

もう記憶が薄れていますが、東沢につながる道でしょう。

かつて東沢を遡行してここに出てきたことがあるはず、です。

 

 

小屋の前に戻ってきました。

 

昼ごはんはいつものラーメン

そして小屋で手に入れたビール。

 

さてそろそろ下山しましょうか。

帰りは木賊山に登ってから、徳ちゃん新道を下ります。

森の中を少々登ると、開けた斜面に出ました。

振り返れば、先ほどの甲武信ヶ岳

次に来るときは、秩父から十文字峠経由?あるいは沢から?

いつか金峰~雲取縦走もやっておきたいですね。

夢ふくらましながらここを後にします。

 

 

 

間もなく木賊山、森に囲まれて展望はありませんが、

木のテーブルがある落ち着いたところ。

 

 

山頂を超えると鶏冠尾根を分けてから、戸渡尾根の分岐に出ます。

しばしこの尾根を下ると展望の良い場所に出ました。

眼下に望む広瀬湖、徳ちゃん新道は

あそこに向かって標高差1200mあまりを一気に下る道です。

 

 

大菩薩から丹沢に至る山並み 

 

 

あとは森の中の急な道をぐんぐん下ります。

逆方向に登ってくるパーティも何組かいらっしゃいました。

確かに甲州側から甲武信ヶ岳に登る最短コースですが、

なかなか辛そうな登りです。

ひたすら下り続けるのもしんどいですが・・・

それでも次第に高度を下げ、標高1500mあたりからは

紅葉が再びみられるようになってきました。

少々疲れ気味の足取りですが、周囲の鮮やかな色合いに励まされつつ下っていきます。

 

 

 

 

 1450mぐらいで枝尾根に入り急斜面を下る。

周囲がますます鮮やかになってきました。

 

 

 

 

ようやく西沢渓谷から続く遊歩道に出ました。 

今までの静けさがウソのように、たくさんの人・人・・・

 

帰りのバスも混雑するかな・・・と、

だんだん急ぎ足になってしまいます。 

 

 

 

それでも時々周囲にカメラを向けつつ歩いていく。

 

 

バス停に着くと、ちょうど山梨市の市営バスが停まっており、

聞けば山梨市駅に直行する便とのこと。

そそくさとバスに乗り込み何とか席を確保できて

あとは駅まで揺られていきました。

 

山梨市駅でビールを買い込み、列車に乗り込めば

あとはのんびり帰るだけ。

 

三連休で行き帰りこそ人ごみの中でしたが、

晩秋の趣漂う雁坂峠~甲武信ヶ岳の稜線は

静かで味わい深い山旅となりました。

 

おしまい

 


雁坂峠から甲武信ヶ岳 2013年11月 その2

2013-11-07 21:37:42 | 奥多摩・奥秩父・その周辺

2013年11月3日

雁坂小屋の幕営地で迎えた朝

夜は相当な冷え込みを覚悟していたのですが、思いのほか暖かい朝でした。

テントに結露もなく撤収も楽にすみました。

再び峠への道を登り返します。

 

峠にたどり着いて真っ先に目に入ったのがこの風景

 

昨日はガスがかかって全く見えなかった景色を前に思わずニンマリ

さっそく、甲武信ヶ岳へ向かう縦走路を歩き始めました。

 

 

 

背後にも水晶山から唐松尾山へとつづく稜線。

遠くには奥多摩の山も見えています。

 

だらりとした稜線をしばらく登っていく

 

本日最初のピークは雁坂嶺

 

 

目の前には黒金山から奥千丈ヶ岳へつづく稜線、その先には南アルプス

赤石岳、悪沢岳から塩見岳、白根三山と続いています。

天気が良ければもっとくっきり見えるのですが・・・

 

雁坂嶺の山頂を超えると、これから向かう縦走路が見えてきます。

左手前に破風山、その奥に木賊山、真ん中に目指す甲武信ヶ岳、右には三宝山

 

縦走路は、ところどころ縞枯れのようになっています。

 

ちょっと痛々しい枯れ木の林ですが、

その下からは次の世代の木が育っています。

 

 

 

雁坂嶺から鞍部に降り立ったところから

 

何せ富士山を見るとシャッターを切りたくなってしまうもので

同じような写真がいっぱいありました。

 

鞍部から標高差百メートル強の急な登りをこなすと東破風山

この縦走路は甲武の県境ですが、標識は埼玉県

 

東破風から破風山まではところどころ岩が混じった道

とても長めの良いところです。

右手に乾徳山から黒金山

 

そして黒金山から北奥千丈ヶ岳、国師ヶ岳

奥秩父一番高いあたりです。

 

 

眺めを楽しみながら先に進むと間もなく破風山

 

山頂を超えると目の前に木賊山から甲武信、三宝と大きく迫ってきました。

破風山からは岩交じりの道を300mほど急降下

甲武信方面から来た登山者とすれ違いますが、

皆さんちょっと顔をしかめつつ登ってきます。

 

 

この開けた場所からの眺めもなかなか良好です。

赤久縄山をはじめとする西上州の山々、遠くには榛名山

 

 

その東側には八町尾根から両神山に続くギザギザの尾根、

はるか先にうっすらと赤城山

 

破風山から一気に下っていくと笹原の広がる気持ちの良い鞍部となっています。

 

そこには破風山避難小屋

中はきれいに整備されていて快適そうです。

 

南側の谷間に降りる方向には水場の標識もありました。

ただし、地図には水場まで20分とあったので今回はスルーします。

 

 

調度、雲が薄れて青空が広がっていました。

小屋の前にはベンチ・テーブルもあってのんびりするには良いところです。

 

 

さてここから木賊山までが事実上本日最後の大きな登り

笹原の緩やかな尾根道は次第に傾斜を増して

シャクナゲの密集したトンネルをたどるようになります。

花の季節はきっときれいでしょうね。

 

ひと頑張りすると、目の前が開けて花崗岩の砂地になります。

サイノ河原とあるあたりです。

 

 

ここから破風山を振り返る

 

その北側のはるか先に武甲山も見えていました。

 

前のほうからトレランの男性がやってきました。

私とは逆コースで徳ちゃん新道を上がって雁坂経由で西沢渓谷に降りるとのこと。

さすがにスピードがあります。

 

再び森の中をしばらく上ると道の傾斜が緩んできます。

木賊山はもうすぐ。

 

甲武信小屋に続く巻道への分岐です。

木賊山は帰り道に通るので、ここは小屋へ近道をとります。

 

 

木の陰から甲武信ヶ岳が見えてきました。

 

そして甲武信小屋の前に出ました。

 

初日のバスの混雑には辟易しましたが、ほとんどは西沢渓谷のハイキングのひとばかり。

雁坂峠への登りからここまで、それなりに登山者はいますが思っていたよりも少なく、

ここまで比較的静かな旅ができました。

 

 

続きます。

 


雁坂峠から甲武信ヶ岳 2013年11月 その1

2013-11-04 19:24:55 | 奥多摩・奥秩父・その周辺

2013年11月2日

三連休、カミさんとの自動車争奪戦に敗れ、

電車に乗って塩山へ。

既にバス停には、長蛇の列ができておりました。

残念ながら席には座れず、1時間揺られて西沢渓谷入り口のバス停に到着。

 

 

まだ青空が広がっております。

山の斜面は色づいており、奥には鶏冠山の岩峰が見えています。甲武信ヶ岳はあの向こう。

 

 

ほとんどの人は西沢渓谷の散策に向かう中、一人逆方向へ。

 

 

先ほどの喧騒がうそのような静かな道のりです。

雁坂トンネルに続く立派な橋の下をくぐる。

しばらくは舗装された林道を歩くいていきます。

 

 

周囲の山の紅葉は・・・この辺りはもう少し先か

 

時折現れる鮮やかなカエデの葉

 

 

青空が気持ちいい

 

 

 

沢沿いの道をさかのぼるにつれて少しづづ赤みが増してきているような。

そんな変化を楽しみながらのんびり歩いてゆきます。

 

 

 

 

林道の終点に来ました。

峠が近づくにつれて雲が増えてきたようです。

 

 

山道に入るとこの辺りから先がちょうど紅葉のピークのようでした。

 

 

赤や黄色の、カエデのモザイクが素敵

 

左右の錦を眺めながら、落ち葉を踏みしめて進む。

 

 

沢の二股で一旦河原に降ります。

 

 

調度おなかが空いたのでここで食事にします。

沢の流れの音が耳に心地よい

 

 

峠沢に入り、右岸の道をたどる。

紅葉もこの辺りではそろそろ終盤。

周囲の木々は葉を落として明るくなってきました。

しかし頭上はべったりと雲に覆われています。

 

 

やがて道は沢を離れ急斜面をジグザグに登り始めます。

 

井戸ノ沢を横切るところ

 

 

次第に森は広葉樹から針葉樹へ

 

ここからは急斜面が続きます。

最近は高度計を見ながら

次第に数字が上がるのを楽しみに歩くようにしています。

 

やがて開けた斜面へ

遠くはかすんでいます。

 

次第に主稜線が近づいてきているのがわかります。

 

晴れていれば気持ちの良い草原です。

でも汗かきの自分には曇り空で良かったのかも。

 

笹原を大きくトラバースした後、

最後の急斜面を登って・・・

 

雁坂峠に出ました。

ここは日本三大峠の一つだそうです。

 

水晶山に連なる稜線も雲の中

 

辿ってきた沢を見下ろす。

遠くのほうは晴れているのかもしれません。

 

それにしても、峠に出たとたんにすさまじい風。

雨具を羽織っていても体が冷えてきます。

 

早々に峠の向こう側にある雁坂の小屋へ向かうことにしました。

甲州側の明るい笹原に比べ、武蔵側は鬱蒼とした森になっています。

 

 

木々の間からゴツゴツした両神山が見えました。

 

まもなく森が広葉樹に変わると

 

雁坂小屋に到着。

ご主人が明るい声で迎えてくださいました。

 

テント場は小屋の少し先の稜線上

私が付いたときにはまだ空いてましたが、

そのあと次第にテントが増えて行き近くのスペースはほとんど埋まったようです。

 

私が設営した近くでは、いろいろな形のテントが立ち並びました。

ベテラン女性二人組は、U字型フレーム一個で建てるTerra Nova のLaser  Ultra、

若手の三人組はトレッキングポールをA字に組み合わせるタープテントとY字型フレームの軽量テント、

はたまた雲取山から金峰山まで縦走中という単独の男性は

タープを張った下にビビイサックとウルトラライトな装備。

それぞれお互いに張ったテントの中をのぞきに行って

付近は住宅展示場の様相。

自分もあんなテントがほしいけれど、結構高いんだよね・・・

さて、狭いながらも楽しい我が家に戻り恒例の行事

 

ここは稜線から離れているせいか、風もあまりなく

また雲のおかげで冷え込みもさほど出なかった。

眺めは寒々としているけれどなかなか快適であります。

 

夕食はアルファ米をキノコスープでリゾット風にして、チーズを加えたもの。

ナゲットと、定番の豆+小魚でウィスキーをちびりちびり。

 

両神山の周囲を流れる雲

明日の天気を少し気にしながら夕暮れ時を迎えました。

 

続きます

 

 


雁坂峠から甲武信ヶ岳 2013年11月 速報

2013-11-04 14:09:48 | 奥多摩・奥秩父・その周辺

2013年11月2日~3日

奥秩父主脈の甲武信ヶ岳に登ってきました。

ここに登るのも約20年ぶりぐらいかな。

その時は、会社の同僚A君と東沢を遡行しました。

丹沢にいくつかの沢登りをやって、奥秩父の沢の初級コースに挑戦。

スケールの大きな美しいナメに感嘆しつつ、私は両門の滝で滑落したりと思い出深い山行でした。

 

そんな久しぶりの甲武信ヶ岳、右手のおむすびみたいなピークです。

 

 

西沢渓谷のバス停から、雁坂峠に登りテントで一泊

途中の紅葉を愛でつつ

 

 

 

奥秩父の深い森を味わい

 

時に明るい稜線歩きを楽しみ

 

 

好展望に心躍らせ

 

 

富士山の姿に畏怖する

 

 

天気こそピーカンとはいかなかったけれど

良い山旅になりました。

 

詳細はまたあとで