下山後の出勤で、あまりの日焼け具合に職場で笑いを誘っております。
2014年6月15日
縦走二日目
昨日の夕暮れ時は曇天から一気に晴れ渡り気をよくして眠りについたが、
3時半頃に目を覚ましてベンチレーターから外を見ると・・・真っ白の霧の中
あれ?こんなはずじゃなかったけれどと思いつつも出発の準備を始める。
少々気落ちしたせいもあってか、もたもたと時間がかかってしまった。
夜明けは4時20分ぐらいのはず。周囲がだいぶ明るくなった頃、雲がどんどん薄くなっていきます。
ツエルトをたたんで出発するころにはエビス大黒様も姿を現しました。
よしよし、やっぱり予報通りの好天!
ニンマリしながら細い稜線を歩き始める。
振り返れば仙ノ倉山もすっきりと
ハクサンイチゲも今日は元気にパリッとしています。
月が沈むのは草津白根から志賀方面
手前にエビス大黒の影
本日最初のピーク
早朝のまだ涼しい風の中、スッキリとした景色を左右に見ながらの縦走路は快適そのもの
群馬県側にすっぱり切れ落ちた稜線を下っていきます。
ところで帰ってから写真を見ているとあちこちにフレアやハレーションが派手に出ている。
昨日の雨もあってだいぶフィルターが汚れていたようだ。
機材のメンテを怠るとは何たる不覚・・・
振り返るエビス大黒
これはユキザサですかね(のんびり夫婦の山歩きさんの記事を見て同定)
雪融け跡の斜面にはハクサンコザクラもちらほら
正面に万太郎山が大きく迫ってきます。
仙ノ倉とエビス大黒
本日は平標~仙ノ倉間の草原も天国でしょう
越路の避難小屋到着
さらにおおらかな笹原の斜面を登っていく
この辺りで逆方向の登山者とすれ違う
昨夜は大障子避難小屋に泊まったのだそう
東俣の頭をかすめるようにして万太郎の肩にでる
山頂まではもうすぐだ
ここからの景色は360度、絶景です。
苗場山
エビス大黒の上に志賀方面
榛名山の方向
赤城山
そしてこれから向かう谷川岳への縦走路
巻機山はまだ雲に隠れている
手前に尖った新潟の大源太山、まるい七ツ小屋山
その手前に武能岳の屏風のような南西面
今日はあの山の向こうの蓬峠まで行く予定 まだ先は長い・・・
万太郎から一段降りて吾策新道の分岐
土樽に向かって尾根が延びています。
ここから大障子に向かってぐっと高度を下げます。
万太郎を振り返る
この辺りは笹原の素敵な縦走路です。
ただし大障子ノ頭は険しい岩場まじりの道。
次の大きなピークはオジカ沢の頭
そろそろ気温が上がり日差しを遮るもののない稜線上にいると
じりじり焼かれるようです。
雪渓の模様が面白い。
今はあの雪で頭を冷やしたいところ。
道端の花に励まされつつ進む。
万太郎を振り返る
小障子の頭
背後は一ノ倉岳、茂倉岳・・・まだまだ遠い
肩の小屋までの距離、だいぶ縮まってきました。
再び雪渓の模様
万太郎山もだいぶ遠くなった頃、
オジカ沢の頭に到着
先行していた三人組のパーティーに追いつきました。
ようやく肩の小屋が見えてきました。
ここからナイフリッヂのような尾根歩きになります。
谷川岳までもうすぐ、頑張るぞっと。
つづく
楽しみにしていたとおりのレポその2、超素晴らしい
眺望ですね。快晴の下、主脈の稜線歩きは気持ち
良く、たまりませんね。山歩きの醍醐味ですね。
主脈途中に山小屋でもあれば歩きたいものです。
レポその3も期待しています。
これじゃぁこんがり焼けるわけです(笑)
タオルを頭にかければ少しは避けられたんじゃないかな?私はいつもそんな感じです。
こんなときはツバの大きな野良仕事をするような麦わら帽子が欲しいですね。
赤谷川源頭部にはけっこうな雪が残ってたのですね(@_@)
これだけの展望が見られればもう言う事はなし。
今の時期、歩いてみたいコースの一つですね。
こんな素敵な稜線歩きができたらうらやましいです。
お顔もアップしてくれればいいのに♪
ほんとに素晴らしい景色&写真の数々。
ここテント泊できればいいんだけどな~。
避難小屋に泊まる勇気ないです。
って、その前に歩ける体力ないです(笑)
お花も新鮮で賞味期限切れてなくていいですね!!
まだまだ谷間にはたっぷり雪がありました。さすがの豪雪地帯です。
この近辺でテント泊というと、この日に泊まった蓬峠もいいところでしたよ。ちょっと水場が遠いのですが峠でのんびり昼寝していたいようなところでした。
一番お花畑が広がっていた平標~仙ノ倉間がまたもや雨だったので、またいつかリベンジしたいところです。