昨日は品川のキャノンギャラリーSで開催中のティム・レイマン作品集「極楽鳥」を見る。ティム・レイマンが10年来取り組んでいる「極楽鳥」の集大成ともいうべき、世界で初めて撮影に成功した全39種の写真が展示されている。極楽鳥を見ることさえ一般には大変難しい。生息するのはニューギニア島とオーストラリアだ。私は以前インドネシアのラジャアンパットで一瞬見た程度である。見つけるのさえ大変だ。その極楽鳥の撮影は困難を極めたと思う。極楽鳥の色彩はカラフルで大変美しい。おさらく地球上でも最も美しい生物の一つだと思う。写真は500mm前後の超望遠と広角ズームレンズが使われている。超望遠で撮影された個体の写真がメインで、他に環境を写した広角写真が数枚あった。人は美しいものを見ると感動する。まして作り物でなく、自然そもものの写真である。自然の素晴らしさと美しさを感じることは自然を守る心を生むのに違いない。残念ながら会期は明日までです。東京都港区港南2-16-6 CANONS TOWER1F
ジュンク堂トークセッション「サンゴの海と写真絵本の可能性（長島敏春 岡本洋平 刑部聖）」インターネット配信中。
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