


ようやく材料を揃え燻製に着手する。あばら肉と肩肉で1kgある。いろいろ思案してみたが熱燻は最初から決めていた事で、要は下処理をどうするかだけだった。材料のレシピはゴマンと有るから結局は自分の思う組み合わせに落ち着く。
粗塩、三温糖、黒コショウ、ローズマリー、ローリエ、白ネギ、ニンニクを混ぜ合わせ擦り込んで冷蔵庫で寝かした。毎日、揉み返しながら「漬け込みは1週間にしようか、3日で燻すか」と腹が決まらない。拠点の水槽の交換に費やす時と併用し燻煙することにして5日間漬け込んだ。
塩抜き⇒風乾⇒温風乾燥⇒燻煙と工程を経てようやく完成した。準備から口に入るまで6日間を要したが、全体に乾燥過多になってしまった。燻製炉に蜘蛛の巣が張っているようでは上手にできるはずもないか…。


