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ゆっくりと山登り

登山、写真、その他日々のことなど

大山 2012年10月 その2

2012-10-30 23:01:33 | 関東の山

2012年10月27日

大山の山頂へももう一息、

表参道を登り、帰りは見晴らしに向かうという人が多いようで

すれ違う人ががぜん増えてきました。

紅葉にはまだ早く、周囲の木々は色あせた緑。

 

すそ野が望めるスポットに出ました。

谷間に今朝バスを降りたところの参道下の集落が見下ろせます。

歩いて稼いだ高度差、ささやかな達成感。

 

 

山頂の広場に出ました。

 

お社の立つ山頂は、それほどの広さではなく人でぎっしり。

これまで登ってきた道の落ち着いた感じとは一転してにぎやかなこと。

老若男女、年齢も姿もバラエティ豊富。

どこかの幼稚園か保育園か、4~5歳児と見えるちびっこたちが

おそろいの帽子に体操着ではしゃぎまわっています。

とりあえず神社に参拝。

 

狛犬の下の石段があいていたので、そこに陣取りお昼にしました。

 

カップラーメンを食べる人、

コンビニの袋からパンやおにぎりを出す人

かわいいお弁当箱を箸でつつく人、

山頂の茶店で買ったプラパックの焼きそばをたぐっている人

山道の険しさに愚痴をこぼす人もいれば、黙って下界を眺めている人もいる。

それぞれに山を味わう土曜日のお昼時です。

 

 

 

 

さて、腹ごしらえをした後は表参道を下り始めました。

 

 

圧倒的にこちらから上る人が多いのですが、

岩がごろごろした結構急な上り坂です。

あとからあとから上ってくる人で渋滞気味

やれやれ・・・

 

 

尾根の上の見晴らしの良いところ

富士見台となっていますが・・・

 

 

今日は富士は雲の中、

表尾根の二ノ塔、三ノ塔が見えています。

 

 

下社に下る道を分けて、蓑毛へ向かう尾根道をとりました。

 

参道から離れたとたんに人気は少なくなり静かな森の道になりました。

ようやく落ち着いて歩くことができます。

 

 

途中、あちこちに何やら歴史を感じる石碑

 

こちらは

 

かつて大山が女人禁制の山だったころ

ここまでしか女性は登ることができなかったそうです。

 

何時しか尾根は傾斜もゆったりとして歩きやすくなっています。

 

 

首なし地蔵、

首の代わりにだれがのせたのかいろいろな形の石が積んである

 

 

さらに尾根をたどって

 

蓑毛越えの峠道に至りました。

 

木のベンチに座って羊羹などほおばる。

下社への道を分けてからほとんど人に会わなかったのですが

蓑毛のほうからは立派な金剛杖をついたおじいさんが登って来るのに出会いました。

 

さて蓑毛へと下り始めます。

 

 

 

 

杉林の道をしばらく下ったあと、林道をいくつか横切って行きます。

関東ふれあいの道というだけあって、丁寧な標識がたくさんありました。

 

 

 

最後に小さな沢を横切り、

 

 

山道を終えます。

 

 

 

舗装道路に出てバスの停留所につきました。

 

 

すっきりした晴れとはいかなかったけれど、

秋の涼しい空気の中でいい汗をかきました。

山頂の喧騒と、男坂や蓑毛越の静けさのコントラストが印象的な山旅でした。

 

おしまい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


大山 2012年10月 その1

2012-10-29 22:39:13 | 関東の山

2012年10月27日 

もちろん、「だいせん」ではなく「おおやま」です。

予定していたオフ会参加ですが、本沢温泉に場所が変更になり、

車がつかえなかったもので参加を見合わせました。残念!

でも、これで山に出かけないのもさみしいところ、ということで電車で行ける日帰りコースをいろいろ考え今回は丹沢、土曜日の朝、小田急線で出かけました。

コースは大山ケーブル駅から男坂、阿夫利神社下社、見晴台、大山、蓑毛越、蓑毛。

丹沢は何度も出かけていますが、そういえば大山には登ったことなかった、

ほとんど予備知識なしで出かけたんですが、こんなに人気の山とは思わなかった。

 

伊勢原の駅でおりてバス停にはすでに行列を成す人たち。

なんとか座ることができて、車窓から山の様子をうかがう。

秦野地域の天気予報は終日晴れマークだったんですが

やっぱり山の上は重苦しい雲がかかっていました。

 

大山ケーブル駅のバス停でも団体さん何組かを含め多くの人たち。

選んだコースは静かだといいんですが。

 

ケーブル駅までは、土産物屋が並ぶ参道、

名物の豆腐にちなんだ商品やらいろいろ。

登る前なので何も買わなかったけれど、

ゆっくり眺めて歩けば、何か面白いものが見つけられたかもしれません。

 

 

ケーブル駅の横を通り過ぎると男坂と女坂に分かれます。

 

 

女坂には七不思議の看板があって、道の途中にもいろいろと見どころがありそうなんですが、

今回はそっけない男坂に向かいます。

 

男坂入口の社。

まずは安全祈願のお参りを済ませ、右手のやけに急な石段に向かいます。

 

 

 

男坂の道、とにかくひたすら石段が続く

 

 

 

ところどころ崩れたところもある、

歴史を感じる石段を淡々と登っていく。

男坂に入ってからは出会った人も2~3名、ケーブル駅の行列に比べ静かなものです。

坂が急なだけに着々と高度を稼いでゆきます。

 

 

 

一汗かいたころ、広場に出ました。

 

 

この先で女坂と合流。

 

 

下社に入ると、人、人、人・・・ちょっと辟易しましたが

とりあえず神社の広場に出てみる。

紅葉はまだこれからですね。

 

 

表参道の石段に連なる列を横目に見晴台に向かう。こちらを登路に取る人は少ないようです。

 

 

大山川の沢に出ました。

二段の滝がかかっています。

滝の途中に遡行者、この沢を登るのも面白そう、いずれまた。

 

 

さらに斜面を横切る道をたどり、見晴台にむかう。

丹沢らしく、左右の斜面は切り立ってますが、道はきれいに整備されています。

 

 

雷ノ峰尾根の稜線が近づいてきました。

 

 左手の尾根がだんだん道に接近してきて、やがて合流したところ、

見晴台の広場にでました。

先着数名様、休憩中。

自分もあいたベンチに腰を下ろし、一服。

チョコレートをかじりながら周囲を見渡す。

見晴らし台というほどには開けた景色はないけれどこれから向かう大山への稜線と、

三峰山など北側に連なる山々が望めます。

 

さてここからは稜線沿いに山頂まで5~6百mの登り。

もともと汗っかきの自分、手拭いで顔を撫でまわしながら歩いていきます。

 

 

 

 

山頂から降りてくる人たちともぼちぼちすれ違います。

すれ違いながら「ここを登りに使わなくて良かったね」なんて声も聞こえたりして

そんなにきつい道が続くんだろうかと気分が下がりましたが

登ってみればそんなに悪い道ではなかった。

 

ところどころ景色が開ける。曇天にて遠望はきかず爽快さはないものの

秋らしいひんやりした空気が心地よい。

 

ひたすら木の段が続きます。

 

 

 

だいぶ高度を上げました。

 

木々の間から山頂も見えてきました。

 

 

次第に下山者とのすれちがいも増えてきました。

ここまで比較的落ち着いた山道でしたが

山頂は相当にぎやかな様子です。

 

 

つづく


いつもの公園

2012-10-21 19:26:42 | 花や動物

 

今日はいい天気でしたね。

残念ながら用事があって、山は無し。

さすがにもったいなかったなぁ。

来週末はraymariさんの雲取オフに参加予定

今日みたいに晴れるといいんですが。

 

 

午後、いつもの公園を散歩。

さすがに花は少なくなってます。

 

 

金木犀が華やかな香り

 

サクラの葉もぼちぼち散り始めました。

 

 

 

エノコログサの穂が、日に輝いています。

 

 

 

何のツルだか・・・これも逆光に光ってました。

 

 

下はしばらく前のある日、

雨上りの朝、通勤途中に思わず携帯のカメラで撮りました。

 

 

これからは澄んだ青空、展望が楽しみな季節です。

 

 


越百山から空木岳 2012年10月 その4

2012-10-16 21:36:52 | 中央アルプス・御嶽山

2012年10月7日

中央アルプスの旅も最終日

夜半の激しい雨の名残、

起きだしてまだ暗い小屋の外に出てみると小雨が降っていました。

小屋の中はまだ寝ている人でいっぱい。

天気が良ければ外のベンチで朝食をとるところですが

びっしょり濡れていてその気になれません。

シュラフを丸めて、とりあえず自分のスペースでパンをかじる。

お隣に寝ていた人は、今日は木曽駒までの縦走とのこと

せっかくの縦走路が雨ではさびしい。

 

それでも、もぞもぞとパッキングしているうちに外は明るくなってきて

心なしか雨もおさまってきたような。

そろそろ日の出の時間という時に外に出てみると

雨は止んで中央アルプスの主稜線がぽっかりと雲海に浮かんでいました。

 

 

 

遠くには御嶽も淡く朝日に染まっています。

山頂付近が白く染まっている様子。

雲かと思いましたが、あとでこの日初冠雪があったことを知りました。

 

 

三ノ沢岳の左手遠くには乗鞍岳も見えました。

こちらもうっすら雪化粧。

 

 

とりあえずスパッツと雨具の上だけ羽織って

空木山頂にあがってみます。

南駒ケ岳に再び雲がかかってきました。

 

 

見る見るうちにガスに囲まれ、木曽御嶽も消えていく・・・

 

 

雨こそ降りませんが、木曽殿まで真っ白な中を下ってゆきます。

 

下からは木曽殿山荘に泊まって空木を目指す人たちが次々に上がってきました。

朝いちばんの標高差300mの登りに皆さんお疲れの様子。

せめて景色が良ければ元気も出るところですが。

 

ところどころの紅葉がわずかな慰めか。

 

 

こちらは一気のくだり、まもなく山荘に到着です。

 

 

山荘脇から尾根をトラバースするようにつけられた道を進む。

間もなく木曽義仲の力水です。

昨夜の雨にもかかわらず、枯れています。

今年は本当にカラカラの夏だったんですね。

 

樹林帯の中をてくてくと

 

 

見晴らし場ですが、今日は真っ白ですね。

 

 

 

なおも森の中を進んでいくと次第に明るくなってきました。

雲の下に来たようで木々の切れ間から遠くの山が見えてきました。

 

 

御嶽です。

 

 

ところどころに立つ標識に進捗具合を確かめつつ淡々と尾根を下る。

 

 

八合目と七合目の間あたりで、下から登ってくる人とすれ違いました。

ここまでのコースタイムを考えると、相当朝早く出たのでしょう。

仙人の泉に到着。

ここはちょろちょろとですが、水が出ていました。

 

 

下界はすっかり青空になった様子。

このころ昨夜こちらに雨を降らせた雲は東京あたりで大雨をもたらしたみたいですね。

 

 

だらだら下っていた道は、7合目から急なくだりに代わり一気に高度を下げて北沢に出ました。

 

 

吊り橋がかかっています。

 

 

 

この沢から一旦尾根に上がるところが煩わしかった。

なんでこの期に及んで登りなのか・・・笹に覆われた道を一人ぶつぶつ言いながら歩いてました。

ようやくうさぎ平の登山口に到着。

 

ここからは長い林道が待っています。まだ11時前ですが早めの昼食。

登山口のベンチでお湯を沸かしてカップラーメン。

天気もすっかり良くなりました。

 

ダムの駐車場に向かって淡々と足を運ぶ。

何とか正午になる前に駐車場に到着しました。

 

 

車を走らせて、木曽福島の道の駅で日帰り温泉を紹介してもらう。

教えてもらった「せせらぎの四季」、

鉄分の多い真っ赤なお湯に身を沈め足を延ばせば、

たまっていた疲れがすっと抜けていくようです。

 

中央高速をひた走れば、相模湖、小仏トンネル、調布でちょっと足止めを食らったものの

大きく渋滞が成長する前に東京に帰り着くことができました。

 

秋本番の中央アルプス。

まずまず天気にも恵まれて、良い山行になりました。

なにしろ静かで紅葉もきれいで、

これで幕営地がもっとあったらうれしいところですが、

素朴な山小屋もまた印象深いもの。

またいつか来てみましょう。

 

おしまい

 

 

 

 


越百山から空木岳 2012年10月 その3

2012-10-15 21:14:54 | 中央アルプス・御嶽山

2012年10月6日

南駒ケ岳からみる赤薙岳

 

 

南駒の山頂を離れ、鞍部に降りたところに擂鉢窪に降りる分岐の標識

 

ハイマツ帯の下はいい具合に紅葉していました。

 

 

 

 

分岐の下のハイマツの陰にザックをデポして、

カメラとPETボトルを持って斜面を下って行きます。

 

 

周囲を見渡しながら、ついついシャッターを切る回数も増えてしまう。

 

 

 

 

カールの底に向かって傾斜が緩やかになると避難小屋も近い。

 

 

擂鉢窪の避難小屋

中は整備されていて気持ちよく泊まれそう。

トイレもついています。

 

 

昨夜泊まったであろう人たちはすでに出払い、今は擂鉢窪に人影はありません。

涸沢ほどのスケールはありませんが、

南駒ケ岳と赤薙岳に囲まれたこじんまりとしたカールを彩る紅葉を独り占め。

これもまた贅沢なひと時かと。

 

今朝は高曇りでしたが、この時間になると雲も切れて青空が出てきました。

陽射しがまぶしく、暑いくらい。

いい時間帯にここにつくことができたのはラッキーです。

今は枯れた草原、夏場はきっときれいな花でいっぱいでしょうね。

 

 

さて、そろそろ縦走路に戻りますか。

 

再び緑の稜線にそって赤薙岳へ

 

 

山頂に近づくにつれてまたまた日が陰ってきました。

 

 

最高点のあたりですが山名をかいた標識はなく、棒が一本立っているだけです。

再び風が流れて、雲がわいてきました。

 

空木岳

がっしりした尾根を抱え、西には木曽殿に向かって岩稜が険しく切れ落ちている。

東から雲が湧き上がってきました。

まだ雨になることはなさそうですが、先を急ぎましょう。

 

ここから空木岳はさほど標高差のある上り下りはありません。

快適な縦走路ではありますが、雲に隠れてきたのはちょっと残念。

しばらく進んだところから赤薙方面を振り返る。

 

そして空木岳への登り

 

紅葉した谷間には雲が流れるダイナミックな景色

 

 

池山尾根に続く空木平の谷間が見えてきました。

あのあたりもきれいに色づいているようで。

 

山頂までは、もう一息。

最後はザレた白い斜面に靴をうずめながら登りきる。

 

 

空木岳に到着です。

遠くの景色は霞んでしまいました。

 

 

眼下には空木平、尾根の手前に今夜の宿、駒峰ヒュッテが立っています。

 

 

あまり人が写っていませんが、さすがに三連休の百名山、

ここまでの静かな行程とは違って、山頂は賑やかでした。

 

山頂からヒュッテまではすぐです。

すでにベンチで休んでいる人も見えます。

 

通常は木曽殿山荘に泊まるところでしょうが、

今回は夕暮れ時と夜明けを山頂近くで迎えたかったのでここにしました。

(もくろみ通りには晴れなかったんですが)

ただしここは木曽殿と違って予約なしのお客が集中するので混雑は覚悟の上。

小屋の中に入って手続きを済ませました。

 

まだ時間的に早いため到着している客は少なく、

マットとシュラフを広げて今夜のスペースを確保。

地元山岳会の方が管理するこの小屋、

一応飲み物とビールは販売メニューに入っているのですが、

すでにすべて売り切れとのこと。

まあ、この時のために水はたっぷり担いできましたし、

到着後の一杯もザックにひそかに忍ばせてありました。

 

 

あとは夕暮れ時まで、近くを散策。

 

 

 

 

小屋に戻って今度はウィスキーを飲みながらベンチで同席した人たちと歓談。

あちらこちらから登ってきた人で小屋もだんだん賑やかになってきました。

 

結局、この日小屋に泊まったのは40~50人ぐらいだったようで

一階、二階ともいっぱいになってしまいました。

夜中に屋根を雨がたたく音で目を覚ます。

かなり激しく降っているようです。

最終日をちょっと不安に迎えます。

 

続く

 


越百山から空木岳 2012年10月 その2

2012-10-14 17:35:01 | 中央アルプス・御嶽山

 

更新に時間がかかってしまいました。

コメントのお返事も遅れていて申し訳ございません。

 

2012年10月6日

越百小屋、未明に外に出てみると星空と雲が半々といったところ。

小屋の小さな座敷で朝食をいただき

荷物をまとめて出発。

昨日よりも雲の多い空、かっちりとご来光を仰ぐことはできないようですが

まずまず安定した天気の一日になりそう。

昨日の登山路を再びたどり山頂へ。

 

周囲がぼんやりと赤みを帯びてくる、

背後を振り返ると、朝の空気の中に御嶽が浮かび上がってきました。

 

 

越百山山頂、吹き付ける冷たい風にザックを下し上着を出して羽織る。

 

体を縮ませて朝日に照らされた周囲の風景を眺める。

 

 

南アルプスが逆光に浮かび上がる。

 

今日は塩見岳の右手に、富士山もよりはっきりと

 

 

鋸岳のぎざぎざ、その左かなたに八ヶ岳

 

 

 

これから向かう仙涯嶺、南駒ケ岳も強いコントラストで迫ってきます。

 

 

ハイマツの稜線を下っていく。

 

 

振り返ればたおやかな越百山

 

 

緑の中に鮮やかな赤や黄色が混じる斜面

 

 

近づくにつれて、花崗岩のかたまり、仙涯嶺が迫力を増してきました。

 

 

左手には南駒ケ岳

雲の切れ間から薄日が差してきました。

 

振り返れば越百山までの縦走路

かなたには恵那山が見えています。

 

 

 

岩が風化してたまった白い砂の斜面を上り詰め、

岩を迂回して仙涯嶺山頂脇の小さな広場に出ました。

一旦ザックを置いて、背後に控えるピークに登ります。

東側から巻くように登ればまったく難しいところはありません。

 

 

展望の良いピークです。

先ほどザックを置いた広場には、越百小屋で一緒だった3人が休憩中。

その向こう側には南駒ケ岳が大きくそびえています。

 

 

再び広場に戻って一服。

ここから南駒まで、深く切れ落ちた尾根を下りさらに登り返す。

羊羹をほおばって軽く腹ごしらえ。

 

コルまではピークを回避しながら険しい岩場のくだり。

 

 

 

そして南駒へ上りは、ザレた斜面です。

 

 

振り返れば、仙涯嶺の前衛ピークが槍のようにとがっていました。

 

 

岩尾根を100mばかり登ると東側をトラバースするように斜面の林の中に道が切ってあります。

 

 

山頂まではもうひと頑張り

このあたりで空木から来たパーティーとすれ違いました。

 

 

越百山もだいぶ遠くなってきたかな。

 

再び稜線上に顔を出すと、どっしりとした南駒ヶ岳の山頂が見えました。

あたりは緑のハイマツと白い花崗岩が立ち並ぶ庭園のような風景です。

 

 

東側斜面の下に擂鉢窪のカールが見えてきました。

向かい側には百ナギの崩壊した斜面。

 

 

気持ちの良い稜線上を歩いていく

山頂までもう少し

 

到着です。

 

 

山頂独り占め!

ここまで越百小屋でご一緒した5名以外は、すれ違ったパーティーも二~三組。

朝方強かった風もおさまり、とても静かで穏やかな行程でした。

コーヒーを入れてのんびりする何とも贅沢なひと時。

 

目の前にはこれから向かう空木岳

その向こうには宝剣、木曽駒にいたる中央アルプスの主脈が続いています。

 

手前は赤薙岳

 

そしてその懐には

紅葉に彩られた擂鉢窪のカール

 

今日はどうせ空木岳まで。

時間は有り余るほど。

 

カールの底を除きながら、あの小屋まで行ってみようと思いました。

 

 

続きます。

 

 


越百山から空木岳 2012年10月 その1

2012-10-09 23:24:29 | 中央アルプス・御嶽山

2012年10月5日~7日

中央アルプスの南部、越百山から空木岳へ縦走しました。

この日程は少々前から考えていて、5日に大事な仕事が入らないよう

裏工作をしていたのですが、もくろみ通り休みを取って、

4日の晩に東京を出発、夜の中央道をひた走り、木曽福島の道の駅で仮眠。

翌朝、登山口についたのは7時ごろ。

 

中央アルプスの営業小屋は予約がないと泊まれないところもあり

越百小屋は事前予約、もう一泊は空木山頂の駒峰ヒュッテを利用する計画。

越百小屋に電話を入れたときに教えてもらった注意事項

1.雨が少なかったせいで水場は枯れているところもある。稜線に上がったら補給はきかない。

 7合目先の水場で水をたっぷり用意してください。

2.伊奈川ダムの林道は、現在工事中のため朝8時半までに入らないと通行止め。

 

ということで2番をクリアして駐車場に車を止めて出発です。

 

しばらくは、沢沿いの林道を歩く

 

 

この季節、花は少なくさびしいですが

時折出会う秋の花を愛でつつてくてくと歩いてゆきます。

 

まだ月も出ています。

 

 

しばらくしていよいよ登山道への入り口。

 

道端のキノコに目を留めつつ

 

 

しばらく笹原の斜面を登ってゆきます。

 

 

最初に現れる水場は、ちょろちょろ

ここは写真だけでスルー

 

 

最初のピッチを頑張って小さなコルに出ます。最初の休憩。

同じ道をたどるご夫婦に出会う。今日の目的地も同じ越百小屋。

今日はよろしくとご挨拶。

 

 

ここからは遠見尾根上をたどり越百山を目指します。

 

 

樹林帯をしばらく歩いて展望が開ける。

今日は予報通りの素晴らしい天気です。

向かいの尾根でも紅葉が進んでいるのがわかる。これからが楽しみ。

 

 

ゴゼンタチバナの赤い実もちらほらと目を楽しませてくれます。

 

山道のわきの木々も色づいてきていました。

 

 

尾根道をぐいぐい進むと二番目の水場。

 

そして小屋の人のお話では、この先縦走路から降りるまで水場はありません。

汗っかきの自分はザックにスポーツドリンクを500ml×4本を用意。

そのほか持参した水筒もここで満たして3L分、

飲み水、食事用の水で合計5L(アルコール別)、結構肩にずっしり来ます。

ちなみに今回ワインのボトルはあきらめて、PETボトルにウィスキーを入れてきました。

 

 

重たくなったザックを肩に樹林帯を登る。

 

やがて尾根上のピークをまくように進むと・・・

 南駒ケ岳、仙涯嶺が見えてきました。ヤッホー!

 

 

さらに周囲の木々の色づきを見ながら進むと・・・

 

 

派手にペンキで装飾された越百小屋に到着

 

 

 定員20人の小さな小屋ですが、今晩の予約は8人とのこと。割とのんびり泊まれそうです。

予定の工程はここまでですが、何せまだ午前中。

天気も素晴らしいことだし越百の山頂まで行ってみることにする。

ベンチでカップヌードルを食べた後、

小屋の荷物置き場にザックを置いて出発。

険しい中央アルプス、いたるところにこんな崩壊地があります。

 

振り返れば小屋の黄色い屋根が目立つ。

 

 

樹林帯をしばらく上ると、

 

 

森林限界を超えて展望が開けます。

 

 

まず目に入るのは木曽御嶽

 

 

 

周囲の紅葉も色鮮やか

 

 そして前方には越百山がそびえています。

 

 

さすがに花の姿はすくないけれど、わずかに咲いているのはシラタマノキ

 

主稜線に近づくにつれ険しい斜面。

 

 

ここでも越百小屋は目立っていました。

 

 

最後の斜面を上り詰めると

 

 

山頂に到着。

少しずつ雲が上がってきましたが素晴らしい展望です。

 

 

 

南アルプスはお隣り

左から悪沢岳、荒川岳、赤石岳、

 

 左から白根三山、北岳、間ノ岳、農鳥岳

 

 

 

塩見岳、右の端には富士山もチラリ。

 

 

 左に甲斐駒、右の仙丈ケ岳は雲をかぶっています。

 

 

西に目を転ずれば木曽の御嶽山

 

 

南に連なるのは南越百山、その先には奥念丈岳に連なる稜線。

 

 

そして北側には、明日目指すところの仙涯嶺、南駒ケ岳

 

 

さてまだまだ日は高いので、南越百まで行ってみようかと縦走路を下ってみました。

 

ナナカマドが色鮮やか

 

 

丸くゆったりとした南越百の山

楽に行けるかと思えば大間違い。

 

 

わずかな踏み跡を笹薮をかき分けて進んでいくと

飯島側に下る分岐、道が荒れているのか通行止めの看板

 

 

さらに南に進みましたが、ハイ松の生い茂る中の藪漕ぎ、

とても素手では太刀打ちできないと感じて引き返しました。

 

ふと見るとチングルマの穂が揺れている。

 

ということで、再び小屋に下ります。

 

 

小屋についたらまずこれ!

 

小屋の前のベンチからは南駒ケ岳や越百山が見渡せます。

 

 

 

午後は雲がかかっていましたが、夕方になるころはすっきり晴れて上の写真のような姿。

のんびりお酒を飲むには絶好のシチュエーションです。

ぼちぼちと今夜の同宿者も到着。

連休前とあって、また木曽駒周辺の中央アルプスの核心部とは違って

ここは至って静かです。

今日ここに集まった方たちもベテランぞろい、

登りで出会ったご夫婦はすでに百名山は終えて今は三百名山を目指しているとのこと。

ご主人はハセツネにも何度か出場している健脚。

ほかの方々も海外遠征含め経験豊かな方ばかり。

小さな小屋で皆さんのお話に耳を傾けつつ時を過ごす。

夕食はサクサクの天ぷらをはじめ、滋味あふれるおいしいおかずばかり。

ついついビールが進んでしまった。

 

明日の好天を祈りつつ眠りにつく。

 

 

続く

 

  


COSMO~SKYTREE なんちて・・・速報

2012-10-08 09:43:11 | 中央アルプス・御嶽山

2012年10月5日~7日

越百山から

 

仙涯嶺、南駒ケ岳を通って

 

 

 

空木岳へ

 

 

久々の中央アルプスです。

以前、木曽駒ヶ岳から空木岳まで縦走したとき

空木の南に連なる魅力的な峰々を見て、

そのうちあちらにも行ってみようと思ってましたが、今回ようやく達成です。

コースタイムでは一泊二日で十分回れますが、

三日かけてのんびり雲上の散歩を楽しんできました。

 

アルプスの名に恥じない堂々たる山々

 

 

 

そしてカールの斜面に広がる錦のごとき風景

 

 

秋真っ盛りの山旅でした

 

 

詳細はぼちぼちと