ゆっくりと山登り

登山、写真、その他日々のことなど

城山カタクリの里にて 2012年3月

2012-03-26 21:51:42 | 奥多摩・奥秩父・その周辺

2012年3月25日 

高尾から城山湖をたどって城山本沢梅園へ

白梅はまだでしたが紅梅はだいぶ花が咲いて、
ピンクの花が見事






さて今日の目的地城山カタクリの里へと歩いていきます。

途中道端に咲く、何気ない野草たちにも
春の訪れに色をそえてもらって
何となく華やいだ気分を感じました。

















さて城山カタクリの里、
道路沿いの駐車場には車多数。
事前にネットで調べたところでは、
こちらも開花がだいぶ遅れているとのことでしたが、
天気の良い日曜日、花を愛でに訪れる方も多いようです。


カタクリの大群落はまだ先、
ピークは四月になりそうです。
それでも坂を上がった日向の斜面には、いくつもの花が開いていました。
しばし園内で写真を撮り、お昼のバスで橋本へ
天気の良い日曜日の半日、
適度に汗もかき、いろいろな花にも出会ってまずまず満足でした。



あとは花の写真ばかりですが、
春の気配をお届けできれば・・・











































































































年度末ではありますが、
明日から週末まで旅に出ます。

  




高尾から城山湖へ 2012年3月

2012-03-25 23:21:44 | 奥多摩・奥秩父・その周辺

2012年3月25日

このところ週末に天気が崩れるパターンです。
それでも日曜日は晴れそうなので午前中ちょっくら歩きに行こうと
例によってお手軽コース、朝の京王線に飛び乗りました。
今回は高尾山口から東の稜線に上がり、
草戸峠を通って城山湖へ、そして咲きはじめたカタクリを見に
城山カタクリの里まで歩きました。









小さなSpring ephemeralもたくさん咲いていました。








梅もまだこれからですが、青空に映えます。







高尾山口駅の前から20号を渡って山道に入っていきます。


















トレランの方、ハイカーの方の姿もちらほら
それでも静かでのんびりしたハイキングコースです。













整備されたコース、
小さなアップダウンをこなしながら快調に進んでゆきます。






尾根道の枝分かれには、親切すぎるくらい道標があります。







まだ新緑前の落葉樹の明るい道。
遠くには雪をかぶった丹沢の峰。















あっという間に草戸山






正面に見えるのは、
高尾山の薬王院のあたりでしょうか。








さらに進むと間もなく草戸山の明るく開けたピークにつきました。








山頂からは城山湖が見下ろせます。
湖の西から南へぐるりと回ります。












ダムの横の発電所からは舗装された道をたどる。
自転車で来る方も多くいらっしゃいました。






発電所越しに望む丹沢







車道を歩くのも味気ないので、金毘羅神社の方に直接降りる道が有るはずと
探してみれば・・・








階段を上ったところに小さなお社
戦闘機で亡くなられた方が祀られているそうです。







その先に進んだあたりからは横浜方面の市街、北側の奥多摩前衛の山稜が見渡せました。











神社に降りてからダムにちょっと寄り道。







津久井湖から夜間の余剰電力で水を引き上げているとのこと。
湖を囲む尾根は先ほどたどった道。






神社前に戻ってくると、梅園がありました。
ここも白梅はまだまだですが、紅梅はなかなか見事でした。






あとは道路を歩いて城山カタクリの里に向かいます。


続く














高尾山 2012年3月

2012-03-24 21:14:41 | 奥多摩・奥秩父・その周辺

先週の飛び石連休
土曜日は雨、天気の良かった月曜日は出張、火曜日はお墓参り
で、日曜日ふらりと高尾へ

2012年3月18日

今回は高尾梅郷の花の咲き具合を見つつ、蛇滝コースから入りました。
いつものように朝の京王線で高尾山口へ
駅からふらふらと20号を高尾側にたどって浅川のほとりに出ます。










一部のは咲いていますが、全体にまだほとんど蕾の木が多く遅い春を実感。
それでも咲きたてのふんわりした紅梅。
白梅も含め満開になった梅林では、紅梅はちょっとくたびれ気味のことが多く
新鮮な花びらが目を楽しませてくれます。







白梅も一部咲き始めています。





















川岸からはなれて小仏の関所跡へ






旧跡をたどりながら登山口へと歩いてゆきます。






高尾梅郷の看板
ここの梅もまだでした。







蛇滝コースの入り口近くは、中央高速/圏央道のジャンクション
いつも車で中央道を利用し、その利便性にあずかっている身ではありますが
大きな道路が山の斜面に突き刺さっている風景には違和感があります。


ともあれ街道から登山口へ
千代田稲荷神社
太田道灌が江戸城築城の際に招いたのがそのゆかりとのこと



蛇滝コースの入り口





道端のあちこちにこんなお地蔵さん








そして蛇滝の水行道場へ
まだ寒い季節ですが、白装束の女性が水行されていました。











道場の裏から山道に入ります。








ジグザグに登ることしばらく
まもなく稜線にたどり着くというあたりで4号路への分岐
今回はつり橋コースに入ります。









よく整備された道を進んでいく







谷間に入り込んだところにつり橋があります。















山頂直下、昨年の地震、台風で荒れたところを修復する工事があちこちで行われています。

そんな工事現場のわき、北側が開けたところで奥多摩の山々が見渡せました。










大岳山







最後に舗装された道を登れば山頂です。






展望台からは丹沢
まだ雪を残した峰々は、いつもの様相とは違って厳しさを感じます。












大山







茶屋で蕎麦とビールで一服







帰りはいつもの稲荷山コース
谷沿いの6号路は工事中で通行止めになっているのですが
この日だけは通れたようでした。







ゆったりとした尾根を駆け下りる





この日は東京方面も雲に霞んでいました。











気持ちの良い汗をかいた日曜日の午前でした。



篭ノ登山スノーハイク 2012年3月 その2

2012-03-06 21:50:33 | 上信越地方の山

2012年3月3日

篭ノ登山への登り、すでに森林限界を超えて山頂はもうすぐです。





遠方こそモヤっているものの、穏やかな晴天
日差しは温かく、風もなく、一歩一歩を楽しみながら、
周囲を見渡しながら。


背後には池の平を囲む峰





湯ノ丸山、烏帽子岳のピークも良く見えています。







山頂までのまっさらな雪の斜面、スノーシューのクランポンを利かせながら進む。







標識が見えてきました!






到着
三角点にタッチ







標識はエビの尻尾で覆われて文字は読めません。







東側、水ノ塔山に連なる稜線。
あそこも毎年おなじみのピーク







水ノ塔山は、ここからは25mばかり低いだけなのですが
かなり高いところから見下ろしている感じです。







その先には浅間山
外輪山から少しだけ頭を出しています。








浅間山のアップ
白い煙を吹きながら







高峯山











そして西篭ノ塔へと続く稜線








北側には大きくそびえる四阿山












山頂でお湯を沸かし冬の定番のカレーヌードル
そしてコーヒーにチョコレート





穏やかな天候、まぶしい日差しの中
ゆったりと山頂で過ごすひと時。


スキー場以来人影もなく
この山頂をぜいたくにも独り占め







良い気分で山頂を後に







裾野に広がる森、霧氷で木々は白く飾られています。







自らの足跡を拾いながら下ってゆく











スノーシューで駆け下りてゆくとあっという間です。
池の平の駐車場に到着。






さてまだ日も高いことだし
池の平を一回りしてみます。


緩やかな斜面を下っていくと






白い雪に埋まった湿原






三方が嶺を背後にして広い広い雪原が目の前に








クロカンのシュプールが一筋








何ともおおらかな気分にさせられます。











少し緩みかけた雪の上でもスノーシューは有効
バシバシと雪の上に踏み込みながら歩いていく爽快さ








池の平入口に戻ってからは
再び林道をたどって地蔵峠へと戻っていきます。




最後にもう一度、
登ってきた篭ノ塔のピークを振り返る







天気に恵まれた、
楽しい山旅でした。



おしまい






篭ノ登山スノーハイク 2012年3月 その1

2012-03-05 20:46:47 | 上信越地方の山
2012年3月3日


この週末の天気予報を見ると金、日の雨に挟まれて土曜日だけは晴れマーク。
金曜日の晩に、車に荷物を放り込んで出かけました。


このところ毎年のようにスノーシューで歩いている浅間山エリア。
いつもは車坂峠からですが、
今回は西側から篭ノ登山に登ることにしました。
ここに登るのは初めてです。

上里のSAで仮眠。目が覚めるとまだ曇り空でしたが、
長野道を走るにつれて雲が切れていくのがわかります。
地蔵峠の駐車場に車を停めて、
スキーヤーを横目にゲレンデのわきを歩き始める。






前方には朝日の下に西篭ノ登山
予報通りの良い天気!






ゲレンデを外れて、森の中を歩き始める。






このあたりは雪は固め、
ですがちょっとした吹き溜まりになると膝まで潜る感じ。
歩き初めにしてけっこう汗をかきます。






一旦整地されたゲレンデへ
振り返ると湯ノ丸山にはまだ雲がかかっています。







昨日は温かかったのでしょうか・・・
木々には霧氷が融着したのか、
透明な氷に包まれて朝日にキラキラ輝いています。














ゲレンデを離れ、雪に覆われた林道を歩いていく。













やがて木の間から目指す山が見えてきました。








左が西篭ノ登、右奥が東篭ノ登






こんもりしたピーク、山頂は森林限界を超えて見晴が良さそう。






さらに進むと池の平湿原の入り口、
駐車場も小屋も、今はひっそりとしています。











カーブミラーに向かって記念撮影







おおらかで気持ちの良い斜面にシュプールが二、三本











ここから篭ノ登への登りにかかります。
初めて来る山、トレースはすべて埋まっていて入口が良くわかりません。
とりあえず尾根の末端から検討をつけて森の中に入っていきます。
このあたりはだいぶ雪も軽く、ひざ上まで潜りながらのラッセルをしばし・・・






やがて赤いリボンを探し当て、さらに進んでいきます。
一旦景色が開けたところ。
前方に目指す山頂が見えました。






右手には黒斑山から蛇骨岳と連なる浅間の外輪山、
浅間山の本体はまだ隠れて見えません。






すっかり晴れて穏やかな青空の元、
空気は冷たくとも日差しは温かく、
春のぬくもりを感じながら気持ちよく歩いていきます。










トレースは先日までの雪ですっかり埋もれています。
まっさらの雪をかき分けてゆく爽快感。






時折見かけるのはウサギの足跡だけ












再び森の中に入り、斜面も急になってきます。






サルオガセも雪にまみれて














高度を上げるにつれ周囲の木はだんだん低くなってゆき・・・







目の前が開けました。









雪の斜面を、スノーシューの歯を聞かせながら登ってゆきます。
一応アイゼンも持ってきたけれどこのまま行けそう。


振り返れば先ほどの池の平を囲む見晴岳が見下ろせました。






もう少しで山頂です。



続く





スノーハイク2012年3月

2012-03-04 19:44:16 | 上信越地方の山
あっという間に2月が終わってしまった。

今年はまだスノーシューも履いていないことに気づき
ピンポイントで晴れそうな土曜日を逃してはならじと出かけてきました。
スノーハイクのお気に入りエリア、浅間連山の一角へ。


予報通りの青空の元、
足跡もない山の中をスノーシューで歩き回る楽しさ
存分に味わってきました。





































詳細は後日