2014年4月29日
モッチョム岳から下山して、観光組と合流した我々は
屋久島最後の晩を過ごす永田の宿へレンタカーで向かいます。
ちなみに観光組は滝めぐり、フルーツセンター、海中温泉などをまわってきたとのこと。
山登りもいいけれど、そんなのんびり旅もいいですね。
途中、宮之浦港の観光センターによって
コインロッカーに預けた荷物をピックアップ。
(コインロッカーは48時間が上限ですが、あらかじめ観光センターの人に断って
追加料金を払っておくと延長してもらえます。)
島を半周する間に、日はだいぶ傾いていました。
今夜の宿、送陽亭という名の通り海に沈む夕日が絶景だそうです。
この日は雲が多く太陽の姿こそありませんが、
ほんのりオレンジに染まった空に心動かされました。
こちら送陽亭
ウミガメの産卵を観察する海岸のそばにあり
周囲に建物は少なく静かで落ち着いたところ
上は受付やダイニングがある建物で、宿泊するところは道路の反対側の山の斜面に立っています。
いくつもの古民家を移設してきたそうでそれぞれの建屋ごとに客が泊まれるようになっています。
我々7人に割り当てられた部屋は、長い廊下の奥。
とても趣があります。
上の写真の広さの区画(和室2部屋+縁側板間+6畳ほどのテラス)が3区画分
7人で泊まるには広すぎるぐらいのスペース。
左右の2区画を、女性部屋、男性部屋とし
真ん中の区画を宴会部屋としました。
この建屋の中にもお風呂がついていますが
受付のある建物には共用の檜風呂と岩風呂があります。
(泊まっているグループ単位での時間交代制)
さて部屋に入って荷物を片付けたあと風呂へ。
その前に・・・ちょっとひと遊び
海岸は水も砂も本当にきれい、海水も潮の影響か思ったより暖かい・・・ということで
海水浴!
ちょっと加工しました。
WKさん、コインロッカーにシュノーケルまで預けていました。
波打ち際近くに岩風呂、
入っていると波が押し寄せてきます。
岩風呂の前はこんな感じ
海岸に向かった東屋にはハンモック
そんな感じで日は暮れていく
さて風呂に入った後は、部屋に戻ってビール!
宿の近くにお店はないけれど、F君が車で買い出しに行ってくれてました(本日のMVP)。
(各部屋に空の冷蔵庫もありますので冷やしておけます)
せっかくですから外のテラスで乾杯!
そして三岳の春限定バージョン
とてもまろやかでうまかった!
今日はお食事つきです。
ダイニングは海岸のすぐ上にしつらえてあって、ここの眺めも抜群。
屋久島らしい素朴なお料理
そして伊勢海老のお味噌汁
もちろんこの間も焼酎を飲んでました。
すると小屋のご主人が焼酎の瓶を抱えてテーブルを回ってくる。
我々のテーブルにもきてお話ししました。
もともと海の眺めの良いこの地にパレット(貨物の輸送に使うやつです)を並べて
休めるようにしたところから始めて、ここまで広げてきたとのこと。
ところで今回この宿を選んだのは、数年前にSKさんが屋久島をレンタカーで回っていた時のこと、
調度この宿の前に来たところで車が脱輪して溝に落ちてしまった。
その時この宿の人が出てきてみんなで助けてくれたのだそう。
宿泊客でもなかった通りがかりのトラブルだったのに、
ずいぶんと親切にしてもらって次に屋久島に来ることがあったら
ぜひ泊まりにくると決めていたのだそうです。
宿の主人にそんな話をして、またお酒を進められて・・・
この後も夜の海岸を散策し、部屋に戻ってまたテラスで飲み始めて
屋久島最後の夜は更けていくのでした。
4月30日
そして屋久島で迎える最後の朝
まずは早朝の岩風呂で、波しぶきを浴びながら風呂に入る。
そして朝食
納豆に干物、梅干しに汁物、海苔
何故かご飯をお変わりすると玉子が一個ついてきます。
締めくくりのジャンプ
宮之浦港に戻ってお土産を買って船にのる
屋久島、いい島でした。
・・・
ツアーの都合上、鹿児島に戻ってからも結構時間があります。
まずはドルフィンポートへ寄って足湯
ドルフィンポートの中の酒屋で買った地ビール
サツマイモでできていて、黒、金、赤があります。
金と赤を購入
赤は紫芋でできていて本当に赤いんです。
おそめのランチは観光案内の人に聞いて黒豚を食べに天文館のこちらの店へ
きびなご刺を肴にまたまたビール
蒸鍋料理セット
私はオーソドックスにロースかつ
まだまだ時間はあるぞということで、城山まで
最後まで山登るんかい
ひと汗かいたのでまた飲んでる
鹿児島湾の眺め
そして空港へ
こうして屋久島の旅はめでたくお開き
飲んで食べて登って・・・
あまりに盛りだくさんで充実した旅でした。
参加メンバーの皆様、素晴らしい旅になったのも皆様のおかげ
本当にありがとうございました。
帰宅して体重計に乗ってびっくりした人多数・・・
もちろん
使用したエネルギー < 充填したエネルギー
おしまい
そして、屋久島の魅力が十二分に伝わってくるレポートでした。
定年退職時に30万円相当の旅行券が貰えるので旅行先の候補に挙げたいくらいです。
私も女房を連れて再訪するかな?
trekker-kさん、若いって良いですね。
弾けた屋久島でしたね!
本当に読んでいて充実感漂う登山&旅行でしたね
屋久島自体は以前に観光でも行っているのでもう3回になりますが、
それでもまた訪れたくなりますね~
こんなに多くのボリュームと濃い内容、みなさんも楽しそうで!
大昔、淀川小屋~宮之浦岳~尾の間に抜けたことがあります。栗生浜にBC張っておいて。
そびえ立つモッチョムに感動、キビナゴにも感動。
訪れたいものです。
私もリピーターになりそうです。次は花の季節がいいかなーなんて思ってます。