トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

半地下式の堆肥槽

2015-02-19 | 今日は真面目に
  設置場所    竪穴と排水構造  堆肥槽完成
 ステンレス製のレンジフードを譲ってもらったから堆肥製造容器として使うことにした。実際、堆肥を必要とする畑の面積は1坪程度で生姜を作るだけだから、あえて堆肥を製造するまでも無いのだが意図は一つではない。
 巷でEM菌発酵堆肥やぼかし堆肥などの効用が言われているけれど、小生も類似の微生物資材を作ってみたいという浮気心とその堆肥でカブトムシを養殖し大型の個体が出来ないかと試みたい事、更に冬を前にしてシロマダラの越冬場所にして冬眠写真を撮りたい事などがある。
 堆肥製造に使う菌種は森から運ぶ菌糸体とえひめAIの溶液だ。これを使い事を達成しようとする了見なのだけれど、さてどうなるだろうか・・・。
 堆肥槽は水抜き穴を開け穴の底面は塩ビパイプと砂で排水構造を作り埋め戻して完成した。あえて半地下式にしたのは温度の安定と猪やモグラの被害を防ぐ目的がある。切り返しや取り出しなどの作業を考慮すれば野積みが楽だけれど、猪やモグラの被害にあってしまえば泣くに泣けない。

タンポポ、オオイヌノフグリ咲いた

2015-02-18 | 小父のお隣さん
     右上隅にオオイヌノフグリ
 作業を終え原っぱ部を通った時、黄色い花が目に入ってきた。「もう咲いたか!」と少々嬉しい。近くの泥水池は氷が張ったままある。花も盛期のような大きくしっかりとした姿ではないけれど、紛れもなくタンポポなのだ。
 周囲を見回したらもう一輪あった。この付近ではこれだけが開花していた。写真を撮ろうと寄ってみたら大犬フグリも一輪咲いていた。この花の群落は寝転びたくなるが「フグリの上に寝転ぶ」なんて少々イメージが悪すぎるから行った事は無い。

刈り残りの処理

2015-02-18 | 今日は真面目に
  刈り残り上端部      刈り取り終了
 例会日の活動で終了しなかった竹笹ひこばえ除去を1日費やして終了させた。急斜面に疎林が現れ見通しも良く気持ちの良い景観になった。ひこばえが在ると無いとでは全く印象が異なる。
 竹笹の密生に負けなかった樹木だけが目立つ斜面であるが、表土は砂利層で植樹しても活着しにくい。作業中も足場を固められず姿勢の安定に体力を使う。食樹しにくいから実生樹の成長を期待するのだけれど、ヒサカキやヤツデなどの望まない樹種だけが目立つ。そうであるだけに笹刈りは欠かせないし、合わせてヒサカキなどの整理も必要だし先は長い。
 株立ちになった細い笹類は厚鎌で曳き切り、1センチを超える笹竹は竹切り鋸で曳き切った。この太さを鎌で処理しようとすると斜め切りになり切り口が尖るし地際から処理できない。これは再萌芽を容易にするし何よりも危険だ。

2月定例会

2015-02-17 | 月例会
2015/02/15(日)9:30~13:00
会員 10名
活動 徐竹地のひこばえ除去・堆肥作り
※拠点西側の実生樹育成地の崖面。ネザサや真竹を全伐し8年くらい経過したか…。時折は部分的に笹刈りをしていたが繁茂が勢いついてきたため活動日の頭数で全面除伐作業を行う。一部、足場の良いところは刈り払い機の使用が出来たが急斜面では竹切り鋸で手刈りとなった。
 午前の活動で全面終了とまでは行かなかったけれど、残りは有志で間に合う量になった。背丈を超える密生したひこばえを刈り払った事による斜面のすっきり感は思っていた以上である。
  笹刈り作業中    作業終了斜面

林床の笹刈り

2015-02-16 | 今日は真面目に
   林床の笹      刈り払い終了
 アズマネザサを全伐した林内、駆逐できた訳でもなく周年を通し数回の笹刈りは必須だ。1年放置すればシュートが1m以上も伸び数年もすれば入り込むのを妨げるまでになってしまう。今回笹刈りした林内は実生樹林誘導を意図している区域なので実生樹の発芽と成長を阻害する笹の繁茂はぜひとも避けたい事項である。
 冬場の笹刈りは常緑の笹株が良く目立ち刈りやすい。一方、落葉広葉樹の幼樹は視認しにくいから「両刃の剣」になってしまう行為であるけれど、躍起になって笹の席巻を押さえる事が実生樹の育成に役立つと信じて疑わない自分がいる。

*わらべは走る

2015-02-16 | 遊び子は
         氷盤の下て散りゆくメダカかな
         氷割るわらべはしゃげば木霊来る
         日向なき谷田で投げ踏む氷かな
         着膨れてわらべは谷田で氷割り
         初夕の陽射し延ぶしりまた嬉し

生物資材を作る

2015-02-15 | 今日は真面目に
 拠点の小さな畑に猪防護柵を設置出来たから生姜栽培用に土壌改良を施したく生物資材をそれに当てることにした。その第一歩として「微生物培養液」を作り、既に準備してある堆肥用タンクに投入すべく材料を仕込んだ。
 微生物培養液と言っても、巷で知られた「えひめAI」で、ヨーグルト、納豆、ドライイースト、乾燥麹の菌種を昆布とエゴノリの海藻抽出液と豆乳に砂糖を投入して発酵させるだけの簡単な方法である。もともとのレシピは存在するのだが、それはそれ、多少のバリエーションはOKの代物でもあるから「アバウト」この上ない。
 乾燥麹や豆乳、海藻のだし汁を使用するのは小生なりの悪戯で、結果の良否など比較確認もしない。冬場は気温が低いから室温では発酵が進まないから風呂を利用して2昼夜保温したら沈殿物と上澄み液に別れて発酵が終了した。発酵中の「サー」と言う音は耳に心地よい。4リットルのボトルに2リットルしか投入しないのは発酵し泡が大量に出て溢れるからである。
 出来上がった発酵液を薄め、次は堆肥タンクに投入である。

立ち枯れ木の除伐

2015-02-14 | 今日は真面目に
  立ち枯れ木遠景⇒  木元の状態 伐倒終了
 沢筋をはさみ駐車場の対岸にある立ち枯れ木、すでに枝は落ちているがいつ何時倒れるかわからないから除伐することにした。沢に入り幹の周囲の竹を刈り取り作業スペースを作る。ほとんどの作業は河床から行えそうだったが切断径が45㎝程度ありチェーンソーを左右から入れないと切断できない。追い口は回し切りできるが受け口を作るのに回し切りは使えない。
 立ち姿を子細に見ても伐倒方向が見出せない。幹中央部で弓なりになっており判断に迷った。結局安全と確実性を両立させるため楔を打ち込み伐倒方向を強制した。くさびを入れたことで回し切りで追い込む事は出来なくなったが、作業位置を左右入れ替える程度は造作もない事だ。
 結果、上出来で斜面に正しく沿った位置に倒れてくれたのだ。梢の先端は失われていたが切断長15mあり年輪は80本以上、これも90年生程度だったはず。
 

水槽を設置する

2015-02-13 | 今日は真面目に
   
 錆穴を埋め塗装を施した水槽を設置する。旧来の水槽と交換した事になるが、高さが低くなった分だけおちびちゃん達に汲み取られる量は増えてしまうのだろう。
 とはいえ、小屋裏の水槽なのでままごと遊びをする位置からは遠く、その点では安心だ。設置して旧水槽の水を移し替えた。しばらく降雨がなさそうなので、この水で漏水を確かめたい。
 バスタブ水槽は主に利用する会友のM氏に設置してもらうことにした。使用する人が気に入ったように位置決めしてもらうのが多分…よろしい。

コゲラのシルエット

2015-02-12 | 小父のお隣さん
 コゲラが木を突く音が聞こえる。周囲を見回したら近くのヤマグワの枝にいた。枝下まで近寄っても逃げようとせず一心不乱に突いている。コゲラは比較的近くでも観察させてくれるが、今回は5m以内の距離だ。早速ケータイで撮影したがシルエットしか映っていない。視認では白黒の縞模様まで見えるのに少々残念な結果である。
 フイールドにはコゲラより大きいキツツキがいるのだが音だけで影すらも見た事が無い。まあ、探鳥している訳でもないから不満は無いけれど生息しているなら視認したい欲もある。

水槽の補修

2015-02-12 | 今日は真面目に
                
 段々畑跡の整備で出てきたドラム缶を半分にした物二つ、バスタブ一つ。畑跡に置いといても粗大ごみのままだから拠点の畑で使用しようと3往復して運び再生する。ドラム缶の水槽は錆止めをしてからと思い錆落としをしたら穴だらけになってしまった。道具小屋の雨水を溜めていたドラム缶も錆落としをしたらプラネタリウム状態で、これでは使い物にならない。
 風呂桶は断熱材とシリコン樹脂を封入充填し穴を埋め、1/2ドラム缶の水槽はシリコン樹脂で穴埋めして錆止め塗料を塗りなおした。ドラム缶水槽は湛水してみなければ水漏れは確認できないが「まあ、使えるだろう」と思っている。風呂桶は間違いなく大丈夫である。
 小屋の屋根からの雨水を溜めていたドラム缶は補修の施し様が無いけれど、錆止めペイントを塗装しおチビちゃん達のドラムに転用する。錆落とし前に悪戯させ、そのノリノリの様子は確認済みだ。足場用の単管パイプも短くしぶら下げてシロホン風に使わせてみたい。

*廃屋の春

2015-02-11 | 大震災
         イノブタは先住民の態度なり
         ウリ坊の跋扈する家花を置く
         骨牛の牛舎に走る大鼠
         初詣牛舎のむくろ神酒捧ぐ
         鎮魂の再起復興向こう岸

掛り木の処理

2015-02-10 | 今日は真面目に
 ➡ ➡ ➡ 
 おチビちゃん達を遊ばせているスタッフリーダーが「お話が…」と寄ってきた。何事かと思っていたらフイールド入口の掛り木と斜頚木の扱いについての話だった。「県に処理をお願いしても大丈夫でしょうか?」と言う内容で、現実的には「処理してくれない」からその旨を話しする。
 現場に同伴して確認したが、小生が気づかなかった掛り木である。途中で折れ対岸のコブに橋渡ししたようになっていた。気づかなかったのは手前に竹の再萌芽が育ってしまった事もあるけれど「入り込む場所でもないし…」と巡視もしなかったせいもある。
 先端部梢は、コブを越えているために折れれば車道に影響するかどうか微妙だったが「安全第一」なので急遽処理した。
 コブの頂点で先端部と木元部を両断し掛っている木元が沢に落ちやすいよう重心移動をさせてから掛り枝を切除して落とす。あとは順次定尺で切断しつつ沢に落とし込んだのだが、斜面の蔓や立ち木に枝が絡み中央部が落ちてくれない。
 結局、拠点まで戻り牽引器を持ち出して引きずり落とした。この木の近くに傾きが年々ひどくなる杉の大木があるが、これは車道に掛ってしまう位置関係だ。処理するには数人がかりで1日通行止めにしなくてはならず、調整のため協議が必要で煩わしい。

柄の修復

2015-02-09 | 今日は真面目に
            
 畑跡の地拵え中に拾った四本鍬、既に柄は腐朽して使用不能だったが鍬本体は片減りしているものの使用できると踏んで柄を付けることにした。新品の柄ではもったいないから手元にある平鍬の1本から奪って据えてみた。
 柄のサイズが小さく楔形の嵌め木を加え完成した。見た目はバランスよく見えないけれど少々の作業には十分使用できる仕上がりだ。ホームセンターで新品を購入しても安価で入手できるが、ほとんどが溶接で成形したもので旧来の鍛造品とは使い勝手は大幅に劣る。
 この四本鍬は良く使いこまれたものであるのは明白な消耗ぶりだけれど、まだまだお役に立ってもらう。同じ場所で拾ったバチヅル、これも柄が使い物にならなかったがホームセンターで購入した柄で間に合った。これも役立つこと間違いなしである。

**新暑国物語

2015-02-08 | 合混で闘作すれば
 法を超えれば神とも思う
      生殺与奪の全能感 ハア コリャコリャ
     ゲーム脳
 忍び難きを忍んで一途
      民への支援曲げぬ路 ハア コリャコリャ    断鎖利
 黒き衣装のサタンのしもべ
      神の名掲げ畜生道 ハア コリャコリャ     
弥生姐さん
 神々は居らぬ神ゆえおらが神               自破奴ジョン
 唯一神盾に我を行く業の闇                 猪豚
 神々が居ての寛容受容なり                 宣長
 現世現界唯我独尊                      黒豚隊
 イ国狂者の黒の旗所業鬼畜と民の声           微話奉仕
 焼殺は神をも犯す狂徒らよ地獄火中の豚となる由       陰陽師
 名があれば国すら動く名が無きは漠々砂海砂の一粒     献体子
 我が政府仕事したのかしないのかとんと判らぬ点々顛末   トロル