ゆっくりと山登り

登山、写真、その他日々のことなど

雨上がりの朝  水滴

2009-04-26 10:44:28 | 花や動物
昨日の雨はやんで爽やかな空。
MIMOZAさんからいただいた宿題「雫の写真の撮影」を果たすには恰好の朝とばかりに、
カメラにマクロレンズを付けて公園へ。


小さな水玉をレンズにして、公園の風景を映してみました。






花々もシャワーを浴びた後のさっぱりとした顔つき。
昨日の雨の中のしょんぼりした姿と違って
明るい笑顔を振りまいています。



































ファインダーのなかに広がる小さな世界。
水晶玉のような澄んだ輝き。



















透明なドームが幾重にも重なる
近未来の水中都市のように。












日が上がるにつれて風が出てきましたが、
今日は一日、好天が期待できそうです。









雨の土曜日

2009-04-25 22:44:22 | その他

東京は雨
肌寒さを感じる一日

家に籠っているのにも飽きて、
午後、ふらりと公園に出てみる。
この天気に出てくるモノ好きは他におらず、
時折近くを走る車の飛沫の音と、雨粒が傘をたたく音だけ







広場の芝も水びだし
濡れた枝葉が重たげな柳の木

右手に小さな影が写っているのは
川から飛んできたカルガモ
水鳥の彼らにとっては、どうということのない雨のようです。
盛んに草に隠れる虫をついばんでいるようでした。






強くなる雨に早々に帰宅。
ゆっくりと疲れをいやす一日です。


春から初夏へ  夕暮れ

2009-04-23 23:30:33 | 花や動物

街路に燃えるようなツツジの赤がはえる季節になりました





夕暮れ時の公園
花壇の薄い黄色も華やかに





傾いてきた日の光に透けるハナミズキの花と葉
あくまでも柔らかくやさしい





やがてモクレンの紫も夕陽に包まれ




夕日に向かって自転車を走らせ家路につく人たち




若葉が街から山に向かって生きいきと走り出す。
まもなく連休。躍動感に満ちた山の風景を見に行くのが楽しみです。

穂高・槍ヶ岳縦走 1987年

2009-04-20 22:50:46 | 北アルプス

またまた古い写真を掘り起こしました。
会社に入って二年目の夏。
穂高から槍ヶ岳へ縦走しようと、
同期入社のA君と二人で出かけた時の記録です。

写真はA君からもらったものです。
実はきちんと整理していなかったので、
写真と場所がきちんとつながっていないかもしれません。
特に岩場の写真など、
恥ずかしながらどこで写したか記憶の彼方です。



河童橋で岳沢を背景に



ウエストンの碑にて




まずは上高地から西穂高山荘まで

昼食時、サンダルなので小屋の前ではないかと。
このころはホエーブス725を愛用してました。
ガスコンロを常用する今にしてみるとかさばる代物ですが
ゴーゴーと炎の音がいい味出してました。



西穂山荘の前です。




西穂の独標あたりだったか・・・
頂上で一緒になった女子二人組に、
そつなくA君が声をかけて記念撮影。
お二人とはここで別れて我々は奥穂高へ。



この日はご覧の通り終始ガスの中。
岩稜をひたすら乗り越えていく。



二人で写っているということは、
近くを登っていた人にシャッターを頼んだのでしょう。
こんなところでいささか厚かましかったか・・・







各所で一緒になった方と写真を撮ってます。







奥穂高を越えて穂高岳山荘あたりでしょうか。
下に涸沢、遠方に屏風の頭が見えています。
だいぶ参っているみたいです。






北穂高岳山頂にて、単独行の方と一緒に記念撮影。




北穂高小屋に到着。
ビールで乾杯すれば途端に元気を取り戻す。



翌日もはっきりしない天気でした。
大キレットを通過中のひとこまだと思います。
背後は長谷川ピークかな。



ようやくキレットを通過
目指す槍ヶ岳も間近になってきました。



南岳あたりだと思います。
背後に常念岳





槍ヶ岳の山頂にて




この山行、天気は終始さえない感じでしたが、
3000mを結んで歩いた達成感に満足


この頃はA君とあちこち登っていましたが失敗も数多く・・・
そのあたりもまた機会があればご紹介したいと思います。


終わり

茅ヶ岳 2009年4月

2009-04-16 21:23:00 | 奥多摩・奥秩父・その周辺
中央線沿線の数多くの山の中でも、ちょっと気になる存在でありながらなぜかこれまで登ったことがありませんでした。
高速道路からも特急あずさの車窓からも良く見えるその山に出かけてみました。


頂上からはご覧のとおりの展望。
好天の土曜日、多くの登山者でにぎわっておりました。




さて、アプローチは韮崎インターから車で深田記念公園そばの駐車場まで。
途中標高を上げるにつれ、季節が逆戻りしたように桜が見事な個所がいくつもありました。

駐車場から女岩まで、しばらくは広い裾野を淡々と登る。
強い日射に照らされて結構汗をかきます。

水場で一息ついてからは枯れ葉の積もる道、傾斜も強くなってきて
高度を着々と稼いでいきます。






谷間から稜線にかかってしばらくすると、道の傍らに石碑がありました。
その先には、深田先生自ら選んだ百名山のひとつ、金峰山が雪を残した姿で聳えています。





ここから岩の混じった道をしばらく登ると展望の開けた山頂に出ました。
丁度お昼時で、お弁当を広げた人でにぎやか。

韮崎の街を挟んだ向こう側には南アルプスの峰々が連なっています。





こちらは山頂にポツンと五丈岩を乗せた金峰山。



金ヶ岳の向こうに八ヶ岳。




人の多い茅ヶ岳山頂を避けて、金ヶ岳まで足を延ばしてから
昼食を食べることにしました。

茅ヶ岳からの下り。雪解けあと?でぬかるんだ道を下っていく。
鞍部を超えるとごらんのように道の様子が変わりました。





石門の間をぬけて、金ヶ岳まで再び登っていく。




振り返れば、茅ヶ岳の向こうにおなじみの見慣れた姿。
いつでも富士山が見えたというだけで単純にうれしくなります。



間もなく金ヶ岳山頂。
こちらまで足を延ばす人は少なく、ゆっくりと楽しめます。
ただ周囲の灌木が邪魔をして北~東側は展望がありません。

私の手元に2008年のガイドブックがありますが、
そこには茅ヶ岳にもまして展望がよく八ヶ岳も良く見えると書いてあります。
この10年で木々も育ったということか。
少しずつ山も変わっていくのですね。

山頂で言葉を交わした地元の方。
茅ヶ岳には何十回と登られたとのこと。
このあたりに住む方にとってとても身近な存在なのでしょう。





茅ヶ岳から防火帯の道を下っていく。



サンシュユの花がキラキラ輝いていました。



桜もここでは控え目に、淡いピンク色の花を咲かせておりました。



山の上は新緑はこれからですが、日差しは早くも初夏の趣き。
日に焼けた顔をほてらせながら愛車の待つ駐車場へと下って行きました。


ワニ塚の桜・・・昨年は

2009-04-15 22:10:55 | 花や動物

花の季節の山梨はとてもお気に入りなもので、
昨年も訪れていました。
その時の写真をご紹介します。

2008年4月6日

こちらは河口湖沿いのホテルの近くで、
朝日に染まった富士山。




御坂を越えて、甲府盆地に入ったところ。
桃の花、その向こうに白根三山





さらに北上してワニ塚へ
この写真が撮りたかった!
春の陽気に八ヶ岳が霞んでいましたが、
CPLフィルターを利かせて撮影してみました。





根元にも小さな花が・・・



最後は新府城の桜で締めくくり。




甲斐路の花

2009-04-14 21:52:37 | 花や動物

甲府のフルーツ公園
日曜日とあって家族連れでにぎわっていました。

白く清楚な姿





果物の木に限らず花壇も鮮やかな色があふれています。







こちらは離れて韮崎
ワニ塚の桜は終盤で色あせていましたが、
近所でみかけた枝垂れ桜が見ごろでした。







田の畦に咲く野草たち。
公園の花壇の華やかさはありませんが、
日本の春の好ましい風景です。








ワニ塚の桜と八ヶ岳のセットの写真は有名ですが、
この日の八ヶ岳はぼんやりとしていま一つ。

下の写真、桜の向こうの彼方に霞んで見えるのは、
偽ヤツ(とはかわいそうなあだ名ですが)と呼ばれる茅ヶ岳

実はこの前の日、この頂上に立っていたのです。





続く



甲府の春

2009-04-13 23:17:46 | 花や動物
この土日、春というよりは初夏のような陽気でした。
甲府盆地の桃の花が盛り。

フルーツラインの高台から。
甲府の街を見下ろすと、一面桃色に染まっていました。
日曜日は霞がかかったように遠目が薄れて、
桃の花のびっしりとした密度がいま一つ表現できていないのですが・・・








菜の花の黄色も鮮やかに。






公園の花も今が盛り










枝垂れ桜のピンク色が青空に映えます。




そして若葉の緑もまぶしく
生命力が大地から湧きあがってくるような力強さを感じます。




つづく

夜桜

2009-04-07 22:14:05 | 花や動物
桜が満開

天気が安定していて、今週いっぱいは楽しめそうですね。
風もなく夜桜を見物するにも丁度良い、ということで夕食の後、近所の公園に出てみました。
さすがに平日とあって夜の花見をする人もなく、
時折夜のジョギングに励む人が通りかかるくらいで、一昨日の日曜日の賑わいがうそのようです。

ちょっと長めの露光で写してみました。













柳の木も静かに佇んでいます。



剱岳 目が点の記 1985年10月

2009-04-06 23:17:34 | 北アルプス
これもかなり古いネタですが、若かりし頃の失敗談を一つ・・・


この年の秋、金沢大学で化学会の年会が開かれました。
私も大学研究室の仲間と出かけることになりました。
その準備を進める中で後輩と相談、せっかく遠路出かけるならば
ついでに富山からアルペンルートを通って剱岳に登ろうということになりました。

(以下はたぶんT君にもらった写真だと思うのですが、
自分もカメラを提げて写っているので写真を撮ったはず。
そのうち実家を探索して掘り出さねば…)



山に入った当日、空模様はいまいちですが草紅葉に彩られた晩秋の室堂から
剱岳へ向かって進みます。








剱御前を越えて、剱山荘に到着。
翌日頂上に登ることを夢見て、ゆっくりと休んでおりました。



その翌日・・・
山荘の外に出て・・・





なんじゃこりゃ・・・



一夜にして外は一面の銀世界
横殴りの雪



この季節の北アルプスを甘く見ていました。

雪山の装備を持っておらず、ましてや吹雪の中
引き返すよりすべはなく、
すごすごと撤退・・・




黒部ダムの上で苦笑い。




酒の博物館に立ち寄り、酒を買って帰りましたとさ。





桜・公園・春の花

2009-04-05 19:39:41 | 花や動物
年度の変わり目・・・
3月から4月へとなんだか慌ただしい毎日を過ごしているうちに、外はすっかりと春本番の景色になっていました。

暖かな陽気の中、近所の公園の桜を見にぶらりと出かけました。


公園の入り口にあるヤマザクラ
白い花と、若葉の緑がさわやかです。



こちらはソメイヨシノ









桜に負けず、公園の花壇にはたくさんの花が咲き誇っていました。




ちょっと角度を変えて・・・




紅一点のチューリップ




菜の花



チューリップを背景に・・・









ミツバチも書入れ時




枝垂れ桜の濃い桃色が目に鮮やかです




再びソメイヨシノ





日が高くなるにつれ、人々が集まってきました。
芝生の上にシートを敷き、弁当を広げ、缶ビールを並べ、
子どもとボール遊びに興じる姿。
典型的な日本人の春の休日でした。