東京湾の漁師 東京湾海人の日記

青混ぜ海苔の達人のブログです。

田植え

2006年04月09日 21時07分28秒 | Weblog

北の風

やっと 田植えを 始められた。
といっても 風のため 海に出られないために 急に始めたものです。
なんてったって 漁師なので アバウト。

昨夜の事故の続き
すっかり 寝入っていました。
朝5時に 携帯がなりました。こんな時の着信音は けたたましく感じる。
「ヘリが 当該者らしきものを発見。大急ぎで 現場に船をだして。」
ぐずぐずしていると ヘリの燃料が切れるらしい。
大急ぎで 海に出る。

東京湾といっても 残酷である。
非情が待ち受けていました。
はるかかなたに 発炎筒が落とされていました。
監視塔から 1キロも離れていました。
ヘリの威力に感謝しますが 私どもの無力さが残念です。
昨日の 午後5時半ごろ。
監視員が退避を始めたころ 西の空は、黄砂でシルバー色の太陽でした。突風が 吹きました。せめてもう少し早く状況がつかめていれたらと思うと 残念でなりません。なにも出来なかったことに 非力を感じます。もうこんなことは 嫌です。夜の出動は 何度も過去にありました。
ほとんど 救助できたことに 喜びを感じていました。釣り客、鴨漁師、監視船、いろいろと ありましたが 今回は 発見することが出来ませんでした。
何時間も 探したのですが・・・・・・・・・・・・・・・・
合掌

コメント (8)
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海苔終了

2006年04月09日 00時10分43秒 | Weblog

南の風
厳密にいうと 風向きはめまぐるしく変わった 忙しい天気でありました。
ユリカモメも 海よりも穏かな場所を 求めてきたのか。
may田んぼ なのです。
なるほど この田んぼの中では 安心。


今日で 今年の海苔採りを終える。
ちょっと 寂しい。
いろんなことが あった。
今日は 私は船に乗らなかった。
そっと 見守って 終えた。

はじめて 自分の船を 外から見る。

このブログの更新をしようと 今日は午後7時から 楽しく始めたところ携帯がなる。
漁組の参事からである。
また 海の監視塔からの連絡が とれないとのこと。
夜のこの強風のなか 船をだす。真っ白い波。怖いけど とにかく 塔に向かう。船はあるが 監視員がいない。
組合の役員を招集。保安庁に連絡、捜索隊を作り 海から陸から、 羽田の保安庁のヘリも要請。
夜半を過ぎて 仕方なく中断。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメントできなくなり 
・・・・・・・・・・・・・・・

コメント (5)
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