ゆっくりと山登り

登山、写真、その他日々のことなど

清八山・本社ヶ丸 2012年5月 その2

2012-05-28 22:06:57 | 御坂・富士山周辺

 

2012年5月26日 清八山から本社ヶ丸への続きです。

 

清八山、秀麗富岳十二景の12番目

5月とあって澄み切った空とは言えませんが、

姿の良い富士山、雪の残り方もちょうど良い感じ

 

清八山の山頂、富士山の方向に立つ松の木がいい味出してます。

 

 

西に目を転じれば、釈迦ヶ岳の三角形、

彼方には悪沢岳、赤石岳も空にぽっかり浮かんでいます。

 

 

山頂を後に、本社ヶ丸への縦走路

所々で展望が開けるとそこには富士山

 

 

落葉松の緑色が目に優しい

 

 

本社ヶ丸まではところどころ岩の露出した道になります。

 

 

 

 

 右手には清八山からその先にのびていく御坂山塊の主稜

 

 

南側に広がる景色を眺めながらの気持ちの良い山道をたどります。

 

 

 

ムシカリの花も咲きだしましたね

 

 

 

 

本社ヶ丸山頂手前の最後の岩場

さほど困難なところはありません。

 

 

 ・・・で山頂に到着

前方には三つ峠

 

 

 

 

ここでもミツバツツジがきれいに咲いています。

 

 

北側には大菩薩の山々

 

 

残念ながら午前中にしてすでに富士山は雲隠れしてしまいました。

 

早起きして、腹も減りました。

お湯を沸かして昼食にします。

西から東からぼちぼち到着してくる登山者。

さほど広くない山頂ですが、5~6人が休むには十分。

 

さて夜に用事があって、17時ごろまでには自宅に帰りたいところ。

空に雲も増えてきたことですし、下山にかかりますか。

鶴ヶ鳥屋山方面に向かう道を東に進む。

ここからは森に入り展望こそありませんが、

明るい広葉樹林の下に草花の生える、とても気持ちの良い縦走路です。

 

 

 

 

小さなアップダウンはあるものの、歩きやすい快適な道です。

傍らに咲く小さな花たちを愛でながら歩いていきます。

 

 

鉄塔の下に出て一旦開けた笹原になります。

 

 

だいぶ雲がかかってきたかな

 

 

まもなく角研山の標識にあるところ。笹子に降りる道は、この手前にあります。

 

 

北側は急斜面で笹子側に落ち込んでいます。

急斜面を膝をかばいながら下っていく。

 

 

一旦林道に出て

 

再び山道を下っていくと笹子駅南側の登山口に出ました。

 

 

やっぱり降りてくると暑い!

また舗装路をてくてくと駅に向かいます。

駅の近くの酒蔵でビールを仕入れ、駅のベンチでプシュッ!!と

 

 

清八山、本社ヶ丸、三つ峠や大菩薩に比べると地味な山ですが、

素晴らしい展望と花と緑と、

なかなか良い山でした。

富士山の眺めを楽しみに歩いた半日、

冷たいビールを流し込む至福とともにシメとなります。

 

 

おしまい

 

 

 


清八山・本社ヶ丸 2012年5月 その1

2012-05-27 21:06:05 | 御坂・富士山周辺

 

2012年5月26日 

4月末の笹子雁ヶ腹擦山、GW後半の滝子山に続いて、

笹子駅から登る富士山の見える山、

大月市選定の秀麗富嶽12景に数えられる清八山・本社ヶ丸に登ってきました。

 

いつものように始発電車で笹子駅に降りたのが7時半ごろ。

降りた人は10人にも満たなかったか。あちこちの山に散らばっていき、

本社ヶ丸方面に向かったのは自分だけのようで、静かな山登りになりそうです。

きれいな青空が広がっています。

国道を笹子峠の方向にしばらく歩いてから、標識に従って清八峠に向かうみちへ。 

今日は天気が良くて日差しがまぶしい。

周囲に広がる里山の風景

 

 

田植えを終えたばかりの苗が揺れる田んぼに映る山影

 

 

あちこちに植えられた桐に、淡い紫色の花が咲いています。

豊臣家の家紋に見えます?

 

 

半月前には柔らかい新緑だった森も、色濃くたくましい葉に変わってきています。

 

 

 

さて、登山口まではしばらく舗装道路が続きます。

てくてく歩く1時間ほどが我慢の時間。

 

やがてこんな鉄塔が現れるとまもまく水力発電所

 

 

川を横切った先の広場からは、荒れた道をまたしばらく進む。

 

ここは森の中、沢沿いの道なのでホッとします。

 

やがて目の前がぱっと開けて伐採地となりました。

ここに登山ポストがあります。

今日は太陽が照りつけていて開放的な斜面もちょっと煩わしくさえ感じます。

 

 

斜面をしばらく登り振り返れば、ひと月前に登った笹子雁ヶ腹擦山の三角形のピーク。

あのときはみぞれ交じりの雨が降るような気候でしたっけ。

 

 

さて、伐採地を終えて、森の中に入ります。

 

ここからは清八峠まで一本調子に登っていきますが、

木漏れ日が気持ちの良い尾根道。

快調に高度を稼ぐことができます。

 

 

時折、道端の花に目を停めながら

 

 

 

高度を上げるにつれ木々の色合いも柔らかい若葉の色に変わっていくようです。

 

 

 

 

下草も日の光を求めて精一杯葉を広げています。

 

 

 

ようやく主稜線らしきものが近づいてきました。

 

峠に出ました。

ここまで誰にも会うことなく静かな山道でした。

 

 

ここからはまず三つ峠側に登ります。

清八山のピークはすぐそこ。

 

 

直ぐに目の前が開けて清八山に出ました。

素晴らしい富士山の展望台。

 

ここまで登ってくる途中にもちらほらとミツバツツジが咲いていましたが、

山頂付近には結構群生しています。

富士山手前のこのツツジはまだつぼみでした。

これが満開ならいい写真が撮れたでしょうに。

 

 

それでも何とか富士山と合わせて写りこむよう

山頂の周りをしばしうろうろ

 

 

 

写真を撮っていると

単独の男性が到着、引き続き3人組のパーティーも到着。

3人組は宝鉱山から本社ヶ丸、三つ峠をまわる周回コース、

単独さんは鶴ヶ鳥屋山を通って初雁まで。

私も初雁までと思ってましたが、この景色を前にあんまり急ぐのももったいない。

山頂でしばし、まったり。

 

続きます

 

 

 

 

 


金環食

2012-05-21 22:04:19 | その他

2012年5月21日

待ちに待った日が来ました。

天気が心配されましたが、各地で観測できたみたいですね。

私は予定通り会社の屋上にカメラを設置してみてましたが・・・

川崎は東から流れている雲に遮られ

これが精いっぱい

 

一番のピーク時は雲の中でした 

各地で皆様が撮影された写真を見て我慢しましょう。

 

自宅で見ていたカミさんはしっかり金環食を見たようです。

私も午前中に〇〇会議さえなければ休みを取って見ていたものを・・・

これはリング状に開けたピンホールからの影(カミさん撮影)

 

 

 

こうなったら18年後に北海道に行きますかね。

その前に、金星の太陽面通過がありますけど、6/6梅雨入り前の好天となればいいですね。

 


天地明察

2012-05-20 00:20:50 | その他

今日は終日いい天気でしたが、風邪気味・・・

 

近所の公園、ポピーがゆれる。

空気も爽やかで、走り回る子供たちでにぎやかでした。

 

 

 

 

「天地明察」

昨年の本屋大賞だそうですが、遅ればせながら購入。

引き込まれるように一気に読んでしまった。

金環食、天気が微妙ですがぜひ晴れてほしい。

 

 

 

 


高原山のヤシオ 2012年5月 その2

2012-05-13 06:16:33 | 関東の山

2012年5月12日

高原山の大丸から続き

 

ここは山と高原地図にも記載されているヤシオの群生地。

いわゆる表の年ならば周囲一面ピンクの花に囲まれるとのことですが、

今年は開いている木もまばらで、花の数も少な目。

それでもそれぞれ個性があるのが生き物の常、

周囲に流されず花を咲かせている、そんな気まぐれ者を見つけてはカメラを向ける。

 

 

 

何せ今日は風が強いので、花がぼんやりしてしまうのも難しいところ。

風にびくともしないこんな奴もいますが。

 

 

さて、一旦大間々に戻ります。

 

新緑の沢

バリエーションルートのお好きなyamasanpoさんは

見上げながらいまにも登って行きたそうな表情

 

 

・・・と、前方から現れたのはNaoさん

先日の燕岳ではニアミスでしたが、今度は遭遇できました。

今日はおひとりで散策とのこと。

しばし歓談 

 

さて、大間々に戻った後、リンゴさんがご存じのいくつかの花のポイントに行ってみました。

 

 

 

 

 

ここもミツバツツジとシロヤシオが群生するところだそうですが

今回はやはり花は少な目

 

 

 

何とか花つきの良い木を見つけては、写真を撮る。

 

 

 

 

 

帰りは尾根道をたどる

 

昼食後、県民の森近くの、もう一か所のポイントにも行ってみました。

ここもシロヤシオは終わりの状況

 

 

 

そんなわけで、花はちと残念でしたが、

新緑の道を歩くのはそれだけで清々しいもの。

たっぷりと良い空気を吸って爽やかに帰宅。

また来年見に行く理由ができたというものです。

ご一緒いただいたリンゴさん、yamasanpoさん

また山で出会ったNaoさん、

どうもありがとうございました。

おかげさまで楽しい山行になりました。

 

おしまい

 


高原山のヤシオ 2012年5月 その1

2012-05-12 21:22:46 | 関東の山

2012年5月12日

毎年恒例になっている春の高原山

これまでは5月末か6月初旬のシロヤシオの季節に伺ってましたが

今年は少し早めのアカヤシオの季節に行ってみました。

地元のリンゴさんのご案内、ご同行いただいたyamasanpoさんと三人で、見どころを回りました。

今年の花つきは・・・リンゴさんいわく「裏年ですかね・・・」

確かに花の数は少なくちょっと残念ではありましたが、

アカヤシオ、シロヤシオ、ミツバツツジ、ヤマツツジ、各種のツツジと

そして何より爽やかな新緑をたっぷり味わうことができました。

 

 

東京を前日の晩に出て、大間々の駐車場で仮眠

目を覚ますとちょうど日ノ出の時間でした。

 

 

天気は良さそうですが

冷たい強風が吹きすさぶ。

車の中で朝食を食べ、周辺を散策。

 

那須も雲がかかってます。

きっとあちらもすさまじい強風でしょうね。

 

 

若葉の緑が好ましい。

 

 

新芽が争うように吹き出る木々

 

 

展望台からは広大な風景

 

再び駐車場に戻り、歩く準備をしていると、

現れた見覚えのある風貌・・・yamasanpoさんでした。

花を見に来られたとのことで、一緒にリンゴさんの到着を待つ。

まもなくリンゴさんも登場し出発です。

 

 

いつもは八海山神社に向かう分岐、今日はミツモチ山の方向へ

 

 

新緑まぶしい道を進む

 

やがてお目当てのアカヤシオがちらほら

 

 

淡いピンク色、ミツバツツジよりは丸みを帯びた優しげな形

 

明るく日の差し込む林の道、傍らにはカタクリの花

今日の寒風に花もまだすぼめたまま

 

ゆったりとした林道を進むとやがて開放感あふれた笹原に出ます。

 

 

ここからは矢板など高原山のすそ野の町が一望のもと

 

 

もちろん高原山の主稜線も

 

 

日光男体山や女峰山には強い風が当たっていつためかガスがかかってました。

 

 

気持ちの良い笹原をしばらく進むとミツモチ山

まずは展望台であちこちの眺めを見定めるリンゴさん、yamasanpoさん

 

 

 

裾野に向かって広がる新緑の森、

そして水を引き込んで輝きだした田んぼ

 

一旦戻って、山頂に向かう

 

 

三角点にタッチ。

無事、ミツモチ山の山頂についた後はいよいよ登り・・・?

そう、大間々よりミツモチ山は低いところにあるので

今回は山頂に向かって下り、登って帰るという山下り山行なんです。

 

傍らのカタクリもきれいに花を開いていました。

 

 

ちょっとしたアップダウンの後、大丸へ

 

 

ここがアカヤシオの群生地とのこと。

あちこちにピンクの花をつけた木がありますが

リンゴさん曰く、「今年は裏年ですね、花の付きがあまり良くない」とのこと、

それでも密度濃く花を咲かせた木を見つけては、シャッターを切る。

 

 

続きます。

 

 


滝子山 2012年5月 その2

2012-05-10 22:06:50 | 奥多摩・奥秩父・その周辺

2012年5月5日

滝子山の続き

 

寂ショウ尾根を上がり、小さなピークをいくつか超えると山頂です。

 

 

どーん

 

と、富士山

三つ峠を前景にいつもの端正な姿

多少雲が流れていたので、隠れてしまわないか心配したんですが

ばっちり見られて良かった。

 

北側には黒岳、雁ヶ腹擦り山

 

早起きしたので、すでに腹が減っております。

さほど広くない山頂ですが、一角に陣取って

お湯を沸かしてまずカップめん、そしてコーヒー

天気も良く、風もなく

野外でお昼を食べるには絶好の日和

 

下りはスミ沢コースを選びました。

最高点の先を下ったところ、東峰に三角点、とりあえず撮影

 

 

 

山頂を下って回り込んだところに鎮西ヶ池というのがありました。

ネットで調べると鎮西八郎為朝に由来するようです。

 

さらに進むと、大谷ヶ丸への道を分けて、

広い防火帯の道に出ます。

スミ沢沿いに登ってきた方々とすれ違う。

中には、この気持ちの良い斜面でお弁当を広げている人もいます。

 

ここで、登山口でお世話になった単独の男性に追いつく。

青梅からいらしたSさん。

週に二度は近隣の山を登っておられるとのこと。

歩きながらこれまで登った山のお話を伺う。

ここから笹子までお供いたしました。

 

 

落葉松の新緑が活き活きとしています。

 

 

沢の流れが少しずつ広がる。

雨の後とあって水量も豊富。

きれいなナメ滝

 

明るい沢沿いの気分の良い道を下っていきます。

 

 

道端に咲く花たちにも目を停めつつ

 

 

 

小さな滝を横目に見ながらたどるルート

Sさんによれば、秋の紅葉も素晴らしいようです。

 

 

 

最後は杉林をくぐって林道に戻ってきました。

 

あとはてくてくと笹子の駅まで

Sさん、今回はいろいろお世話になりました。

新緑と、花と、沢の流れと

天気にも恵まれた気持ちの良い山行でした。

 

おしまい

****************

このところ竜巻やら雷雨やら不安定な天候ですが

12日は栃木地方は晴れの予想ですね。

毎年恒例の高原山詣で

ことしも出かけますよ

 

 

 


滝子山 2012年5月 その1

2012-05-08 21:56:20 | 奥多摩・奥秩父・その周辺

 

2012年5月5日

GW後半は不安定な天気でしたが5日は一日好天でした。

どこに行こうかと思案したときに浮かんだ風景は、

先の山行で松本に向かうあずさ、

高尾から笹子に向かう間、車窓から見る新緑のまぶしさ。

周囲の山の色がついこの間までの枯草の色が、若草色に変わり

一回り膨れ上がったかのように見えてました。

・・・ということで向かったのが滝子山。

笹子の駅に降り立ったのが7時半ごろ

期待通りの真っ青な空のもと国道を歩き登山口に向かいます。

 

 

 

道端に咲くスミレの花に目をとめつつ

 

 

高速道路を渡り、谷間の奥に目指す滝子山

 

今回は頂上に直登する寂ショウ尾根のコースを選びました・・・が

ここは私登るのは初めて

入口はすぐ見つかるだろうかと思っていると

どうやら同じコースをとる単独の男性

話をお聞きすると、寂ショウ尾根はもう10回ほど登ったことがあるということで

心強い先達について、迷うことなく登山口に入りました。

 

新緑のトンネルが気持ちの良い道

 

 

竹藪のところに登山口の標識がありました。

 

 

 杉林の中を登って林道を横切り、

峰の山から滝子山山頂に伸びる稜線に出ると明るい林の中の道になります。

 

傾斜は次第に急になってきますが、爽やかな風景のなか

気持ちよく高度を稼いでゆきます。

歩きながら足元の小さな花たちを探すのも楽しみ。

 

 

そして背後には富士山が頭を出しました。

 

 

ミツバツツジも標高の低いあたりは、昨日までの雨天で散ってしまっていたのですが、

登るにつれて花をつけた木が増えてきました。

 

尾根道の傾斜はますますきつくなり、岩場になります。

 

 

しばらく続く岩稜を乗り越え、山頂も間近になったころ所々で展望が開ける。

西の方向に南アルプス

 

 

 

赤石岳、悪沢岳、小河内岳のあたりか・・・

 

手前に山に隠れてますが、白根三山

 

細かいピークを越えて、稜線に上がると

 

木々の間から山頂と思しきピークが見えてきます。

 

 

山頂は、秀麗富嶽十二景の一つに恥じない眺めでした。

 

続きます

 

 


燕岳から蝶ヶ岳 2012年GW その5

2012-05-07 21:07:19 | 北アルプス

 

2012年5月1日~2日

 

さて、大展望に満足の常念岳を後にして

下っていくうちに雲の中に入りました。

 

 

 

2512mのピークとの鞍部から先は、雪が積もった道

今日は気温も高めで、雪がぐずってくると歩きづらいな~と思いながら進んでいきました。

細かいアップダウンの繰り返しに、ちと疲れ気味。

ガスに囲まれた稜線をひたすら進む。

 

蝶槍に向かって200mの登りがきつかった。

 

 

ようやく蝶槍につきました。

もうこの後は大きな登りはありません。

全く眺望はありませんが、頂上でコーヒータイム。

 

蝶槍を後に

 

先に進んでいくと、一瞬ガスが晴れて

 

 

蝶ヶ岳の姿が拝めました。

尖った山もかっこいいですけど、懐の深いおおらかな山を見るのも心なごみます。

ヒュッテの前の展望台

 

 

展望さえよければ、蝶ヶ岳近辺でのんびりするのも良いけれど

これ以上良くなることは期待できず、

今日のうちに上高地に下ってしまうことにしました。

その前に腹ごしらえ、ヒュッテでカレーうどんを注文

あとはガスのかかる山頂に立ち寄り、長塀尾根を下ります。

 

思えば、ここが私の北アルプス最初の山でした。

高校一年の初めての夏合宿が、蝶ヶ岳から槍ヶ岳への縦走でした。

長塀尾根の長い長い登りにへとへとになりながらも

蝶ヶ岳で槍穂高を見たときの感激は忘れられません。

そんな感慨を後に、長塀尾根を淡々と下っていく。

 

 

途中、笹原の中、雪道が途切れて泥道になるあたり

トレースがあちこちに乱れて歩きにくかった。

やがて徳澤園が見えてきて、登山口に降りてきました。

 

 

 

小屋に降りるとちょうどソフトクリームを食べていたのは

常念の山頂から、蝶槍にかけてしばしば一緒になったお二人でした。

蝶槍からは横尾経由で下って行かれましたが

別ルートの私とほぼ同時に到着とは奇遇。

記念写真を撮ってもらいました。

 

お二人は明日仕事があるということで、上高地の最終バスに乗るため出発。

私はどのみち蝶ヶ岳に泊まる予定でしたので、

ここ徳澤園で一泊することにしました。

予約なしで相部屋に通されましたが、今日は相部屋は私一人だけ!

大部屋が個室状態です。

荷物を開いて、まずは風呂! 気持ちいい~

んで、もう一杯 

 

 

小屋の周辺を散策しつつ、山行最後の夜を迎える。

 

 

 

 

徳澤園に泊まるのは初めてでしたが、山小屋とは思えない立派なつくり、

館内には香のかおりが立ち込め、談話室の家具の設えも立派です。

 

翌朝は、やはり雨になっていました。

上高地まで広い林道をてくてく歩いていきます。

この日入山された方も多数すれ違いましたが、

そのあとの悪天候がちょっと心配されます。

 

 

最後は定番、河童橋からの岳沢

 

久しぶりの北アルプス、いい連休を過ごすことができました。

************************************

さて、番外編で食事の写真

燕山荘

連休、真っ只中で宿泊客が多く、3回に分けての食事

一生懸命登った後のハンバーグはうれしい。

 

常念小屋

一転して少人数でのんびりした食事ができました。

 

徳澤園

個室と、相部屋では料金もだいぶ違うのですが、

相部屋客向けの食事でも、流石に上高地とあってハイクオリティー

岩魚の塩焼きの他、メインに牛ステーキ

 

 

松本にもどってから、あずさを待つ間に食べたのが山賊焼き(山賊揚げ?)

テレビ番組で見たことがあって、松本に来たら食べてみようと思っていたんですが

肉がでかい!

流石に食いきれず残した肉を包んでもらい、帰ってからまたビールのつまみにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


燕岳から蝶ヶ岳 2012年GW その4

2012-05-06 13:39:42 | 北アルプス

2012年5月1日

 

常念小屋では、爽やかな朝を迎えることができました。

ほんのりではありますが、赤く染まる常念岳。

 

 

未明に起きだして、小屋の前で待つ。

他にも三脚を構える人が数名。

やがて東の空が明るくなり、

 

 

雲の上の一点がまぶしく輝く

 

輝点は直ちに丸く広がって

 

 山々を染めていく

 

 

 

 

遠く雲の上に八ヶ岳も見えています。

 

 

淡い色合いは短時間のうちに消えて、元の雪の白さに戻りました。

 

 

さて山頂までの標高差400m

昨日とは違って青い空、開けた周囲の景色に

急斜面の登りも苦になりません。

 

 

山頂で夜明けを迎えた人も降りてきます。

皆さん今日はモチベーション高いでしょう。

 

 

ぐいぐいと高度を上げて横通岳を追い越し

 

見下ろす、雲海を身にまとうピークも良い雰囲気

 

 

急斜面を登りきれば、あとは頂上まで緩やかで広い斜面を進む。

昨日大天井の登りで後ろに続いていた二人組は先に登って

滑落停止練習をしてました。

「遅いじゃないですか!」なんて笑いながら声をかけられ、こちらも笑顔で返す。

今日の天気には、みんな満足のようで。

 

 

山頂につきました。

 

槍・穂高の姿はもちろん

 

 

周囲の景色は申し分なく

 

 一昨日は霞んで見えていた立山・剱まで

今日は大天井岳の右手にはっきりと見えています。

 

鷲羽岳、水晶岳も立派なもの

 

 上高地のU字谷の上には雲を挟んで乗鞍岳、御嶽

 

 

雲海のかなたには中央アルプス

 

 

そして雲にかげってはいますが南アルプス

 

もう一度、槍ヶ岳、穂高岳

ついついシャッターを重ねる

 

 

 

常念から南に下るルートを見下ろす。

こちらは上部の雪は消えている模様。

波打つように急降下しながら雲海の下に根を下ろしている。

 

さてこの日は、蝶ヶ岳までと相変わらずスローペースを考えていましたが、

連休中盤は下り坂との天気の予報が、早まってきているようです。

蝶ヶ岳ヒュッテか、上高地まで降りてしまうか思案しつつ

 

続く


燕岳から蝶ヶ岳 2012年GW その3

2012-05-06 10:24:39 | 北アルプス

2012年4月30日

朝の燕山荘、日ノ出時刻の前に外に出てみましたが
どんよりした雲に覆われ残念。











午後に向かって天気が悪くなるかもしれないということで、
それまでに大天井岳の登りと、東天井岳あたりの広い稜線を超えておきたいところ。


今のところ周囲の山々はくっきりと見えています。
広大な景色を前に見ながら縦走をスタート。








雪と砂礫が交互に現れる道
燕山荘を振り返る







ハイマツの陰から出てきたのは雷鳥のカップル
















やがて蛙岩へ





上の写真で、岩のわきに人が立っていますが、
ここの冬ルートは、岩の狭間のあたり、細いトンネルの中をくぐりながら登る。
下は凍っていたので、ピッケルを手掛かりに体を押し上げました。
私の比較的スリムなザックでもキチキチでしたので
テン泊の人は通過に苦労したのでは。


入口





出口







次第に大きくなってくる大天井岳







東側に雪庇の張り出した稜線
今のところ見通しは良く
前後に何人か歩いている人が見えます。



前を歩いている単独男性とは、蝶ヶ岳まで同じルートでした。
同室の眼鏡の単独さんも追い付いて、すいすいと進んでゆきました。



いよいよ大天井の登り
夏道と違って頂上まで250mほどの急斜面を直登。






azmさん、こんな感じです → ルート図

天才猟師と言われた小林喜作のレリーフを横目に

 

 

 

登りにかかります。

 

前方にも後方にも、数十メートル離れて別のパーティー

落石、滑落は他の人をも巻き込んだ大事故になります。

ここは周囲にも目を配りつつ、決してミスを起こさぬよう慎重に、慎重に・・・

 

 

谷底まで見下ろす斜面はなかなかの高度感です。

下のお二方はアンザイレンしているようです。

 

 

 ようやく山頂が見えてきました。

最後は傾斜が緩んで到着。

 

 

 




槍穂高はまだよく見えてますが、穂高上空に暗い雲がかかっているのが気がかり。
それにしても、ここから見る槍ヶ岳は形が良く素晴らしい。双六だけから見るのと甲乙つけがたい。

 


さて、ここからはゆるりとした稜線が続く道。

大天荘の前で一服しようと雪原を下っていると

急に景色が霞んだかと思うと、雪が降ってきました。





これはさっさと常念小屋まで行った方が良さそうです。

カメラをしまいこんで、先を急ぐ・・・

幸いにして東天井岳に差し掛かる前に、雪は小降りとなりました。

東天井岳のところで稜線は分岐

常念へは、山頂の南側を大きくトラバースして東側の尾根にわたります。

常念岳が見えてきました。

 

 

アップダウンもさほどなく快適に歩ける縦走路をすすんでいくと、

やがて常念岳が明るくなってきました。

今日はこれ以上の天気の悪化はなさそう。

 


 

横通岳を回り込むと、いよいよ常念岳が目の前に大きく迫ってきます。

 





今日の宿、常念小屋も眼下に

ジオラマ風にいじってみました。



小屋の前の雪の吹き溜まりに開けられたトンネルをくぐると

小屋のご主人が、明るく迎えてくださいました。

 

今晩は、宿泊客も少なくのんびりゆったりできそうです。

先に到着していた、燕山荘で同宿の眼鏡の単独さんと一緒にストーブのわきで昼ごはん。

例によっていろいろな山の話を伺う。

なかでもスノーシューの大会の話は面白そう。

その後、槍穂の展望が良いという食堂でまったり本などめくっていると

いつしか空が明るくなってきました。

外に出てみると、雲は薄くなり一部に青空も出てきました。

明日は期待できるかな。

 

昨日に引き続きゆったりと時の過ぎる山の午後です。



続く 


燕岳から蝶ヶ岳 2012年GW その2

2012-05-04 09:26:40 | 北アルプス

2012年4月29日


夜が明けたばかりの穂高駅にて
中房温泉への乗合タクシーに乗車
うとうとするうちに登山口に到着

周辺の駐車場は満車
昨日から今日にかけて多くの登山者を迎えているようです。







準備を整え合戦尾根に取り付きます。
間もなく斜面に雪

雪を踏みしめながら快調に高度を上げていく












それでも標高を上げるにつれ息が切れてくる。
呼吸を整えながら一歩一歩前へ







そうそう・・・実は最近Pro trek買ったんです。
標高がわかると励みになりますね。


木々の間から大天井岳が姿をあらわす。
期待通りの景色にテンションも上がります。







合戦小屋に到着
魔法瓶に入れてきたお湯でコーヒータイム。






ここから先は開放的な尾根
眺めは良いけれど、強い日射を浴びながらの登り
周囲にはすでにTシャツ一枚で登る人も多い。

そういえば一昨年登った時には雪だったっけ。







北側には餓鬼岳、その先に黒くこんもりとあるのは七倉岳・船窪岳あたり
一昨年、ヒイヒイ言いながら歩いたところ。
遠くに見える黒い岩峰は針の木岳








燕山荘が見えてきました






燕岳東面







槍ヶ岳も頭を出しています







燕山荘手前の急斜面を心臓をバコバコ鳴らしながら登りきると
稜線の冷風にふーっと汗が引いて気持ちが良い







山荘についてのは10時半ぐらい
まだ小屋の中も掃除中
天気も良いことだし、まだまだ長い一日をのんびり過ごすのも良いでしょう。
まずはぶらりと山頂へ


小屋の上には彩雲がかかっていました。
吉兆ですかね。






南西には笠ガ岳、双六岳






西側には裏銀座の山々

三俣蓮華、鷲羽、ワリモ、水晶、野口五郎・・・







一昨年は冷凍のイルカでしたが
今年は解凍されています






南を振り返れば
明日目指すところの大天井岳
何故か地味ですけどなかなか秀麗な山だと思います。





間もなく山頂に到着
アイゼンなしで山頂に行けるほど雪は消えていました。





山頂の向こうにはアルプス北部の山々

竜王岳、立山、剱、針の木岳、蓮華岳、そして鹿島槍







有明山の向こう、安曇野はぼんやりと霞がかかっています。






小屋に戻るころ、青空はいつのまにかぼんやりした淡灰色の空に
明日の予報は曇り・・・ちと心配です。






外のベンチに座っていると
向かいの男性、持っているカメラが最新型のD800!
毎年こちらに撮影に来られているとのこと。
今日はコンディションもいまいちで、
二人してベンチで緩い午後を過ごします。


流石に連休二日目、小屋の中は宿泊者でいっぱいでした。
それでも4人スペースに3人と、
真夏のハイシーズンに比べればゆったり寝られそうです。






たまたま同じ部屋になった眼鏡の男性、
蝶ヶ岳まで同じコースをたどることになります。
昨日の大糸線でお見かけした方々も
談話室で談笑されていました。


朧月の夜、外に出てみれば
D800の男性がせめて安曇野の夜景でもと撮影中。
たまたまコンデジしか持って出なかったので
三脚をお借りして私も一枚。





こうしてみると意外に明かりが多いんですね。



明日の天気を気にしつつ就寝




続く