ゆっくりと山登り

登山、写真、その他日々のことなど

奥久慈 明山 2011年11月 後編

2011-11-29 22:10:18 | 関東の山
2011年11月26日
奥久慈 明山オフの続きです。  前篇はこちら



亀ヶ渕を超えて烏帽子岩への急登





はじめははっきりした踏み跡もありましたが
やがて藪の中へ
木の根をつかみながら突き進む





ぐいぐいと高度を上げ、やがてぽかっと展望の開けたピークに出ました。
爽やかな秋の空、汗を拭きながら展望を楽しみました。




再び谷間に降りていきます。
これがまた急斜面、皆さん慎重に足を運んでゆきます。





亀ヶ渕の上流の沢に降りました。





水面に映る紅葉が鮮やか








下った後は登らねばならぬ、
しかし明山に向かう道はモミジがちょうど見ごろでした。
たびたび立ち止まり、シャッターを切る。


















無事ハイキングコースに合流














森の中を抜けて展望の良い岩場に出ました。


相変わらず気分の良い、穏やかな日和
お菓子やらみかんやら、皆さんのザックの中身を交換し
しばしここで一服





















さて明山山頂まではもう一息
相変わらず急斜面の道が続く



















こちらで爽やかなご夫婦とすれ違う、
和子&徹也さんでした。
皆様昨年のオフでご一緒された顔見知りとのことで
しばし歓談



最後の登りもロープが張られた急斜面でした。






山頂!







木が何本か立っていますが
周囲から頭一つ抜け出ていて好展望

スタート地点のつり橋も見える






久慈男体山方面






彼方にかすんでいますが、筑波山でしょう






遠く高原山、奥日光
奥白根は雪をかぶって白く輝いています。












残念ながら山頂はお昼を食べている人でいっぱい
我々は一旦下ったところのベンチでランチとすることにしました。







あとは亀ヶ淵に向かって下っていくだけ


















谷あいの湿った道を滑らないように進む











林道到着、お疲れ様~






おしゃべりしながらのんびりと林道をたどる












巨大なつり橋の下に出ればゴールもうすぐ







フィナーレの記念写真








奥久慈というと地味な印象だったのですが
なかなか変化に富んだコースでした。

ティータイムののちyamasanpoさんとはお別れ、
今日は本当にありがとうございました。


その後、温泉で汗を流し夜の部へ

ネビルさんが腕を揮った豚の角煮、宇都宮餃子、日本酒・・・、
raymariさんの車からはしめサバ他いろいろ
リンゴさんご提供のウィスキーをちびりちびりやりながら弾む話
夜はふけてゆきました。


おかげさまで楽しいオフ会
皆様どうもありがとうございました。



おしまい

奥久慈 明山 2011年11月 前篇

2011-11-29 19:40:22 | 関東の山

昨日は月曜日から飲み会でした。
よって今日は久しぶりの休刊日です。
それはさておき

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2011年11月26日

奥久慈 明山でのオフ会です。

yamasanpoさんのご案内でたどるバリエーションコースです。

メンバーは ネビルさんraymariさんご夫妻、リンゴさん、私の6名



金曜日の晩に常磐道を走り、待ち合わせ場所の竜神ダムに向かいました。
ダムの駐車場に到着。ここで車中泊とします。
月のない真っ暗な夜、星がギラギラしています。

駐車場には先客が1台、見たことのある車。
ray-mariさんでした。

呼ばれるままに
寝酒に飲もうと買っておいたビールを片手に
rayさんの車に入れていただき前夜祭の始まりです。

・・・
・・・

おしゃべりしながら継がれるままに焼酎をごちそうになる。
気が付けば、日付も変わってました。
ここらでお開きと自分の車に戻ったのですが
かなりおぼつかない足取りに、raymariさんにはご心配をおかけしたようで。

・・・

で、翌朝、やっぱり飲みすぎで絶不調です。





明るくなった駐車場にはネビルさん、リンゴさん、yamasanpoさんと
次々メンバーの車が到着。

おにぎりを無理やり口に押し込んで出発です。






天気は上々 でも胃はムカムカ


まずは竜神湖の背後の尾根をたどってふるさと村へ





















奥久慈らしい険しい尾根道が続きます。












展望の開けた場所に出ました。

晩秋の澄んだ空に赤い実が映える。

















ここからふるさと村への道、紅葉がちょうど見ごろとなっていました。












410の三角点にタッチ














目指す明山が見えてきました。
標高こそ高くありませんが、切り立った岩場を従えて
なかなか立派な山容です。






ふるさと村のキャンプ場を抜けて、再び竜神峡へおりてゆきます。
このあたりまで来てひと汗かいて、胃薬を飲んで、ようやく調子が出てきました。





整備された道とはいえここも急な階段です。









ここからは林道をあるいて亀ヶ淵へ










次の目標、烏帽子岩のピークが見えてきました。
ここもなかなか鋭いですね。












亀ヶ渕に到着

岩の間から流れる水を眺めながら小休止










ここから烏帽子岩へ取りつきます。
奥久慈になじみのない人には
ルートがあるとは知る由もありません。

yamasanpoさんの本領発揮!


後編へ続く




明山オフ 2011年11月 速報

2011-11-27 20:38:01 | 関東の山

2011年11月27日

ブログのお仲間にお誘いいただき
奥久慈の明山に登ってきました。





地元の健脚yamasanpoさんの案内で
歩きごたえのあるコースをしっかり堪能

続く精鋭メンバーは、ネビルさん、ray-mariさん、リンゴさん


急な斜面の昇り降り














沢沿いの道


















青空の元、日光に照らされて輝く紅葉を楽しみ・・・





















展望を楽しみ・・・










皆さんとの語らいを楽しみ・・・








充実した晩秋の一日でした。
参加された皆様どうもありがとうございました。



またいつか 行こうね
あの峰に雲がわくころ
燃えるモミジ 旅立つ鳥に
声もなく立ちつくし
夢は流れ時は流れ
あの日は二度と戻らないけど
春はすぐ巡り来るから

 (山遊歌:みなみらんぼう)


詳細はまたあとで


両神山 2011年11月 その2

2011-11-16 22:49:01 | 奥多摩・奥秩父・その周辺

2011年11月12日 両神山の続き






行蔵峠まで来たところでした。







八丁尾根の稜線
東岳の登りは見るからに切り立っています。






岩場の昇り降りを経て西岳へ






先ほどの行蔵峠のピーク
次第に雲が増えてきて日陰になってきました。





岩場はこんな感じ
日陰はまだ岩がぬれていましたが
ホールドは豊富でさほど困難な場所はありません。











東岳への登路が迫ってきました。







岩場を下って
切れ込んだ鞍部を超えて振り返る。





ただいま降りて来た岩場です。
小さく人が写っていますので感じがわかるでしょうか・・・












ここからさらに鎖場をたどって東岳へ
急なだけにぐいぐいと高度を上げていきます。


稜線にガスがかかってきました。










東岳
木のベンチがありますが先客あり、そのまま先へ進みます。






両神の山頂方向はガスに隠れてしまいました。







ここからは岩稜も一服
細い尾根ではありますが穏やかな登りになります。







最後に再び岩場がありますが、そこを超えれば山頂に飛び出します。







山頂は多くの登山者でにぎわっていました。
ほとんどの方は清滝から登ってこられたようです。

緩やかにガスが流れ、景色が見え隠れ。
すっきりとした秋空が隠れてしまったのは残念ですが
こんな風景もまたオツなもの。

奥多摩方面を眺めながら昼食をとります。
風はほとんどなく、寒さを感じるほどでもなくとても穏やか








さて休憩の後は下るのみ





yamasanpo山のブログの写真を思い出しながら
直接駐車場に下る道をたどります。

落ち葉が降り積もっていますが、踏み跡と赤いテープに導かれ
迷うことなく進むことができました。







いくつか沢を横切って尾根道に入り、急な山道をひたすら下る。
標高を下げるにつれ、木々に残る葉も増えてきたような・・・











最後は直下に車を見下ろしながら







八丁尾根コース、例の作業道を使えば
思ったより手軽にたどれる両神山の周回コースです。

秋の心地よい一日、
最後は秩父でそばを食べ帰路につきました。




おしまい


両神山 2011年11月 その1

2011-11-15 21:23:18 | 奥多摩・奥秩父・その周辺
このところ、いろいろありまして
ブログからすっかりお留守になってます。
皆様には失礼しておりますがぼちぼちやっていきますのでご容赦を。



2011年11月12日土曜日

本当は日曜日の方が好天の予報だったのですが、
住んでいるマンションの管理組合の仕事がありまして
土曜日日帰りで出かけてきました。




両神山は2008年の6月、日向大谷、清滝コースで登って以来です。
(この時の写真はアップしてなかった・・・

今回はぜひ八丁尾根と思ってましたので
yamasanpoさんのブログを参考にコース取りしました。



昨日は雨模様でしたが青空の除く夜明けです。





八丁峠下のスペースに駐車してスタート










昨日の雨の名残り

しっとりと濡れた落ち葉を踏みしめながら沢沿いに登ってゆきます。






各所にしっかりとした道標がありました。







暗い針葉樹の森の先には青空が広がっています。











登山道の紅葉は終盤






葉を落とした明るい広葉樹の森を登っていく







それでも所々に赤く染まった木々がありました。





うっそうとした緑の森も良いけれど、
冬枯れの明るい斜面も良いですね







これからたどる行蔵峠のピークが見えます。
急峻なルートがうかがえます。









間もなく八丁峠











木の間から北側の風景が見えました。











こちらは南側を振り返ったところ






菌類の一種でしょうがなんでしょう?






峠からは岩稜の道をたどって行蔵峠へ









良い天気になりました。
大きく展望が開けます。


浅間山方面






これから向かう東岳の稜線








長野国境方面
八ヶ岳が望めます。






雲の隙間から赤岳が出ていました。







他にも蓼科、北アルプスは鹿島槍、五竜、白馬と見えていたのですが
なぜか写真がない。
景色に見とれて撮り忘れていたか・・・



さてここから両神山頂までアップダウンの道が続く



記事も続きます











大菩薩嶺 2011年10月 その2

2011-11-04 20:33:11 | 奥多摩・奥秩父・その周辺

今週は九州出張
青空の下にそびえる阿蘇の姿を、ちょっと恨めしく眺めながらの仕事でした。



更新が遅れましたが、大菩薩の続きです。


2011年10月29日




雷岩から大菩薩峠に向かって
笹原の道を進みます。









上日川峠から、大菩薩峠経由で逆時計回りに巡る登山者が多いようで、
このあたりで多くのパーティーとすれ違います。



尾根道の先に介山荘が見えてきました。






大菩薩峠に到着






小屋の周りは多くの登山者でにぎわっていました。
皆さん好天の山行に明るい表情

静岡から来たというおばさん
ここから見る富士山は高く感じると
興奮気味に語っていました。


左手に奥多摩の山々が顔を出しています。

大岳山に御前山





石尾根から雲取に延びる稜線






ここから石丸峠へ
一旦、苔むす暗い森の中へ

大菩薩峠の喧騒を離れて静かでしっとりとした道を登ってゆきます。












ピークを超えると
再び笹原の展望地


富士山が相変わらずくっきりと






小金沢山を前景に






ゆったりとした気持ちの良い斜面の石丸峠
ここでお弁当を広げている方もちらほら
大菩薩峠よりもずっと静かで
ここでのんびりするのも悪くありません。












奥多摩の山々も良く見えます。
左手奥には奥多摩湖も










さて石丸峠からは熊沢山をトラバースするように西へ







笹原の先には落葉松の尾根
遥か遠くには南アルプス






日差しが暖かく
かといって暑すぎもせず
さわやかな秋晴れの休日











色づいた森の木々に向かって進む











落葉松の林を過ぎると道は尾根に沿って下り始めます。


標高を下げるに従い植生も変わっていく
夏から秋にかけて、木々には厳しい気候だったかもしれませんが
所々に黄色く色づいた葉が冬を迎える前の山を飾っています。







林道に降りてきました。






上日川峠に向かう道々、紅葉の盛りの標高に沿って進みました。







































さて上日川峠からちょっと寄り道
大菩薩湖を望む展望台につづく道を歩いてみました。
尾根を回り込むように水平に伸びていく木道
降り積もる落ち葉をカサコソと踏みしめる。











開けた展望台
ここを訪れる人はわずかのようで
一人静かに過ごすお昼時
強い日差しを浴びながら
お湯を沸かし昼食にします。







上日川峠に戻り
未だ空いている中央道をたどって帰りました。

穏やかな秋の一日に満足







おしまい