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ゆっくりと山登り

登山、写真、その他日々のことなど

裏岩手縦走 2011年8月 その5

2011-08-28 18:53:00 | その他の山
2011年8月16日


最終日、最後にもう一度岩手山を拝みたいと思って早起きしましたが、
外は濃霧、雨もぱらついているようです。

同宿のお二人も夜明けを山頂でと早起きされましたが、
がっかりな天気です。
それでもてきぱきと準備を整え、出発されました。
お二人を見送った後、自分も荷物をまとめます、
今日は一日雨模様ということで
一眼レフもザックにしまいこみ、
雨具を着込んで出かけました。





今日はお花畑コースをとって網張温泉に下る予定。
最初はざれた斜面ですが、すぐに森の中に入り、
ぐんぐん下ってゆきます。
昨日通った鬼ヶ城の稜線もガスの中です。






やがて目の前が開け、湿原の木道に出ました。










霧の中の薄暗い道ですが、周囲を小さな花が飾ってくれています






いったん森に入った後、沢沿いの道になります。






ここは地獄谷につながる沢、
あちこちから噴出する硫黄で流れも白くなっています。






七滝コースとの分岐
実は最初、こちらから八幡平温泉に下ることを考えていたんですが、
この雨の中ですので、容易な網張温泉への道を撮ります。






活火山らしい荒涼とした谷間になっています。











いったん切通しまでのぼり返し森の稜線を進む。
雨は一層強くなってきました。




姥倉山の稜線に出たときは激しい風雨でした。
レンズも曇りがち






また丸太の階段を下り、森の中の道をひたすら進みます。
ようやく犬倉山巻道の水場まで戻ってきました。







八幡平から岩手山までの各所に木道がありましたが、
表面にギザギザを掘り込んだり、小さめの角板を当ててあったりして
濡れていても滑りにくくなってました。
これも山道を管理している方々の手間のかかった親切、
ありがたいことです。










三ツ石への分岐を見送って







後はスキー場の斜面をひたすら降りるだけ





小屋で同宿のお二人を見送った後、
今日は山道ではとうとう一人も出会いませんでした。

スキー場を下ってリフトの小屋で、バス停と温泉の場所を聞き取りました。
こんなつり橋を渡ってビジターセンターへ。
どちらの方もとても丁寧に説明してくださいました。





その隣に温泉がありました。
9時に開館するとのことで、外で荷物を整理しながら開くのを待ちます。

一日雨に打たれずぶぬれになった体を
湯の花で白く濁った温泉に沈めたとき
ジンワリ温かみが染みてきました。


温泉を出た後はもちろんこれ!





ビジターセンター直下のバス停で盛岡行のバスへ乗り込む。
大きなバスにお客は3人くらいだったか。
途中小岩井農場などにも立ち寄りましたが、
ほとんど自家用車で来ているようで
乗ってくる人はいませんでした。


盛岡駅についてそばを食べ
新幹線ホームでやまびこを待つ。
ここもお盆休み帰りの混雑を覚悟してましたが
盛岡から乗った人はすべて自由席に座れたようです。


駅のホームで遠くの山並みを見ながら列車を待つ。
乗り込んだらすぐ飲めるようにビールも買い足しました。


雨の岩手山、天気はちょっと残念でしたが
それでもどっぷりと山の空気に浸った四日間でした。
そしてこの地方の方々がとてもこの山々を大事にしているのが
随所に感じられる山旅でもありました。

またいつか青空の下にコマクサが群生する岩手山も見てみたいものです。



おしまい




裏岩手縦走 2011年8月 その4

2011-08-27 20:45:57 | その他の山

2011年8月15日

三ツ石小屋で迎えた朝
いよいよ岩手山に向かう日が来ましたが
天気予報は下り坂でした。

こちらに来て毎朝のことですが、
深い霧の中の三ツ石小屋です。





昨日は正面に見えていた大松倉山も見えず、
湿原の木道を歩いてゆきます。






いったん森の中に入り(といってもさほど高い木ではありませんが)
緩やかに登っていく。
しばらく進むと再び草原となります。










展望のない淡々とした山歩き
それでも周囲の花が励ましてくれます。









あまり目立ったピークではありませんが
大松倉山の山頂です。





なおも笹原の中を進む。
一瞬雲が切れて日が差し込みました。
おっ!今日も時間とともに晴れてくれるのか・・・











しかし一瞬の後、濃いガスに包まれてしまいました。





しばらく森の中を歩いてゆくと、網張温泉からの登り口と合流。
分岐点で一服していると、温泉側から登ってくる男性一人。
久しぶりに人に向かって挨拶。






笹原の斜面を登って、犬倉山はパスして巻き道へ。
また森に入ります。すぐに水場の標識。





しばらく平らな森の道を進むと、
草原の斜面の登り、丸太の階段が続きます。

このあたりで登山者も増えてきました。


姥倉山に続く稜線に出ます。
ここは火山活動の名残の荒涼としたところ。
風も強くなってきました。







尾根道を進むとお花畑コースと、鬼ヶ城コースの分岐に出ます。
登りは稜線に沿った鬼ヶ城コースを選びました。






灌木の中を登って標高を上げていくと
やがて岩の露出した道になってきました。





きっと晴れていれば展望の良いコースなんだと思いますが、
今日は全く周囲が見えません。









ここでも道端の花たちが慰めです。






いくつかのピークを越えながら少しずつ標高を上げてゆきます。
御苗代湖側は切れ落ちた崖になっています。





最後に、鬼の角のような岩峰。
右手のルンゼ上のところから容易に通過できます。







超えたあたりが鬼ヶ城なのでしょう。
あとは不動平への下り道。
ガスの中から不動平の小屋が姿を現しました。









この小屋は周囲を岩で取り囲んだ小さな小屋です。
入り口付近はたくさんの花で覆われており、
とても雰囲気の良いところです。









もちろんこの小屋も、中は小ざっぱりとした木造りの気持ちの良い空間です。



小屋の中に荷物を置いて小休止。
岩手山から降りてきた人もいらっしゃいました。
山頂はすさまじい風だとのこと。
まずはコーヒーを沸かし、体を温めてから
山頂に向かうことにします。



小屋を出てざれた斜面を登っていく。
相変わらずガスに包まれ、風も強く
時折大粒の雨が吹き付ける悪条件です。





御鉢の南側に取り付き、左へと進む。
山頂の薬師岳までこんな感じの道です。





所々に名残のコマクサ
とっくにピークは過ぎてしまっていますが
それでも強風の中で健気にピンクの花を揺らしていました。

現在はイワブクロがたくさんの花を咲かせています。









あとはオヤマソバ
いずれも厳しい砂礫地に繁殖できる草たち






さてさて人間様はというと、
強い風に体を流されそうにしながらトボトボと歩いてゆきます。
時折砂礫が風に飛んで体にぶつかり痛い思いをしました。


なんとかかんとか、薬師岳に到着










とりあえず山頂の写真だけ。
他に何も見えません。

一緒に登ってきた人たちは、ここで引き返すようです。
私はせっかくですから御鉢を一周してみました。

といっても風景は相変わらずです。




一瞬ガスが薄くなって
岩手山神社の奥宮らしきものが見えました。






まあそんなところで、
せっかくの岩手山でしたが、
天気に恵まれずとりあえず登っただけに終わりました。
いつかまた晴れた日に登りたいものです。


再び不動平に帰ってきました。




さてこの後どうしたものか。
予定では不動平か八合目の避難小屋に泊まり
翌朝山頂でご来光を仰ぐことになってますが
明日も天気は良くないようです。

まあ、それでも急いで降りる理由もないし
山でのんびりするのが「ゆっくりと山登り」のモットーですから
もう一泊しますか。


ということで、かわいらしい不動平の小屋に落ち着くこととして
八合目小屋まで水汲みに行ってきます。

サブザックに、水筒とペットボトルを入れて
おおらかな谷間を下っていきます。

なんとなく雲が薄くなってる気がしますが・・・










八合目避難小屋は有人で大きな小屋でした。
小屋の前の水場には豊富に水が流れています。






水を汲んで再び不動平に登っていく。
やっぱりガスが晴れて明るくなってきています。
青空さえも見えています。





今日一日全く展望のない真っ白な世界でした。
せめてひと目なりとも岩手山の姿が拝めれば・・・
天に願いつつ登っていく


不動平の向こうの鬼ヶ城もうっすらと見えてきました。





そして、願いが天に届いたのか・・・







「おー!

「見えたー!」






それもほんの少しの間でした。

それでもちらりと開いた青空の下に岩手山の大きな姿が見られて良かった!


後は小屋の中で本を読んだり、
時折小屋の外で周囲を見回したりしながら
その日の午後は過ぎてゆきました。

時折山小屋に休みに来ていた登山者もみな下山し
今夜も私一人のようです。


周囲も暗くなりかけたころ夕食の準備。
このたび最後の晩は
キノコのパスタにトマトスープ、ラスク
残りのワインを楽しみながら過ごしました。





・・・と、すでに暗くなった小屋の中に
二人の登山者が入ってきました。

よくこの天気にこんな時間まで、と思いましたが
お話してみると、ここには慣れた地元の方のようで、
やはりここに泊まって、明日の朝山頂を目指すとのこと。

一人ぽつんと過ごしていた小屋の中が
にわかににぎやかになりました。


さて・・・明日は晴れるといいな・・・との淡い淡い期待を胸に
休みにつきます。


次は最終日




裏岩手縦走 2011年8月 その3

2011-08-24 21:55:55 | その他の山


2011年8月14日

裏岩手縦走2日目の続きです。
前半は霧の中でしたが大深岳を超えるころから
それも晴れて展望が開けだしました。






大白森につづく幅広い尾根
この地域の雄大な景色にまず心を囚われます。
遠くには秋田駒がそびえているはずですがそちらまでは見えません。









その左手は関東森のピーク
秋田-岩手の国境稜線





ここが岩手山への縦走路と、秋田駒への縦走路の分岐点
今回の計画にあたってはどちらに行こうか迷ったのですが
まずは岩手山を選びました。
秋田駒へは、またの機会に。





頭に雲をかぶった岩手山を目指して進む。





その前に今日の目的地は三ツ石山
左奥に見える、頂上に大きな岩を乗せた山です。






周囲の景色を味わいながら笹原の道を進む。







まずはいったん下ってから前方のまるい頭の山
小畚山を目指します。






青空が広がってきたのはうれしい反面、
太陽が高く上がる時間、強い日射に照りつけられて
汗が吹き出します。







それでもおおらかな稜線歩きは楽しいもの






ここで背後からひたひたと迫る気配

振り返るとトレランの男性、松川温泉をベースに大深岳と三ツ石岳をつないで走っているとのこと。あいさつを交わすと小畚の登りをぐいぐいとこなして小さくなってゆきました。






大深岳周辺の稜線に青い空、白い雲
ようやく夏山縦走の雰囲気が盛り上がってきました。







ひと頑張りで小畚の頂上に到着






岩手山がかぶっていた雲も薄くなってきているようです。






三ツ石岳までは緩やかな稜線が続いています。








こんな道はほんとに気持ちが良い
すいすいと進んでゆけます。

まもなく1448のピーク






小畚、大深岳を振り返る





そして前方に三ツ石岳






鞍部へのなだらかな斜面を下っていくと





三ツ沼です
三ツ石の岩も大きく見えるようになってきました。










再び緩やかな斜面を登ってゆきます。





頂上の岩につきました。





山頂のケルンに置いてあったプレート














頂上からの素晴らしい眺めをしばし楽しみ
今日の宿、三ツ石小屋へと下ります。
















やがて小さく見えていた小屋に近づいてきました。






ここもご多分に漏れず、可愛いきれいな小屋です。






小屋のすぐ前の池にはたくさんの花
とても雰囲気の良い小屋です。





水場もすぐ近く(小屋から50mぐらい)にありました。





小屋に着いたのは1時ごろだったか
まだまだ時間は早くもう少し先に行ってもいいのかなとも思ったのだけれど
せっかくの静かな山、ここでのんびり午後を過ごすのも
またぜいたくなひと時といえるでしょう。


小屋にザックを置いて、
デッキのベンチに座り、
ちょっと早いですがウィスキーの水割りをちびりちびりとやりながら
持ってきた本を読む。


ここはトンボの聖地でもあります。
小屋のデッキでも羽を休める姿

池のほとりの草に、小さく細い糸トンボがいたかと思うと、
バサバサっと小鳥が飛び立ち程の音を立ててギンヤンマが離陸





また池のそばにはキジバトの家族も住み着いていて
人の気配に驚いて飛び立っては戻ってきます。


この池の周囲は花や虫や鳥たちのもの
人間は少しの間、ここにお邪魔しているだけ
といった感じです。


小屋の裏にも湿原、前方には明日のルート大松倉山
明日は晴れるでしょうか







再び池の周りを散策しながら花の写真を撮る




























































夕暮れが近くなった頃、雲の量が減った気がして
もう一度岩手山を見たいと思い
三ツ石岳の方向に登ってみました。


期待通り!







はじめてはっきりと姿を見せてくれた岩手山
少し赤みを帯びてきた光の中で
険しい岩稜、流れるような稜線、深い森
懐の深さを感じさせる秀麗な山容を見せてくれました。






それもほんのわずかの間のこと
早い雲の流れに、また隠れてゆきました。




今夜の三ツ石小屋は、私一人でした。
今度はゆっくりとワインを味わいながら
ラジオの音に耳を傾ける。





やがて訪れる睡魔に身をゆだね、
縦走路の一日が終わりました。

次はいよいよ岩手山を目指します。


続く




裏岩手縦走 2011年8月 その2

2011-08-22 22:13:12 | その他の山

2011年8月14日

今日は八幡平から裏岩手の縦走路を三ツ石だけに向かって歩いてゆきます。
晴天を期待して3時起きの4時出発
しかし夜明け前の八幡平は濃い霧に覆われていました。
同宿の単独男性に別れを告げ出発。
いったん峠のレストハウスに戻りしばらく車道を歩き、
藤七温泉へと下るカーブのところが縦走路の入り口です。










風が稜線に強く当たっています。
暑い雲に覆われているわけではなく、
日が登るとともに時折空が見え隠れするようになりました。





最初のピーク、畚岳への分岐にザックを置いて空身で山頂へ







山頂には可愛いお社が・・・






好展望と聞く畚岳ですが、ご覧のとおり
残念!





分岐に戻って、縦走路を南へ
笹原とオオシラビソの森の中をひたすら進む。
周囲が見えないだけに、歩きも単調になってしまいます。





時々、じらすように現れては消える青空
もどかしい思いで歩みが続く







緩やかな稜線の鞍部には、このような池や湿原が現れます。
枯れ木が不気味な雰囲気を醸し出してますが、
このような霧の天気にはむしろ似合っている風景かも















諸桧岳までは、登り下りというほどの標高差はなく
緩やかな道が続いています。













目立ったピークではありませんが
笹と灌木の中に山頂の標識がありました。










そういえばここまで、山道ではだれにも会っていません。
風に揺れる葉の音と鳥の声だけが聞こえています。






諸桧岳から緩やかに下った先には石沼
こちらは先ほどよりも面積が広い。
普段よりも今は水は少なめなのでしょうか。
手前は枯れて土が見えています。





その先にはまた湿原と池






そして再びしっとりとしたオオシラビソの森へ
とにかく淡々と繰り返す景色の中を一人進んでいく






前諸桧






これを超えたあたりから縦走路の様相が少し変わってきます。







少しガスも薄くなってきたのか正面の山が見えてきました。
とがったピークは嶮岨森のようです。





オオシラビソの森を抜けて笹原を登っていきます。
ここで初めて別の登山者と出会いました。
年配の単独校の男性ですが、装備が少ないとはいえ速い!
藤七温泉からきて大深岳まで往復するとのこと。
ぐんぐんと登って行ってしまいました。

私はマイペースで進んでいきます。







眼下に鏡沼が見えてきました。
このころからちらほらと遠くの山もでてきます。





嶮岨森の山頂です。







再び緩やかな稜線を進んでいくと、遠くに小さな小屋が見えてきます。





間もなく大深山荘に到着
こちらも木の壁が感じの良いきれいな小屋です。










小屋の前でコーヒータイム






ここまでは展望もなくちょっとさびしい行程でしたが
確実に霧は晴れつつあります。

大深岳に登りながら振り返ると
先ほどの嶮岨森が手前に、奥は八幡平でしょうか
だんだんと周囲が見渡せるようになってきました。

気持ちも足取りも軽くなってゆきます。





あちらは昨日登った茶臼岳ですね






松川温泉へのルートを分けて・・・





笹原を大深岳へと進む。






ようやく岩手山が姿を現しました。






晴れていさえすれば開放的で展望の良い稜線のようです。






大深岳到着





日が登り、霧も晴れて暑くなってきました。
14日、三ツ石岳への後半に続く



裏岩手縦走 2011年8月 八幡平散策

2011-08-21 16:27:12 | その他の山

2011年8月13日

ホテルでゆっくり朝食を食べて、盛岡駅のバス停へ




八幡平へは通常の定期便のほか自然散策バスというのが出ていて
料金も若干安いのでそちらに乗りました。

希望者は八幡平で無料ガイドの案内付きで歩くことができるとのこと。
私は八幡平山頂駅から単独行動です。

早めにチケットを買ってバス停に行ったのですが、
なかなか後ろに続く人がいません。
出発間際になってようやく10人ほどが集まりました。

盛岡のICから東北道に入るのですが、
入口はかなり渋滞していました。





途中松川温泉、藤七温泉などに立ち寄り八幡平山頂へ
藤七温泉は野趣あふれる露天風呂
次に来るときは寄ってみたい






レストハウスのわきにある山頂バス停に到着。
まずは本日のベースとなる八幡沼畔の陵雲荘へ
流石に観光地とあって、八幡平周辺はにぎやかです。
道も誰でも歩けるようにコンクリートで固めてありました。

ほんのちょっとの登りのあと景色が開け
八幡沼が見えました。





左手に見えるのが本日の宿とする陵雲荘です。


無人の避難小屋ですがとてもきれいで、
トイレも気持ちよく使えました。






さてここに荷物を置いて茶臼岳まで歩いてみることにします。
小屋の裏手には気持ちの良い湿原が広がっています。
先ほどのガスは晴れてきて、時折日も差すようになってきました。
解放感あふれる草原を周囲の花を見ながら歩いていきます。









振り返ると八幡平山頂方面もガスが晴れてきました。(どこが山頂かはっきりしないのが八幡平の特徴ではありますが・・・)







八幡沼の東端からさらに木道を進むと
周囲をオオシラビソの木が囲むようになってきます。






ほとんど登りもなく源太森のピークに出ました。
周囲を森に囲まれた中にぽつんと飛び出た岩峰で景色が素晴らしい。
風も強かったけれど。







八幡平方面を振り返る
青空が広がって夏らしい風景になってきました。






その左手遠くに連なるのが裏岩手の縦走路、明日のコースです。
右寄りにポッコリとでたドーム状の山は畚岳です。
八幡平とは対照的な溶岩ドームです。






そしてさらに左を見渡すと岩手山が遠くそびえています。
明後日はあそこに立っているはず。





北側はあまり遠望はききません。
空気が澄んだ季節は八甲田山まで見えるそうです。





源太森で単独の女性の方が登ってこられました。
なんでも京都から車で東北の山を回って何日もかけて回っておられるそう。
明日は森吉山、明後日は岩手山を七滝コースから登るとのこと、
今後のお互いの健闘を祈って先へ進む。


目指す茶臼岳へ、草原の斜面を下って




森に入りしばらく進むと黒谷地の湿原に出ます。
花のピークは過ぎてしまっていますが
ここも気持ちの良い空間です。
木を組んだベンチがありゆっくり休憩できます。





湿原を超えて周囲を低い木に囲まれた中を緩やかに登ってゆきます。





しばらくすると茶臼山荘が立っています。
ここも無人ながらきれいな小屋です。








小屋から南に少し入ったところが茶臼岳のピーク






まず最初に目に入るのが、正面に控えた岩手山





眼下にはいくつもの湖沼が水をたたえています。
こちら地図には夜沼とあります。

深い森に囲まれ手前に緑の草原が広がってとても好ましい雰囲気。





こちら手前は熊沼だそうです。
背後は畚岳から大深岳に連なる裏岩手の縦走路です。




さて展望を楽しんだ後は、
往路を戻り再び八幡沼脇の湿原へ




陵雲荘を通り過ぎてガマ沼のわきを抜け八幡平の頂上へ
オオシラビソの森の中に山頂の標識と
木で組まれた展望台がありました。
まあ八幡平の山頂というのはとりあえず山登りの方便
周囲の森、沼、湿原、すべてを合わせたものが八幡平の魅力かと。





山頂を過ぎたところにも、小さな火口湖が点在しています。





周囲を飾るクルマユリ





駐車場、バス停のある山頂レストハウスに戻ってきました。
正面は畚岳です。バスを降りたときはガスで見えませんでした。
源太森や茶臼岳から見たときよりも近くに立派に見えます。





なぜわざわざレストハウスに戻ってきたかというと
大事な用事があるためです。



・・・缶ビールの仕入れです



レストハウス脇にも展望台があります。
もう一度岩手山を眺め、明日からの行程に期待膨らませます。





ビールを持って陵雲荘にもどりますが
今度は池の反対側を回ってゆきます。

見返り峠の斜面には黄色い群落。
もう終わってしまったとあきらめていたニッコウキスゲが咲いていました。








オオシラビソの木の肌も苔むして良い味わいがあります。









夕暮れ近くなって再びガスが広がりだしました。


霧に囲まれたしっとりとした風景を味わいながら
小屋まで歩いてゆきます。














陵雲荘に到着
この日小屋に泊まったのは私のほか
茨城から来られたという単独の男性一名。

やはり高校時代に山岳部にいて
最近再び登り始めたとおっしゃる。
おもむろにホエーブス725を取り出して
お湯を沸かしはじめたのにびっくり。

「自分も持ってるんですよ、頑丈で今でも使えるのが頼もしいですね」
なんて話をしながらビールを飲みました。






この日に見た花や実たち
















































続く

北岳 2011年8月

2011-08-20 21:22:30 | 南アルプス

裏岩手縦走記事の途中ですが、
昨日、今日と出かけてきたのでその記事の割り込みです。



2011年8月19日~20日

北岳に登ってきました。
久しぶりの団体戦です。






私の勤め先にも、山好きや山登りを始めた人間がおりまして、
今度北岳に登ってみたいとのことで、
若手のパーティーにまじって、おじさんの私も参加した次第。

あいにくの天気になってしまいましたが、
無事登頂を果たすことができました。


出発前の元気な姿






広河原から大樺沢に沿って登っているあたりは
まだよかったのですが、その後雨が強くなってきました。






肩の小屋に着くころは、濃いガスの中で何も見えず・・・
それでも小屋で一息つくころガスが晴れてきました。







皆テンションアップ!







その日は小屋どまり
食事は若手にお任せでしたが
野菜たっぷりのトマトソースのパスタは
抜群にうまかった!
あとは担ぎ上げた日本酒やらワインやらで宴会です。










20日朝は、濃霧と雨の中山頂へ












流石にみんな若い、こんな状況でもおしゃべりと笑いを振りまいてました。
天気に恵まれなかったけれど楽しかったね





裏岩手縦走 2011年8月 序章 盛岡にて

2011-08-17 22:21:57 | その他の山

2011年8月12日


「緑の町に舞い降りて」、今だに歌詞とメロディーが染みついておりますが、
Moriokaを訪れるのはこれが初めてでした。


午前中にどうしても外せない会議があって、その終了とともに汗だくで向かった東京駅、
幸いにして「やまびこ」の自由席、窓際を確保できました。






今日は市街でのんびり過ごし、明朝のバスで山に入る予定。
まだ8月の黄昏までには余裕があるので
ホテルにチェックインした後、お城まで散歩してみます。











城壁から眺める山並み














場内の一角に、啄木の碑がありました。










築城の際に掘り出されたという烏帽子岩
霊験あらたかということで祀られています。











少し歩いただけでも汗ばんでくる陽気、
にぎやかな繁華街を通ってまずは一杯
枝豆にサラダ、そして鴨肉のローストに冷たい生ビールが良く合う






締めは駅の近くのじゃじゃ麺のお店へ行ってみます。
(まだ飲むんかい!)





チータンタンまでしっかりいただきました。
(私には少し肉のコク味を足すともっとイケるような気がしますが
 調味料だけのシンプルな味付けが盛岡じゃじゃ麺の持ち味なのでしょう)



というわけで山行前の一日でした。


※ 明日から、もう一山登ってきますので
 続きは日曜日以降になります。



裏岩手縦走  速報

2011-08-16 21:25:56 | その他の山


2011年8月13日~16日

裏岩手の縦走路を歩いてきました。


八幡平から・・・




岩手山へ





数多くの池を巡りながら















あるときはアオモリトドマツの森をストイックに歩き、またあるときは笹原やハイマツの広がるのびやかな縦走路をたどる。






二つの百名山こそ、そこそこの賑わいでしたが
その間を繋ぐ縦走路はほとんど人影のない
静かな静かな山旅でした。

詳細は後日







江戸東京博物館

2011-08-09 22:08:07 | その他


ちょっと前の写真です。

今思えば貴重な晴天だった7月の三連休
指のけがで棒に振って
Outdoorが駄目ならCultureでと、
久しぶりに江戸東京博物館に行ってみました。







トンネル状のエスカレーターを登って展示室へ






ここにはいろいろな資料が展示されていますが、
過去の街を再現したジオラマもたくさんあって面白い





江戸時代の隅田川の様子







結構な賑わいです








ここは江戸城は松の廊下
「殿中でござる!」






明治時代でしょうか
お茶の水のニコライ堂です








こちらは?








銀座中央通り
まだ馬車の走る時代


ここは銀座四丁目の交差点です
右手の角は現在和光のビルの立っているところですね












昭和の展示には、東京大空襲の様子が記されていました。
焼夷弾で炎の上がる東京の街・・・
後世に伝えなくてはならない記録・
それを現実に体験した世代の方々がまだ健在で
直接お話が聞けるということでは
今は残された貴重な時間なのかもしれません。


そうそうこちらも
思い出深い、味のある車です。





小学生のとき、担任の先生が持っていて
乗せてもらいましたっけ・・・




今週末から盆休み
北の方の山を縦走してきます。

天気に恵まれるといいなあ