ゆっくりと山登り

登山、写真、その他日々のことなど

清澄庭園

2010-01-31 18:36:37 | 花や動物


本日、日曜日は本にかじりついていました。
読みだすと止まらなくなるほうで、読みごたえのある本を
一気に読みきった後は心地よい脳の疲労感。
ちょうど山で一日歩きとおした後のような
感覚に近いものがあります。


こちらは昨日の午後、ふらりと出掛けた清澄庭園
大河ドラマでちょっとホットな?岩崎弥太郎ゆかりの場所だそうです。

現在は庭園全体が半分に分けられて解放された公園と、
管理された日本庭園があります。








公園のスズメ
人に慣れていて、何かくれるのかと近づいてきました。





庭園の中の大きな池にはたくさんの鳥たち。
売店で餌を売っているので、人が池のほとりに行くと
集まってきます。






昼過ぎの太陽を反射し、水面がキラキラと。





おっとりしているようですが、餌をやる人が来ると
その取り合いはすさまじい!
仁義なき戦いが繰り広げられます。




水面下では大きなコイも餌を狙っています。





物欲しげに口を開けて待ってますが、
コイと鳥の餌の取り合いは鳥に分があるようです。






目が点











1月末にしては暖かい日です
午後の日差しを浴びてくつろぐ姿も長閑です。












上越新幹線

2010-01-30 22:28:42 | その他

昨日、金曜日は出張でした。


上越新幹線の車窓から写した浅間山
真っ白に雪をかぶり、群馬の山並みにおいても抜群の存在感









荒船山、妙義山の姿も見えました。




さらには赤城山、谷川岳、上州武尊山
美しい山々を前に指をくわえて見ているだけとはちょっと悲しい。

帰りに酒を飲みすぎて今朝は辛かったです。







自然教育園

2010-01-26 21:52:05 | 花や動物

1月24日
日曜日の自然教育園、残りの写真です


園内にそびえる巨木たち




このほかにもシイの木、松の木、
多くの虫、鳥たちを住まわせ養っています。













こちらはムクロジの実





そして森の中では次の世代が育ち、様相を変えてゆきます。





種をまき散らした後の殻も面白い造形







わずかながら咲いていた椿




青空を見上げるツグミ





湿地の中で、春に向けて葉を伸ばす・・・





ガマの穂が光を浴びてゆるゆると揺れる








都会の真ん中に残る武蔵野の原風景、
ここだけは空気さえも周囲とは違うような気がしました。





ユキワリイチゲとマンリョウ

2010-01-25 22:22:44 | 花や動物

2010年1月24日

自然教育園の続き

思いがけず見つけた紫色の小さな花ユキワリイチゲ
花の数は少なかったのですが、
一月からこんな花が見られるとは。

近くで写真を撮っている方に聞いてみたところ
毎年他の花に先駆けて花を開くのだそう。
でも今年は少ないらしいです。


















自然園の道沿いにたくさんの万両の実
冬枯れの季節に彩りを添えています。









あと目立っていたのはアオキの実でした






いびつな形の実がありますが、
アオキミタマバエという虫が寄生しているのだそうです。





福寿草

2010-01-24 22:04:14 | 花や動物

2010年1月24日


枯れ葉の中から元気な黄色い花を広げて
一足早く春の気配を運んでくれます。






なぜか慌ただしい日々が続く一月になってます。
森に囲まれた静かな時間を求めて、
目黒の自然教育園へぶらりと出かけました。




















都心に残る武蔵野の森の雰囲気
鳥の声もにぎやかな園内には鶯や鷹の姿も見られます。

こちらはツグミ




冬にあって、穏やかな晴れ間の一日でした


伊予ガ岳 2010年1月 その2

2010-01-18 23:51:44 | 関東の山

山頂、青空の元で展望を楽しむ。

登る途中、2組のパーティーとすれ違いましたが
今は山頂を独占です。


富士山もくっきりとはいきませんが、雪をかぶった姿を見せています。
PLフィルターをかけて何とか写し出してみます。






東京湾の向こうに三浦半島、その向こうは相模湾、そのまた先に富士山が浮かんでいます。
ちょっと不思議な風景でした。





さすがに東京湾、行き来する船も多く。





遠方にうっすらと山影、奥多摩でしょうか・・・。





伊予ガ岳も双耳峰です。
三角点のある北側の峰、この後で立ち寄ってみます。





南峰の岩のピークは柵があります。
誰もが気軽に楽しめる山としては致し方のないところ。




横から見るとピークはこんな感じです。




北峰に向かう途中から振り返る





枯れ木と常緑樹が入り混じっています。
真冬でも緑を感じるというのも良いものです。






北峰の三角点





もう一度富山




懐に畑や集落を抱え、人の暮らしに近い山です。




山頂に別れを告げ、来た道を戻ります。
この後いくつかのパーティが登ってきました。
かなりの団体さんも来ていました。
鎖場は混雑するでしょう。
早い時間に登って良かった。




里山の道を通りぬけて







神社に帰ってきました。







境内をふと見回すと
梅の花がほころんでいます。

一足早い春の気配




この後、富山に登ろうと思っていたのですが
地元のマラソン大会?で麓の駐車場がいっぱい。
目先を変えて、麓のあちらこちらで咲いていた
花の撮影にしました。


菜の花畑




小さな蜂も花に誘われて





水仙の花も咲き誇っています。





















冬山らしい雪の世界もいいですが、
温かみを感じる里山の風景、身近な山もまた味わいがあります。

天気が良い休日、ふと思い立って出かけられる場所が
また一つできました。


伊予ガ岳 2010年1月

2010-01-17 18:16:23 | 関東の山
2010年1月17日

日曜日の半日を使ってハイキング。
ray-mariさんやsuikaさんのブログを見て、
千葉県の山を登ってみようと思い立ちました。
かつて千葉県人だったにもかかわらずあまり目を向けていなかった山々です。


今回は伊予ヶ岳に登りました。
千葉県に唯一ある「岳」だそうです。







平群天神社の駐車場が起点です。
鳥居の内側に二本の立派な楠があります。













しめ縄をまとった狛犬、背後のとがった山が伊予ヶ岳です。








神社にお参りして歩き始めました。
青空で風もなく、快適です。





標高こそ低いですが、立派な形をしたピークです。






道は良く整備してあり、快調に進みます。

















急なところはこんな階段になっています。




森の中を登ると間もなく展望のきく斜面に出ました。
向かいの双耳峰は八犬伝で有名な富山です。
里山の風景がなんとも長閑です。





頂上の岩が近づいてきました。






展望台の分岐です。
東屋やベンチもあります。









ここからは岩場の混じる急登です。
岩場自体はなんてことは無いのですが、
乾いた土や細かい砂利がのっているところは滑りやすく
慎重に足を運びます。




こうしたロープのついた岩場を数か所超えると
山頂が見えました。







岩場越しに見る富山。
なかなか形の良い山です。
昔から注目を浴びるというのもうなづけます。




今日は風もなく展望も霞みがちですが
富士山も見えました。




写真を撮りながら羊羹を食べて一服。
ハイキングには絶好の日和です。


続く

北八ヶ岳 2010年1月 その3

2010-01-12 22:54:49 | 八ヶ岳


小屋から山頂まではトレースが踏み固められており、
スノーシューではなくアイゼンをはいて登りました。
日の入りに合わせるべく、急いで登ります。

山頂には数名、カメラを構えて待っている方がいました。

すでに赤みを帯びた空、白い山がゆっくりと色合いを変化させてゆきます。
私の好きな時間帯。
風は強くとも景色に見とれずにはおられません。






午前中空を覆っていた雲はほとんど消えて八ヶ岳の上空にぽっかり浮かぶのみ。





南アルプス遠望




北アルプスも今は雲が晴れています。




槍ヶ岳の尖がりが見えます。





日の入りが近づいてきました。










荘厳な風景を目に焼き付けて小屋に戻りました。
この夜は星もきれいに見えており、
明日も好天の予報、朝のご来光も期待していたのですが・・・


未明より濃い雲に覆われ、雪も降ってきました。
朝はご覧の灰色の世界。




天狗の木の像も凍えています。




昨日とは打って変わったモノトーンの世界









とりあえず山頂に立ってみましたが、展望まったくなし。
早々に退散




















ピラタスのあたりも真っ白。ホワイトアウトに近い状況ですが、
トレースと標識の赤い旗を頼りにロープウェイ駅に戻りました。




なにはともあれ雪山を楽しめました。
今年のスタートとしては十分成功です。

次はどこへ?


終わり


北八ヶ岳 2010年1月 その2

2010-01-11 18:43:40 | 八ヶ岳

北八スノーハイク続きです。
縞枯山の展望台を後に、茶臼山との鞍部に降りて行きます。


縞枯の枯れてないほうがモンスターなら・・・




枯れているほうは槍を立てて構える衛兵でしょうか。
枯れた後に続いて、次の世代の小さな木が育ち始め
クリスマスツリーをいくつも並べているようです。




鞍部からひと登りで茶臼山山頂です。
ここは森にかもまれ展望はありません。




山頂の標識から、少し西に出たところが展望台です。

鳳凰三山、北岳、甲斐駒、仙丈・・・
朝は雲をかぶっていた甲斐駒ですが、頭を出してくれました。




茅野の盆地と伊那の谷間を挟んで中央アルプス




蓼科山の裾の向こう、
車山辺りも白く光っています。
彼方には北アルプスも見えています。








南八ヶ岳も先ほどよりはっきり見えてきました。
明らかに雲は少なくなってきています。





見下ろせば森の中にぽっかりと白い平原
これから向かう五辻のあたりでしょうか




展望台の頭の岩はびっしり凍りついています。
風が強いのでここも長居は無用と出発します。




茶臼から鞍部に降り、西に向かってだらだらと下っていくと
先ほど上から見えた平原に出ました。
五辻の分岐です。




広く明るい雪原、ところどころにウサギの足跡






スノーシューとスキーのシュプール
気持のよいハイキングコース














茶臼を振り返りつつ
ロープウェイ山頂駅へとゆるく登ってゆきます。





途中の展望台です




再び森を通って進むと・・・







北横岳が間近に見えてきました。
このころには山頂を覆う雲はほとんど消えて
すっかり晴れ渡っていました。




何んとも気持のよい道・・・
ついつい同じような写真が続いてしまいます。









ロープウェイ駅をこえて坪庭を横切り
今度は北横岳へ登ってゆきます。




坪庭の溶岩の台地を挟んで縞枯山
今日のコースを振り返ります。




三ツ岳の岩峰が見渡せるところに来れば
小屋はもうすぐ




北横岳ヒュッテに着きました。
薪ストーブの暖かさは魅力ですが、
今日はもう一仕事、
カメラを抱えて北横岳の山頂へ



続きます

北八ヶ岳 2010年1月 その1  

2010-01-10 22:13:09 | 八ヶ岳
2010年1月9日-10日

2010年最初の山は北八ヶ岳
毎度おなじみの、ピラタスから縞枯山、茶臼山、北横岳
雪が多めという今年、スノーシューを楽しんできました。


車で中央高速を諏訪へ
甲府盆地は快晴、南アルプスの三千メートル峰もきれいに見えていましたが
八ヶ岳のピークは雲に覆われています。
先行きに不安を感じつつもインターを降りて
ピラタスのロープウェイ駅へ向かいました。
坪庭に降り、今回はまず縞枯山を目指しました。
雲は多いですが青空も見られます。










深い雪の中にもウサギの足跡
快調に縞枯山荘へ






雨池山






雨池峠を目指すパーティー
連休ということもあって、入山者は多いようです。
トレースもしっかりしています。











雲の流れが速く、縞枯山の上に太陽が見え隠れしています





雨池峠に着きました。
振り返ったところ。






枯れ木にエビのシッポ







木の枝には霧氷がとげとげと付いていました。





縞枯山を取り囲むモンスターたち




雨池峠からはしばしの急登
崩れやすい柔らかい雪道に、スノーシューで登っているみなさん
難儀していました。




それでも一汗かいたころ山頂へ




そして、南東にある展望台へ
素晴らしい展望です
こちらは両神山や奥秩父の峰




金峰山も白く雪をかぶっているのが見えました。





南側には茶臼山の向こうに南八ヶ岳
右遠方は南アルプス




北側には縞枯山頂の向こうに北横岳





展望もそこそこに、目の前にどっしり構えている
茶臼山を目指します。






続く

西伊豆スカイラインから修善寺へ

2010-01-04 23:01:40 | その他

1月3日は西伊豆スカイラインから修善寺へドライブ

スカイライン途中からの富士山の眺めが目当てでしたが、
この日は雲が多く展望はいまいちです。
ただ達磨山のあたりの笹原の続く稜線はなかなか好ましく
このあたり穏やかな日にハイキングするのも良いと思いました。
道路が近いのは興ざめですが。
それでもだるま山高原のパーキングからは富士山が望めました。

中腹の雲は邪魔ですが、
海越しに見る富士の風景はちょっと新鮮でした。




南側のせいでしょうか、雪が少なめです。








内浦の入江あたり





淡島がぽっかり浮かぶ




海はこんな感じで荒れ気味(これは土肥のあたりです)




スカイラインから修善寺に降りてお参り




歴史を感じさせる境内
修善寺の街は観光客でそこそこ賑わっていましたが
お寺の中は人ごみというほどもなく
比較的落ち着いて参拝できました。








表情

2010-01-03 23:09:58 | 花や動物
年が明けて2~3日は、家族で伊豆に観光旅行でした。






















2日は数十年ぶりに伊東のシャボテン公園に行きました。
その名の通りサボテン(シャボテンともいうらしい)の温室がいくつもありますが
それ以上に、色々な動物を至近距離で見ることができる動物園として
結構面白いところでした。
(あまりに記憶が古すぎて、中身をほとんど覚えていなかった)

動物の表情を見ていると人間より人間くさく感じられてきます。




この眠そうな目で食欲旺盛だから可笑しいカピパラ






天下をとったという感じのインコ






愛嬌ありげな黒鳥





おどおどした白鳥





でも水に浮かべば優雅です






けだるいカンガルー





ワラビーは頑張ってますが




でもやっぱり眠い










きどってますが、仕草はユーモラス







動物園の「黒幕」といった感じのハト






マンガみたいなやつ
でもやっぱり愛くるしい






思慮ぶかいのか何も考えていないのか・・・






アンバランスな目






ちょっと卑屈な顔つきにも見えますが





二人なら幸せ





僕たちはそれぞれの道を行く






看板背負ってます






一応平和主義です






アラシなんて言われているけどね





新年早々、戯言失礼しました


謹賀新年2010

2010-01-01 00:09:06 | その他

新年明けましておめでとうございます。

今年も、のんびりと山と写真を楽しんで行きたいと思います。

最初はお正月らしく凧上げの写真から








今年も皆様とともに真っ青でさわやかな空に恵まれますように!

どうぞよろしくお願いいたします。

2010年元旦

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