ゆっくりと山登り

登山、写真、その他日々のことなど

武尊山 2008年6月 その2

2008-09-09 23:31:21 | 関東の山
2008/6/14

武尊山行の続きです。




残雪を乗り越えて、明るい尾根道を登って行きます。




振り返ると、左に至仏山、右に燧ケ岳と尾瀬の名峰が視界に入ってきました。
笹の道を登って岩場に取り付く。




鎖場を乗り越えると、道は緩やかになり
大きな雪渓を越えて前武尊への分岐に出ます。

分岐から燧ケ岳



ここを過ぎると剣が峰の稜線が見えてきます。



分岐を超えてすぐ笹清水の水場、チョロチョロとかろうじてですが
水筒を満たし、頂上へとさらに進む。
三つ池は完全に雪に埋もれていました。

前武尊に至る稜線



大きな残雪を超えて一登りで山頂。
もう午後も遅い時間ですが、先客がおひとり。
手小屋沢の避難小屋に泊るつもりとのこと。
例によってお互いに記念撮影。


山頂から剣が峰の稜線
以前滑った川場のスキー場の最上部が見えています。



山頂からの展望は明日の朝もう一度楽しむとして
本日のねぐらを確保するため、山頂を離れ来た道を戻ります。
畳一畳ほどのスペースを見つけ、ツェルトを張って何とか落ち着く場所ができました。
ちょっと早めの夕食は、インスタントのパスタとスープ、パン、そして赤ワイン。
ちょっと風は出てきましたが、雨はなさそう。
周りに人気もなく、ゆったりと山に包まれるように夕暮れ時を楽しむ。

ほろ酔い気分ですが、カメラと三脚に据え、
刻々と変化する景色を切り取っていく。

武尊山の影



前武尊と赤城山遠望



赤城山の裾野




夕暮れの山並み




剣が峰夕暮




武尊山頂に沈む夕日




続く




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2 コメント

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残雪・雪渓 (tenkuu)
2008-09-11 19:03:38
こんなにまだ雪渓があるのですね
雪をみると何故か嬉しくなるのは、私だけでしょうか(笑)
山稜の夕闇は自然が描く絵画のようです
本当に贅沢ですね~


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雪渓 (trekker-k)
2008-09-15 12:25:15
tenkuuさん、お返事が遅れてすみません。
私も同じく雪を見るとテンションがあがる人間です(笑)。
夕暮れ時の雲の色の複雑な変化、私の写真の腕では表現しきれるものではないですが、多少なりとも雰囲気が伝われば幸いです。
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