北の風
やっと 田植えを 始められた。
といっても 風のため 海に出られないために 急に始めたものです。
なんてったって 漁師なので アバウト。
昨夜の事故の続き
すっかり 寝入っていました。
朝5時に 携帯がなりました。こんな時の着信音は けたたましく感じる。
「ヘリが 当該者らしきものを発見。大急ぎで 現場に船をだして。」
ぐずぐずしていると ヘリの燃料が切れるらしい。
大急ぎで 海に出る。
東京湾といっても 残酷である。
非情が待ち受けていました。
はるかかなたに 発炎筒が落とされていました。
監視塔から 1キロも離れていました。
ヘリの威力に感謝しますが 私どもの無力さが残念です。
昨日の 午後5時半ごろ。
監視員が退避を始めたころ 西の空は、黄砂でシルバー色の太陽でした。突風が 吹きました。せめてもう少し早く状況がつかめていれたらと思うと 残念でなりません。なにも出来なかったことに 非力を感じます。もうこんなことは 嫌です。夜の出動は 何度も過去にありました。
ほとんど 救助できたことに 喜びを感じていました。釣り客、鴨漁師、監視船、いろいろと ありましたが 今回は 発見することが出来ませんでした。
何時間も 探したのですが・・・・・・・・・・・・・・・・
合掌