昨日の午後佐世保を出発し熊本のIさん宅にお世話になりました。お二人には佐世保でも大変お世話になり当時の話などでついつい遅くなってしまいました。
今日は朝8時に出発九州自動車道を南下し人吉経由で鹿児島空港へ向かいました。途中人吉近くの道路では幻想的な霧が立ち込めていました。
奄美大島行き11:05発の約1時間半前に到着し飛行機組の下関からのUさんご夫妻と合流しました。お二人とお会いするのは今年7月の博多祇園山笠以来です。
ロンバルディア航空のプロペラ機DHC-8-400は定刻に離陸。今日は生憎桜島上空は雲で覆われその間から噴煙が上がっているのが見えました。
一部写真を同窓会ホームページへ移動しました。
指宿温泉の近く大うなぎが生息する池田湖や開聞岳を見て海上に。しばらくしてやはり雲の下に大きな島が見えてきました。種子島と思われます。
約一時間の飛行で奄美大島空港へ無事に着陸しましたが真っ青な海と珊瑚礁はとても綺麗でした。
外に出ると空気が温かい・・・植物も違う・・・やっぱり南国ですね。
トロピカル!
昨夜鹿児島港からフェリーで来たメンバーと奄美大島のTさんが迎えてくれ、お互いに再会を喜び会いました。早速ビールで乾杯・・・。
奄美の名物料理で昼食を済ませ、奄美パークで大阪組の到着を待つことに。日本のゴーギャンと呼ばれる孤高の画家中村一村記念館の見学は最終日ということで紹介ビデオのみを見ました。
一村が描いたガジュマルやアダンの木などの熱帯植物が植えられた庭園を案内してもらいました。絵に書かれた構図で植えられていますが、維持するのは難しそうでした。
アダンの木
大阪組とも再開し最初の観光は奄美に生息する猛毒を持つ蛇バブのショー「ハブと愛まショー」。マングースとの対決ではなくハブなどの毒蛇の紹介や夜間の捕獲実演などで、時にはお客をびっくりさせながらユーモアたっぷりに見せてくれました。
でも目の前で見るハブ怖いですね!
原ハブ屋の前には奄美らしい美しい海岸が広がっていました。
次に明治維新の立役者でもある島津藩の西郷隆盛が島流しにされていた頃の家を見学。ここで約3年を過ごし、現地の娘愛加那をめとりましたが召喚状が来て別れ別れに。
子供二人は西郷家に引き取られ長男菊次郎は後に京都市長を勤め、娘菊章は大山巌元帥の弟に嫁ぎました。
庭には後に勝海舟にお願いして書いてもらった直筆の碑文が彫られた記念碑が建っていました。
続いてTさんのお宅を訪問、家には一村が描いたおじさん(写真左から2番目でオリジナルは一村美術館に展示してあります)とご先祖(最右)の肖像画が飾ってありましたが、今となっては貴重な作品です。
NHKの日曜美術館でも出てきました。
写真はクリックすると大きくなります。
97さいのTさんのお母さんテレビでも出ておられましたがとても元気で我々を見送っていただきました。
宿はホテルビッグマリン奄美、レストランでの夕食はTさんの奥さんも参加され、鹿児島の故Hさんの奥さんの差し入れなど各種のお酒と奄美料理を頂きながら楽しい一時を過ごすことが出来ました。
明日は二日目ですが天候が少し心配です。
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