2011年4月17日
甲州高尾山に向かって、明るい尾根道を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/0e/53f4cca9b5e90d027db331abf777bede.jpg)
燃え上がるような緑の若葉
見ているだけで生命のエネルギーを吹き込まれるような爽快さ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/2c/11ea06d76e18c479db5ce54987c8aaae.jpg)
そして、枯れ木の中に静かに咲いている山桜。
こちらもひらひらと蝶が舞うかのような躍動感があります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/42/c4e614eee57b34a445e08a79feec9d25.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/e6/4e9e7839b8bbfa62c491a58f8c1a633a.jpg)
ミツバツツジはまだ蕾
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/68/41dd9c340e567b17d709848d4638ac82.jpg)
アップダウンを繰り返すと、
山の奥までの見ている林道に出ます。
振り返ると富士山が頭を出していました。
今にもかすんで見えなくなりそうですが、
やはりこの姿を見るのはうれしいもの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/85/c9060639128f9cfb43b9b5ee6b9c4246.jpg)
ひとのぼりで山頂の一角、剣が峰に到達しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/9a/2ad10a02dd9ffecbf6dbde9ff1f26260.jpg)
そしてその先に進むと甲州高尾山の山頂の看板です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/31/0311e47899ce102ec596a8a830679137.jpg)
ここからさらに棚横手まで開けた道が続いています。
背後は大菩薩に連なる稜線。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/ee/7d9947bbbfe5b58f6a95fa4326a98608.jpg)
富士見台のあたりです。
この斜面はまだ植林が及んでいないようで、
乾いた草が覆うばかり。
火の不始末があれば一気に燃え広がってしまうのもうなづけます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/f0/bd09ba12746b3dc7aae4a265d27985e1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/ec/3ad7f36065e02d81ea03087979ae694a.jpg)
キジムシロの花でしょうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/59/68ff949f0f58664ea42287bccd7aec27.jpg)
富士見台に到着
このあたりで休憩をとるパーティーが多いようです。
私もここで一服
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/41/4162981dfd805239cb97e463d6b40456.jpg)
木がない稜線はどうにも不自然ですね。
山火事の猛威はいかばかりであったかと。
それでも南東方向に大きく景色が開けています。
彼方に三つ峠の鉄塔が見えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/c3/3b3616688ee0562202bab584da9e22cf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/59/5bc51a0c9682701b74f1cabdf80d5b5e.jpg)
まだ時間もたっぷりあるので棚横手まで行ってみることにします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/0c/1d6819da6505c25690400d4746513474.jpg)
富士見台からいったん下がって、しばらく登って
再び林道を横切ると間もなく山頂
富士見台までの風景を見てからでは割と地味な場所です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/4b/bfd321a683d68c71ef7d430b4a8f1d4c.jpg)
青空に白い雲、カラマツ
穏やかなお昼時
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/9c/074a2acd1e425bb7b503be1494e8cc06.jpg)
ふたたび往路をそのまま戻っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/31/8897fadd1741706c64bcf083c2ed2f6a.jpg)
北西がわずかに開けたところ
白い雪をかぶった金峰山が見えていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/6d/ed44c3139782d14511ab7be47bf8ca11.jpg)
下り道で出会った蝶
近づいても逃げることなく静かに羽を休めていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/da/dadca9bef287260ac4d92682abf60210.jpg)
甲府盆地を見下ろしながら下っていきます。
眼下にはぶどうの丘
その向こうにぼんやりとではありますが、桃の花が一面に広がっているのがわかります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/77/1d879721c44d028dac9f316195d5e481.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/0b/e431f1e43692497b35b82fba60d399d4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/cb/8422ade29e9e1ab2332fe3e0d6d43d66.jpg)
神社の桜が出迎えてくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/1c/50ee40dd79b5344c684b176f11e49e88.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/6c/18dcc9c7063073b9aa7a8f5083f80e26.jpg)
痛々しい山火事の傷跡、
燃えたのはたった数日のこと、
でも元の深い森に戻るのにあと何年かかることか。
それでも枯草の斜面に育ちつつある次の世代の木々、
いまは華奢なその幹も、いつか頼もしい巨木となって周囲を見下ろしていることでしょう。
おしまい
甲州高尾山に向かって、明るい尾根道を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/0e/53f4cca9b5e90d027db331abf777bede.jpg)
燃え上がるような緑の若葉
見ているだけで生命のエネルギーを吹き込まれるような爽快さ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/2c/11ea06d76e18c479db5ce54987c8aaae.jpg)
そして、枯れ木の中に静かに咲いている山桜。
こちらもひらひらと蝶が舞うかのような躍動感があります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/42/c4e614eee57b34a445e08a79feec9d25.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/e6/4e9e7839b8bbfa62c491a58f8c1a633a.jpg)
ミツバツツジはまだ蕾
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/68/41dd9c340e567b17d709848d4638ac82.jpg)
アップダウンを繰り返すと、
山の奥までの見ている林道に出ます。
振り返ると富士山が頭を出していました。
今にもかすんで見えなくなりそうですが、
やはりこの姿を見るのはうれしいもの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/85/c9060639128f9cfb43b9b5ee6b9c4246.jpg)
ひとのぼりで山頂の一角、剣が峰に到達しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/9a/2ad10a02dd9ffecbf6dbde9ff1f26260.jpg)
そしてその先に進むと甲州高尾山の山頂の看板です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/31/0311e47899ce102ec596a8a830679137.jpg)
ここからさらに棚横手まで開けた道が続いています。
背後は大菩薩に連なる稜線。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/ee/7d9947bbbfe5b58f6a95fa4326a98608.jpg)
富士見台のあたりです。
この斜面はまだ植林が及んでいないようで、
乾いた草が覆うばかり。
火の不始末があれば一気に燃え広がってしまうのもうなづけます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/f0/bd09ba12746b3dc7aae4a265d27985e1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/ec/3ad7f36065e02d81ea03087979ae694a.jpg)
キジムシロの花でしょうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/59/68ff949f0f58664ea42287bccd7aec27.jpg)
富士見台に到着
このあたりで休憩をとるパーティーが多いようです。
私もここで一服
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/41/4162981dfd805239cb97e463d6b40456.jpg)
木がない稜線はどうにも不自然ですね。
山火事の猛威はいかばかりであったかと。
それでも南東方向に大きく景色が開けています。
彼方に三つ峠の鉄塔が見えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/c3/3b3616688ee0562202bab584da9e22cf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/59/5bc51a0c9682701b74f1cabdf80d5b5e.jpg)
まだ時間もたっぷりあるので棚横手まで行ってみることにします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/0c/1d6819da6505c25690400d4746513474.jpg)
富士見台からいったん下がって、しばらく登って
再び林道を横切ると間もなく山頂
富士見台までの風景を見てからでは割と地味な場所です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/4b/bfd321a683d68c71ef7d430b4a8f1d4c.jpg)
青空に白い雲、カラマツ
穏やかなお昼時
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/9c/074a2acd1e425bb7b503be1494e8cc06.jpg)
ふたたび往路をそのまま戻っていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/31/8897fadd1741706c64bcf083c2ed2f6a.jpg)
北西がわずかに開けたところ
白い雪をかぶった金峰山が見えていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/6d/ed44c3139782d14511ab7be47bf8ca11.jpg)
下り道で出会った蝶
近づいても逃げることなく静かに羽を休めていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/da/dadca9bef287260ac4d92682abf60210.jpg)
甲府盆地を見下ろしながら下っていきます。
眼下にはぶどうの丘
その向こうにぼんやりとではありますが、桃の花が一面に広がっているのがわかります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/77/1d879721c44d028dac9f316195d5e481.jpg)
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神社の桜が出迎えてくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/1c/50ee40dd79b5344c684b176f11e49e88.jpg)
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痛々しい山火事の傷跡、
燃えたのはたった数日のこと、
でも元の深い森に戻るのにあと何年かかることか。
それでも枯草の斜面に育ちつつある次の世代の木々、
いまは華奢なその幹も、いつか頼もしい巨木となって周囲を見下ろしていることでしょう。
おしまい