ゆっくりと山登り

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三ツ岩岳、烏帽子岳、天狗岩(西上州) 2014年5月 烏帽子岳編

2014-05-04 17:43:52 | 関東の山

2014年5月2日 

三ツ岩岳を下ってからの続き

三ツ岩岳登山口の駐車場はあとから来た車で、かなり埋まっていました。

烏帽子岳登山口にも駐車場がありますが、混み具合がわからなかったのと、

歩いても大した距離ではないので、車道をあるき移動。

 

目指す烏帽子岳の岩峰が見えてきます。

 

 

青空に若葉の色は大好きな組み合わせ。

 

烏帽子登山口の駐車場はスペースが空いていました。

標識のある谷間の道に入ります。

 

 

沢の流れに沿って登っていきます。

 

 

 

こちらにもところどころにミツバツツジの花

 

しばらく行くと沢が雪に覆われていました。

三ツ岩の沢筋にもいくらか雪が残っているのが見えましたが、

こちらの沢は北面とあって、ずいぶんと多いようです。

今年の記録的な大雪が思い起こされます。

 

 

踏み抜きがいやらしいと思いましたが、雪の締まり具合もちょうどよく快適に登ってゆけます。

 

 

 

当初は烏帽子岳に直接向かうつもりでしたが、雪の跡に隠されて二俣を見過ごしてしまいました。

山と高原地図に「奥の二俣迷」とあるところです。

このまま一旦「マル」とあるピークに向かいます。

雪渓が終わって詰めとなったところで、上のほうから話し声がします。

西上州の山道は、場所にもよりますが、奥多摩のようなきちんとした山道が作られているわけではなく、

本当に踏み跡程度です。

詰めの急斜面はざれていて浮石が多く、先を進む人が苦労している様子。

ちょっといやらしいと思っていたら、案の定、

上から落石がきました。

15センチほどの石が横を通過して雪渓に向かって跳ね落ちていきます。

大声でコールしましたが幸い下に人はいませんでした。

この辺りは比較的小さな山で短時間に登れるので

気軽に訪れる人もいるのでしょうが、決して油断できません。

それにしても落とした人!最低大声で知らせるぐらいのことはしてほしい。

 

稜線に出ました。

 

さあ、ここからがアカヤシオの領域

 

三ツ岩岳に比べて200m弱高いだけですが、こちらのほうがずっと花が残っています。

 

遠くは御座山かな。

 

烏帽子岳の南側のピークに出ました。

 

「マル」です。

烏帽子岳より若干標高は上ですが、木に囲まれて展望はありません。

 

烏帽子岳に向かって、アカヤシオ咲く急な道を下っていきます。

 

 

 

 

 

 

振り返る「マル」のピーク

左下の白い花をつけた木は山桜ですかね

 

ロープのかかった岩場を登り返すと烏帽子岳

 

 

ここは遮るもののない大展望です。

遠景こそかすんではいますが、上越国境の山々までよく見えます。

 

 

 

浅間山も良く見えます。

 

 

 

 

 

そしてもう一度「マル」を振り返る。

 

ここで昼食タイム

こんないい天気で汗をかいたのに、今回は車なのでビールは無し

まあ、屋久島では毎日飲んだくれてましたから、たまには休肝山ということで・・・

 

さて「マル」の先には、シラケ山、天狗岩と連なる岩峰が続いています。

あちらもピンクの花があちこちに咲いている様子。

 

 

まだ午前11時半と時間はたっぷりあります。

行ってみましょう。

 

 

続く



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アカヤシオ (やまとそば)
2014-05-05 05:07:31
新緑が綺麗な季節となりましたね。
アカヤシオ、今年はどこも良さそうですね。
それにしても、『マル』のアカヤシオ。
凄いですね。
見てみたいです。
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渋い山ですね~ (azm)
2014-05-05 11:20:37
ども!。七ツ石の記事から一気読みしました。天気の悪い山はそれなりの味わいがありますが、雪化粧の山はまた格別ですね。
上州の山、渋いですね。アカヤシオが見事ですね!
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やまとそばさんこんにちは (trekker-k)
2014-05-05 16:35:36
雪景色の山がついこの間のようですが、今は新緑をまとって山が生き生きとしていました。皆さんのブログを拝見していても、今年のヤシオはどこもよさそうですね。
ここのアカヤシオは高原山の規模には及びませんが、岩峰にピンクをまとった姿が印象的でした。
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azmさんこんにちは (trekker-k)
2014-05-05 16:37:54
ことしはホントに雪が多かったですね。いろいろと被害も及ぼしましたが、山で雪景色を見るのはオツなものです。西上州、山の一つ一つは小さいですが奥多摩あたりとは違った魅力があります。
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