金曜日の夜、雪の上高地目指して車を走らせました。
小雪が降る中、松本インターを降りて沢渡へ、ここの駐車場で仮眠をとります。
朝の天気は曇り。
期待した青空は望めそうにないなあ~と
若干気持ちが沈む。
上高地入り口の釜トンネルには駐車場がありません。
よって沢渡でタクシーに乗り換えて行きます。
10分あまりで釜トンネル入り口に到着しました。
ここで痛恨のミスに気が付きます。
ザック、スノーシュー、ストック、三脚・・・
あれ?カメラは?
タクシーに乗り換えたときに積んだ記憶なし。
自分の車に置いてきてしまった

一瞬頭が真っ白になりました。
幸い、ジャケットの上着にサブのカメラを入れていましたが、
コンデジにSDカード一枚の心もとない状況です。
(予備のカードは、一眼レフのケースに入れているのです

)
釜トンネルは12百mほど、途中の距離表示にペースを教えられながら
ヘッドランプを頼りに登っていく。
そしてトンネルを抜けると・・・
なんと青空が広がっています。
明けて間もない朝日を浴びて焼岳がくっきり
沈んでいた気持ちも一気に晴れました。
はやる気持ちを抑えつつ、除雪された道を進む。
尾根を二つほど回り込むと
大正池の端に出ます。
ここで穂高も登場。
真っ白に雪をかぶるその姿。
神々しいまでの輝き。
大正池にはすでに数名のカメラマンが三脚を立てて構えていました。
夜明けの赤く染まった姿はもっと美しかったことでしょう。
焼岳、この日は昼近くまでずっと姿を見せてくれていました。
角度を変えて何枚も撮影しています。
大正池ホテルからは池沿いの道になります。
スノーシューハイクのつもりでしたが
雪はしまっており、靴のままでもほとんど問題ありません。
結局この日はスノーシューもアイゼンも付けずに通してしまいました。
大正池北東側は、土砂でうまって広い河原状、
そこも雪が積もって白い平原になっています。
まだ朝の光が届かない谷間の森の中、
田代の方向へ進んでゆきます。
時々出会う人もいますが、
夏の上高地とは比較にならないほど静かです。
霞沢岳の方向、稜線の後ろに太陽はまだ隠れています。
所々で小さな水の流れを渡りつつ、森の中を歩いていきます。
梓川のほとりに出ました。
河原も白く覆われ、清冽な水の流れを一層引き立てています。
風もなく穏やか。
開けたところでゆっくり景色を見ていても
寒さを感じません。
日が昇るにつれて
谷間が少しずつ明るく照らされて行く様子を見ていました。
続きます