ゆっくりと山登り

登山、写真、その他日々のことなど

今日は福岡

2011-06-28 23:11:34 | その他


先ほど福岡から帰ってきました。

蒸し暑かったけど、仕事の合間にちょっと寄り道。












ここのところ皆様のブログにご無沙汰してしまってます

明日はゆっくりネットできるかな・・・



苗場山 2011年 その2

2011-06-26 22:22:36 | 上信越地方の山

だいぶブログをお留守にしてしまいました。

周回遅れ?で先週の苗場山の続きです。


6月19日日曜日
登りついた山上にはガスがかかっていました。


それでもどこまでも続いているかのようなスケールの大きな
湿原の様子がうかがえます。





山頂付近、一面の雪に覆われていました。





さて今夜の宿、自然体験交流センターに到着






荷物を置いてまずは山頂の標識へ









宿に戻って夕食
そのあと小屋の裏手にある展望台へ

天気が良ければ、佐渡島まで見えるということですが
流石に今日は無理ですね。


それでも霧が晴れて目の前に広がる風景、
沈みゆく夕日に刻一刻と色合いを変える風景

日帰り可能なこのコースでわざわざ山の上で一泊すること
それはこの朝夕の山の表情が見たいからに他なりません。

























2011年6月20日月曜日


そしてあくる朝・・・

日ノ出を見ようと早起きするつもりでしたが
4時に起きて窓の外を見ると
深い霧にかすんでいます。

これは望み薄かな~と
とろとろしていると・・・
なんだかガスが薄らいで空がほんのりと赤く染まって来ています。


あわててカメラと三脚を持って小屋を飛び出し
東側の展望が開けるところまで
雪の上で思うように走れないのがもどかしい
日ノ出の瞬間には間に合わなかったけど
かろうじて撮影した一枚






このあと太陽は雲の中に隠れてしまいました。
しかし東側を覆う雲の縁に朝日が当たって
不思議な光の帯ができてました。





この後再び西から流れてきたガスに覆われてゆきます。












小屋のそばの池
湿原はまだ雪解け直後


苗場山の名の由来、ミヤマホタルイの苗






小さな小さな水芭蕉






ワタスゲもまだ地味な花をつけています。








いったん小屋に戻って朝ご飯
そうこうしているうちにガスが晴れて来ました。

梅雨時ではありますが、
山上の庭園を散策するには申し分のない天気になってきました。






赤沢コース側に、下降点近くまで歩いてみます。
池の向こう、遠くに見える雲をかぶった山は浅間山。






こちらは南側
白砂山の方向です







小屋の近くの岩の上に
役行者の象
すっくりと立って見守る石像に手を合わせる。












濃淡を繰り返すガスの中に岩菅山や横手山をはじめとする志賀の山々が浮かび上がってきます。






大きく広がる山上の湿原
その向こうにどっかりとそびえるのは佐武流山
いつかあの山に向けて縦走路をたどってみたいものです。






夏では入ることのできない湿原ですが
残雪の季節は雪に覆われた個所をたどっていくことができます。
雪田の端まで来てみました。





雪が解けた地面に最初に頭をもたげるショウジョウバカマの花







岩菅山







進むにつれ雪が薄くなってゆきます。
あとは木道をだどって

遠くにうっすらと北アルプス
槍穂連峰が見えました。




日が昇るにつれガスは晴れて青空が広がってきました。










西のかなたにくっきりと妙高・火打の山が浮かんでいます。






もうしばらくすると
この山上の庭園にもたくさんの花が咲き誇るのでしょう。
標高2000mにこれだけの広大な平原
本当に不思議な不思議な風景です。






真っ青な空を見上げながら来た道を引き返してゆきます。


















月曜日、人気の百名山も静かなものです。
実にぜいたくなひと時を過ごしました。


名残はつきねど下山にかかります。



続く





苗場山 2011年 その1

2011-06-23 23:06:49 | 上信越地方の山

いろいろ野暮用で
速報から間が空いてしまいました。


2011年6月19日日曜日

土曜日まで出張だったもので、代わりに月曜日お休みをいただきました。
上越地方の天気予報は日、月と良好。
高速道路\1000の恩恵を最後に受けるべく関越自動車道を北上しました。


山上に湿原が広がるおおらかな山は魅力的。
昨年は紅葉が始まりかけた平ヶ岳を歩きました。
今回はまだ雪が残る苗場山を訪れました。

祓川コース
ウツギ咲く林道をさかのぼり
駐車場に車を停めて、和田小屋へ
背後には巻機山がそびえています。






スキー場にはまだ雪が残っています。
山上もきっと残雪に覆われていることでしょう。





ゲレンデから森の中の道へ
緑濃い蒸し暑い道をたどっていくと、ピンク色の明かりが灯ったように
ムラサキヤシオの花が咲いていました。





曇り空、薄暗い森、ぐちゃぐちゃにぬかるんだ道をゆっくりと進む。
そんな中、道端に咲く花たちの出迎えがうれしい。














しばらくすると展望が開ける休憩所のベンチ、下ノ芝です。
水分を補給しながら下山してきた方に上の様子を伺う。
山上はかなりの積雪のようです。





下ノ芝を出て笹原の中を登っていくと、山道に水が流れだします。
上に雪田があるのでしょう。
尚も進み、針葉樹林に入るころ雪で覆われた斜面に変わります。





ピンクのリボンをたどっていくといったん道は開け・・・







中ノ芝のベンチへ
木道がミックスした山道が続いています。





再び、雪に覆われた道へ







そして開けた笹原に・・・上ノ芝です








小松原湿原への分岐
いつか向こうにも行ってみたいものです。
本日は苗場山頂へ





股擦岩をこえて





雪道を神楽ヶ峰へとたどってゆきます。










このあたりからシラネアオイの花が目立ち始めました。










神楽ヶ峰から望む苗場山

山頂はガスに包まれ威圧感のある面持です。







ここから鞍部へいったん下ってゆきます。
途中の水場の水・・・最高にうまい!!です。










鞍部はお花畑と呼ばれるだけあって
様々な花が咲いていました。
















苗場山の名を冠したナエバキスミレです。








笹の花?








前方には苗場山に至る急な斜面が見えていました。






ようやく山頂の一角に出ました。








白いガスが流れる向こう側に
今夜の宿が見えてきました





続く










苗場山 2011年6月 速報

2011-06-20 21:48:48 | 上信越地方の山

梅雨時にしては、上出来の山行でした。






周囲を険しい崖に囲まれた山上には、広大な雪原と湿原が広がっていました。











流れるガスに囲まれた白くかすんだ世界と晴天が交互に現れ・・・
その晴れた空のかなたには妙高や北アルプスも望むことができました。







色鮮やかな夕暮れ時をうっとりとながめ










まぶしい緑の中に咲き誇る花たちに目を楽しませてもらいました。












写真の整理に時間がかかりそうです。







山形出張

2011-06-15 22:56:55 | その他

本日は山形へ日帰り出張
新幹線で北上しました。


福島県を通過、車窓から見える風景は一見穏やかでしたが
まだあちこちに瓦が落ちて破損したままの屋根が見えました。



米沢を過ぎてから、雪をたっぷりかぶった月山が見えました。





大石田の駅から、遥か北方に見えるやまは鳥海山のようです。





ほかにも途中朝日連峰や飯豊連峰など名山多数が眺められました。
今度は登りに行きたい!


仕事の後、余った時間で山形のお城へ













江戸時代には伊達や上杉の抑えとして重視されていた地。
思った以上に大きな城でした。


昔に比べ羽田から山形空港への飛行機が減ってしまったので新幹線での出張。
行き帰り7時間以上も電車の中でしたので、ちと疲れました。


紫陽花など

2011-06-12 18:36:00 | 花や動物

土日は雨の予報でしたが、今日は降らず。
蒸し暑い曇り空の一日でした。


昨日撮った写真です。
灰色の梅雨空ですが、公園も初夏の花でそれなりに華やかです。
















オオバコも地味ながら
拡大すると花らしさが出てきます







ドクダミ









小さな花、なんだろう?






















これは一昨々日だったか
夕焼け空のスカイツリー


来週の休日は晴れてほしいものです。









高原山 2011年6月

2011-06-09 22:55:04 | 関東の山

2011年6月5日

那須の翌日は釈迦ヶ岳へ
2年連続登り損ねた私に、リンゴさんがお付き合いしてくれました。
また大入道のシロヤシオを見にやまとそばさんも途中まで同行いただき、
ネビルさんは逆コースで。

那須で楽しい一日を過ごし、矢板でうまい酒を飲み、
道の駅で車中泊(居酒屋から道の駅まではリンゴさんの奥様の送迎付き・・・お世話になりました)
朝食をとって出かけようとしたその時に、やまとそばさん登場、一緒に高原山、小間々の駐車場へ。間もなくリンゴさんも到着。

本日の天気予報は、午前は晴れ、午後は雨
勝負は午前中です。

大間々の駐車場へ移動、朝早いだけにまだすいていました。









いつもの通り八海山へ向かって登り始めます。
周囲のシロヤシオ、今年は開花が遅めのようです。









それでも花の付きはすこぶる上々。
開いている木は見事です。






さて三度目の正直の釈迦ヶ岳
前方に見えてきました。







八海山神社で記念撮影








そしてそこから間もなく
ネビルさんとすれ違う。
大入道のはなは良いみたいです。







時々現れる花に足を止め、写真を撮りながら進んでゆきます。







矢板市最高点の付近はまだこのような蕾が多かった







オオカメノキはあちこちで見事に咲いていました。








少しずつ釈迦ヶ岳が大きくなってきます。










剣が峰の分岐点でやまとそばさんとお別れ
リンゴさんと二人で釈迦ヶ岳山頂へ向かいます。








釈迦ヶ岳の登り、なまった体で足は重たかったですが
少しずつ高度を上げてゆきます。
途中ロープを張ったところが三か所ほど






そして山頂に到着!
やっぱりうれしいものです。

思えば二年前に来た時もリンゴさんと二人旅でした。
こうして山頂にお付き合いいただき、
この登頂はより感慨深いものになりました。
どうもありがとうございました。







山頂には釈迦如来の石像
静かに手を合わせ、登頂のお礼をいたします。







山頂の先には笹原の稜線が続いています。
大きな高原山、まだまだ通ってみたいコースはたくさんあります。





さて天気の崩れないうちに大入道に向かうべく
下り始めます。






剣が峰を超えるとちらほらとシロヤシオが増えてきました。
ここからは私もリンゴさんも花を見ては立ち止まりカメラを構える、
なかなか先の進まない山歩きになってきました。
でもこれが目的だからいいんです。





















ミツバツツジも残っていました。








沢に向かって切れ落ちる斜面を覆うシロヤシオの花、見事です。






進むにつれ、花の密度が濃くなってゆきます。
本当に今年は素晴らしい年のようです。






















花のトンネルが続く
息をのむような景色を味わいつつ
ゆっくりゆっくり歩いてゆきます。



















白い花にあふれた山道をしばし楽しみ
ようやく大入道に到着

例の石は発掘済みでした(やまとそばさんかな?)






あとは小間々に向かって下ってゆくのみ

オレンジ色の花が今年も出迎えてくれました。






ブログ仲間と歩いた二日間、心に残る山旅となりました。



おしまい






那須 2011年6月 両部の滝編

2011-06-07 22:01:03 | 関東の山
2011年6月4日

日ノ出平でミネザクラをみたあとはネビルさんとっておきのコースへ。
まずは姥ヶ平へと下ってゆきます。



























今年初めて見るイワカガミ







沢の源流に向かって下ってゆきます












途中に現れた白いエンレイソウ
緑色のマントをまとった貴婦人のよう







なーんて軽い気持ちで歩いていたら
次第にルートが厳しくなってきました。

足元の悪い沢を笹薮をかき分けつつ進む
見通しのきかない道のり、
ここで熊とバッタリ~なんてぞっとしませんので
クマよけの鈴に笛、鳴らしながら進んでゆきます。







しばらく悪戦苦闘して進む・・・と急に開けたところへ
白湯山と呼ばれる温泉の源泉だそうです。









流れる水は実際に温かい
信仰の対象らしく小さな祠が祀られていました。






なおも進む
相変わらず藪漕ぎが続く・・・





マイズルソウ





サンカヨウ





そして・・・目的の地、両部の滝が現れました







日差しを浴びて輝く水しぶき
汗をかいた後のこの風景、清涼感たっぷりです。






反対側には端正な滝






そして端正な姿のyamasanpoさん







青空のもと、新緑輝く谷間







しばし滝の下にたたずみ、そして昼食
満足満足!






あとは登山道をたどって沼原に戻ります。











足元に咲く小さな花たちを見つけながら


ツバメオモト






明るい森の道を進むリンゴさん
保護色になって溶け込んでますよ~。







やがて駐車場へ到着



木のベンチに座ってティータイム
yamasanpoさんご提供の食べ物の数々
水戸名物の梅のお菓子、グレープフルーツ、キウィー・・・
疲れた体に染みわたる


こうして那須のオフ会は成功裏に終了
駐車場で皆さんを見送った後、
一人湿原に行ってみました。






水は枯れていて、花も少ないオフシーズン
わずかにハルリンドウが咲いていました。













さてその後、矢板の城の湯で汗を流した後、道の駅で再集合
リンゴさん、ネビルさんと
やまとそばさん行きつけのお店へ





迷わず頼んだ大ジョッキ、天にも昇るうまさでした!


この山行でご一緒いただいたネビルさん、リンゴさん、やまとそばさん、yamasanpoさんご夫妻、
どうもありがとうございました。


さて翌日の高原山へと続く




那須 2011年6月 日ノ出平のミネザクラ編

2011-06-06 22:24:45 | 関東の山

2011年6月4日

ネビルさんの召集を受けて、那須へ。
日ノ出平のミネザクラを見て、
さらに山をよく知る地元の方ならではの面白いコースを歩いてきました。


3日の晩、東北道を走って沼原の駐車場にPM11時着
さすがにほかにだれもいません。
寝酒に、ビールを飲んでシュラフにくるまってしばらくしたころ、
突然車が揺れだす。
地震・・・結構長く感じました。

何度か夜中に目覚めましたが、気が付けば5時。
明るくなりだした外に出て朝食を食べます。
隣には>、ネビルさん、の車、しかし中は空っぽ、
早朝の写真撮影でしょうか・・・

やがて今日のメンバーの皆さんの車が次々到着


リンゴさん、 やまとそばさんyamasanpoさんご夫妻


梅雨時にもかかわらず天気は上々です。




まずはJAふれあいの森へ
昭文社の地図にもコースは出ていますが、
知らなければ足を向けることもなさそうなところ





しかし広大な風景の、とても魅力的な場所でした。



















おそらくもうしばらくすれば、きれいな花で埋まりそうな草原
朝露を乗せた草葉が瑞々しい






さてここからは笹原を突破し、日ノ出平に向かう登山道へ







登山道に出て高度を上げていくと、石楠花がちらほらと見えてきます。
今年の花つきはいまいちとのお話でしたが
部分的には美しいピンク色の花が固まって咲いておりました。






さらに樹林帯を登っていく
未だ小さな若葉が顔を出したくらい
明るい森の中を進んでゆきます。










咲き残った濃いピンクの花はムラサキヤシオだそうです。






さすがに趣味を同じくするブロガーの集まり
花が出てくるたびに写真撮影会になります。














高度を着々とあげて広い稜線へ






今日のお目当てのミネザクラ
周囲にちらほらと見られるようになってきました。
こちらも例年の華やかさはないとのことですが、
小さな花の一つ一つはとても可憐です。















前方に茶臼岳が大きくなってきました。






日ノ出平で記念撮影
まずは好天に恵まれ笑顔の山頂です





あとは花と周囲の山々並べながら写真撮影を楽しむ


流石山の方向





茶臼岳












日ノ出平から牛ヶ首に向かって下りた鞍部の付近が
もっとも桜がきれいに咲いていました。







そのほかの花たちも












牛ヶ首の先は例によって荒涼とした火山の風景






ここから姥ヶ平に向かって下ってゆきます。







両部の滝編に続きます。












那須・高原山 2011年6月  速報

2011-06-05 21:42:35 | 関東の山

2011年6月4日~5日


梅雨の合間、この土日は良い天気になりました。
ブログ仲間の皆様と那須と高原山へ。


ミネザクラとシロヤシオを愛でる
素晴らしい山旅になりました。
三度目の正直で、釈迦ヶ岳にも登頂しました。

リンゴさんネビルさんやまとそばさんyamasanpoさんご夫妻どうもありがとうございました。