ゆっくりと山登り

登山、写真、その他日々のことなど

谷川岳に行ってきた 2014年3月 

2014-03-31 21:56:14 | 上信越地方の山

2014年3月29日

好天に恵まれた一日、谷川岳に登ってきました。

ここに行ったきっかけは、yosiさんのブログだったのですが

気づいたのが金曜日の晩だったのでとりあえず連絡を取る間もなく天神平へ。

結局は一人旅になりましたが天気も展望も素晴らしく、春の雪山を堪能することができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

詳細は別途・・・


塔ノ岳から丹沢三峰 その3 2014年3月

2014-03-30 18:01:19 | 関東の山

2014年3月22日

 山小屋に泊まるときもたいていは朝は自炊。

マイペースで出発の準備ができるので。

この日もコーヒーを入れて、パンをかじって。

頃合いを見て外に出るとちょうどご来光を迎える時間になっていた。

 

反対側の富士山もほんのりピンクに染まっている。

 

 

今日は私は三峰経由で宮ヶ瀬へ降りる。

B君は塔ノ岳から鍋割を回って鍋焼きうどんを食べて帰るという。

いずれにしろ、今日は好天が続きそう。良い山旅になるだろう。

富士山の右側には、聖岳、赤石岳、悪沢岳と

昨日は隠れていた南アルプスも良く見えていた。

 

B君はのんびり出るというので、山頂で別れを告げ三峰への道に入る。

 

木陰から八ヶ岳

 

しばらくはゆったりとした尾根道が続く。

雪は適度にしまっていて歩きやすい。

 

蛭ヶ岳も良く見える

 

こちらは道志から奥多摩方面

雲取山の姿が際立つ

 

 

 

 

静かな朝の山道

 

 

大山

 

 

 

個性的な木がそびえる森の道

 

丹沢三峰の一角、太礼ノ頭

 

向かう先に円山木ノ頭

 

東京湾を見下ろす

横に長く続く姿は大河のようだ

 

 

 

円山木ノ頭への登りにかかる 

 

 

さらに進んで無名ノ頭

 

江の島が見える

 

三峰の最後は本間の頭

 

小屋を出てから誰にも会うことなくここまで来た。

 

 

 

高尾山から陣場山に続く縦走路

 

 

この辺りいくつかのピークを巻きながら進みますが、ところどころ荒れていた。

 

高畑山に到着

思ったほどの展望はないが、ベンチで休憩

 

のんびりコーヒーを飲みながら過ごすひと時

日差しを浴びながらぼんやりしているのが良い

 

 

目指す宮ヶ瀬湖が見えてきた

 

あちこちにヤブツバキの花が咲いていて、

花が少ない季節に彩りを添えている。

 

最後のピーク

御殿森ノ頭を超える

 

あとは森の中を下っていくと

登山口に出た。

 

最後は風呂に入ってビールでもと、

ビジターセンターに向かう。

小さな汽車が走っていた。

 

バスターミナルの傍らに咲いていた桜

山の上の雪景色から、一気に春の風景に変わった。

 

前半は人気の塔ノ岳から後半の静かな三峰へ

天気に恵まれた穏やかな春の山行でした。

 


塔ノ岳から丹沢三峰 その2 2014年3月

2014-03-30 16:06:53 | 関東の山

2014年3月22日 

塔ノ岳から丹沢山へ

人気は少なくなって、静かに雪の上を進む

 

カサコソと音がするほうを見れば鹿でした。

 

春の明るい日差しの中を進む。

 

ゆったりとした稜線歩きが気持ち良い。

 

 

雪もだいぶ融けてきた。

 

塔ノ岳を振り返る

 

 

笹原も顔を出して、春めいた雰囲気の山道が楽しい。

周囲を眺めながら足を進める。

 

 

 

 

竜ヶ馬場の眺めの良い広場から

塔ノ岳

 

大山

 

富士山

 

 

緩やかに斜面を登って丹沢さんの広々とした山頂に出た。

 

 

今夜の宿のみやま山荘

 

今日は人が多いと聞いていたが、割と早めにつくことができた。

寝室の端っこに寝場所をいただいて、

とりあえずは・・・

 

ビールを飲みながらしばしまったりして、次々に到着する人たちを迎える。

・・・と、山仲間のB君登場。

B君は焼山から入って主脈コースを歩いてきた。

実は数日前に丹沢に行くとは聞いていたので、

半ば確信的なバッタリではあった。

ともあれ、一緒に酒を飲みだす。

 

みやま山荘はお食事が良いと聞いていたが、

こんな感じで焼肉が食べられる。

B君が持ってきたワインを飲みながらおいしくいただいた。

 

夕暮れ時

 

夕日を眺めながらのひと時

 

茜色に染まった富士山、

明日も天気がよさそうだ。

 

夜景を見下ろしながら夜を迎えた。

 

翌日へつづく

 

 


塔ノ岳から丹沢三峰 その1 2014年3月

2014-03-26 21:54:12 | 関東の山

2014年3月21日~22日

先週に引き続き三連休も素晴らしい天気に恵まれました。

丹沢へ一泊二日の山旅。

塔ノ岳は私が最も登った回数の多い山の一つ。

高校の歩荷訓練に始まり、表尾根、鍋割、などの日帰り、

蛭ヶ岳を経て丹沢主脈、檜洞丸までの丹沢主稜、

そして水無川周辺の沢登などなど・・・

でもこのブログを始めてからは登っていなかった。

丹沢さんから三峰のルートも歩いたことがなかったので、

大倉尾根から宮ヶ瀬までを一泊二日で歩くことにした。

バスを降りて山支度。

雪の多かった今シーズン、

とはいえ、このところの暖かさにこの周辺も春らしい景色になっている。

 

 

 

 

今日は丹沢山のみやま山荘まで、のんびりと登ればよい。

 

 

重度の花粉症の身にはつらい季節。

バスを降りるまではマスクを着けていたけれど、歩き出してからは息苦しいので点鼻薬を使用。

今のところ調子は良い。

 

 

やがて見晴茶屋へ

さすがに連休とあって登山者も多くなりそうだ。

 

相模湾を見下ろしながら最初の小休止

 

 

学生のころの大倉尾根はオーバーユースで登山道が削れ広がり

むき出しの赤土が痛々しかった記憶。

今は少しずつ補修が進んでいる。

 

表尾根の稜線、

大雪に見舞われた丹沢も南側の斜面はだいぶ雪融けが進んだ。

 

富士山が顔を出した。

でも今日は風が強く、頭に雲をかぶっている。

 

堀山の家へ

一昨々年に小草平ノ沢を遡行した時はここに出た。

このあたりは風の通り道になっていて体が冷える。

ジャケットを羽織って歩き出す。

 

だらりと長い大倉尾根はまだ続く

 

 

間もなく花立に出ようというあたりで周囲の展望が開ける。

 

背後には伊豆半島と相模湾に浮かぶ大島

 

富士山から愛鷹山

 

三ノ塔から大山

 

鍋割山稜の斜面には沢に白く雪形が残る

 

花立山荘へ到着

ここで景色を眺めながら一服

ベンチにすわってビスケットを食べていると、

外国人の方お二人が登ってきてあいさつを交わす。

 

 

 

さて頂上へ向かってもうひと頑張り

 

 この辺りは開けた尾根道が続く

 

 

山頂が見えてきた。

 

ここで先ほどの外国人の方のうちのお一人が追い付いてきた。

しばらく話をしながら一緒に登る。

こちらはネパールから来た人で、もう一人遅れているのはフィリピンの人。

お二人は会社の同僚なのだそう。一緒に塔ノ岳へのワンデイハイクに来たとのこと。

カトマンズ出身でお国でもヒマラヤのトレッキングをしたことがあると言っていた。

当然ではあるが、日本に来るまで海を見たことがなかったとも。

 

 

ネパールの人 さすがにすいすいと歩いていく

 

北海道や大阪の旅行をした話などを聞きながら歩いていたら、いつの間にか頂上についていた。

 

 

 

蛭ヶ岳が見える

 

周囲の景色を眺めていると、やがてフィリピンの人も到着。

二人で頂上のあちこちで写真を撮っていた。

 

風が強く、雲がわいているけれど景色を見ながらビール!

 

お二人に見送られて私は丹沢山へ

 

続く


鬼ヶ岳(御坂) 2014年3月

2014-03-24 21:15:18 | 御坂・富士山周辺

2014年3月15日

諸々のことが一段落して(しかし、まだ二段落、三段落が待っているような・・・)

晴天の予報が出ている土曜日、久しぶりの山登りに出かけました。

しばらくWEBと山を控えておりましたので、体がついていくか心配。

どこに行くかいろいろ考えましたが、

先日出張で飛行機から見下ろした丹沢や御坂の山々の真っ白の姿が印象的で

まずは御坂の鬼ヶ岳へ。

こちらもずいぶん昔に十二が岳から縦走したことがあります。

今回は根場の集落から鬼ヶ岳へ直接上がって、

雪の具合によって足が進むようなら王岳まで足を運ぼうかなんて思ってましたが

やっぱり甘かった。

朝の談合坂、金曜の夜に積雪があって周囲の山々が美しかった。

 

西湖の野鳥の森公園の前から

富士山がくっきりと青空に映える。

 

根場の集落につきました。

 

ここの駐車場に車を停めて出発。

 

先の大雪からかなり回復したようだが、まだまだ雪が

残っている。

 

 

沢を徒渉して山道に入るところ。

 

 

 

ほとんどトレースは消えているが、一人分の新しい足跡。先発者がいるようだ。

 

 

杉の森の中の斜面をしばらくたどっていく。

まだアイゼンが必要なほどではない。

 

しばらくして杉の森を間もなく抜けようとする頃、前方から人が降りてくる。

「こんにちは」と声をかけると、「あなたこの山は登ったことありますか?」との問いかけ。

「下ったことはあるけど登りは初めて」なんて話をしていると

道がわからなくなったので途中で引き返してきたという。

結局その人はそのまま下って行ってしまった。

やれやれ・・・

杉林の中はピンクのテープもあり、わずかにへこんたトレースの跡もあって間違いはない。

確かに落葉松の森に出たところで完全にトレースが見えなくなった。

先行者が付近をうろうろした様子はわかる。

地図とにらめっこしながら、方向に検討をつけて進む。

すると前方を小さな影が二つ横切った。

 

リスでした。

落葉樹の森は日が差仕込むので見通しは良いけれど

雪がすぐぐずぐずになってしまう。

ひざ上までもぐる重たい雪の中、

方向を見定めながら歩いていて

だいぶペースが落ちてしまった。

 

 

背後の富士山に励まされつつ進む。

 

 

斜面が急になって雪が薄くなってきた。よく見ると上のほうの斜面に夏道の跡らしき物が見えてきた。

ようやくルートに自信が持てた。

 

 

まもなく雪頭ヶ岳につながる稜線に上がる。ここからは尾根をたどってゆけばよい。

 

 

稜線の雪も締まって歩きやすくなった。

先ほどの人とすれ違った以外はずっと一人きりの山歩き。

真っ青な空にひんやりした空気、風の音と雪を踏みしめる音、

時折さえぎる枝を振り払うときのざらざらした感触

久しぶりの感覚を味わいながら登っていく。

 

だいぶ高度を上げて稜線の向こうに聖岳が見えた。

小さいけれど端正な姿が良くわかる。

 

カンジキは持ってきたけれど、結局つけずにここまで来てしまった。

 

さて雪頭ヶ岳が近づくと岩場や藪がひどくなってきた。

夏道も良くわからないので強引に藪を突破する。

雪も深くてなかなか思うように進まない。

なんとか突き進むとようやく道標を見つけた。

背後に展望が開けた。

 

昼になって雲が多くなってきたけれど、

青木ヶ原の樹海の向こうに竜ヶ岳や毛無山も見えている。

 

緩やかな斜面に出ると雪頭ヶ岳山頂はもうすぐ。

 

この斜面は素敵なお花畑だそうだが、前回も晩秋だった。

 

山頂の斜面で富士山を前にお昼ご飯

 

 

足和田山と西湖を見下ろしながらラーメンをすする。

久しぶりの山登りにとてもさわやかな気分。

聖岳、赤石岳そして悪沢岳も見えている。

 

 

正直ここまで登ってくるのに結構疲れた。

ルートを探すのに神経を使ったし、グズグズの雪にも難儀した。

山頂でのんびり景色を見ていると、なんだかもう今日はこれで十分という感じになってきた。

 

ということで、来た道を引き返す。

一度通った道は速く感じるもの、ぐんぐん下って

登山口の沢へ

 

朝は暗かった谷間にも日が回り込んで明るく、雪の道を駐車場へ戻る。

 

根場の売店でお土産を買ってかえる。

店のおじさんに聞くと、あの大雪の跡は大人の背丈ほども雪が積もって

しばらくどうしようもなかったらいい。

「いやしの里根場」もしばらく休業していたがようやく再開できたとのこと。

 

二カ月以上間のあいた山登り、やっぱり体がなまっているのが良くわかった。

それでも久しぶりの山の感覚、やっぱり良いものです。

 

 


久しぶりの更新

2014-03-23 20:08:57 | 関東の山

本当に久しぶりの更新になってしまいました。

今年に入って、いろいろありまして二カ月以上山登りもブログからも遠ざかっておりました。

先週から山登りは再開、この三連休も一泊二日で出かけてきました。

久しぶりに静かに自然の中に浸って、スッキリした気分です。

 

大雪のこの冬でした。三月というのに御坂や丹沢でこんな雪の風景とは。

 

3月15日

 

 

3月22日

 

3月23日

 

それでも暖かなこの休日、春らしい風景に心もポカポカと

 

 

詳細版は、また後日(いつになることやら・・・)