トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

フキノトウ萌える

2015-02-07 | 小父のお隣さん
 拠点周辺に移植しておいたフキノトウが萌え出した。株の充実には早いのでぷっくりと豊潤な形ではないけれど早春の楽しみには変わりない。小生、写真に撮るだけで賞味できるのは盛期を過ぎてからだが、会友は既に賞味したメンバーがいる。
 山の竹林にも連日タケノコ掘りが入るようになってきたものの、まだ大きなのは出ていない。2月になったばかりだから「当たり前」と言えば当たり前なのだ。

中折れ木の除伐

2015-02-07 | 今日は真面目に
 
 幹途中で折れた杉、上部を処理し木元部分はそのままにと考えたものの、駐車場脇でいつかは除伐せざるを得ないから切除した。
 胸高径350㎝、チェーンソー作業の立ち位置を変えないで切断できるギリギリの太さだ。年輪を数えたら80まで数えられたが外側は腐食があり年輪が不明、大雑把だが90年生といいうところだろう。年数の割には細いと思ったが、作業の難易度は年輪には比例しない。寄り添うようにリョウブが生えて邪魔になったが高さ5mの丸太を伐り倒す感覚で行えたから楽だった。

紅梅開花

2015-02-06 | 感じるままの回り道
 フイールドの紅梅が開花した。当地での梅開花宣言は2週間も前に出ているが、標準木は市中だからフイールドよりは暖かいはず。市街地の外れになる小生の梅の鉢植えは、蕾が膨らんできたけれどほころび初めはまだ先の事だ。
 満開になった梅の姿を遠くから眺めるのは趣があるが、紅梅を至近で見ても趣は感じない。花色と言い花姿と言い、なんともセンスが無いように見えてしまう。赤裸々にならない方が楽しめる花なのかも…。

石垣の修復(南側通路)

2015-02-05 | 今日は真面目に
            
 南側通路の石垣修復が終わった。段々畑の石垣修復に着手して6日目である。最初の日は疲労困憊、夜はすぐにでも就寝したい心持だったが身体も慣れるのか2日目からは通常通りに感じた。ドリンク剤を飲まねばならないかと思っていた2日目であったが飲まなくて済み、何か楽しみが減ってしまった。こういうのも一喜一憂と言うのだろうか…。
 石垣も大きく崩れていたのは上り口だけで、上部は2段ていどの積み上げで済んだのだが、上り口の崩壊が大きく、積み上げるのに必要な玉石がなく近くの大石を移動させて使った。独りで動かすには大きすぎる感もあったが独り作業であるから腰を痛めないように、そこだけは注意しながら据え付け終了。
 作業中、ジョウビタキの♀が近くで採餌する。動かなければ1m程度まで飛来するので敵とはみなしていないようであるけれど人間とも思われていないのかも…。まあ、気分転換には格好の相手だった。

立春前の初見、初聞き

2015-02-04 | 小父のお隣さん
        
 年が明け「ようやく春か…」と思ったのはジジュウカラの初さえずりだった。先月の中旬、大寒の頃だったかと記憶している。2月2日にはテントウムシを見た。そして翌日節分にはシジミチョウを撮影出来た。これに先立つ事1週間前、27日にはヒョウモンチョウの飛翔を確認したが写真は撮れなかった。
 シジュウカラもテントウムシも同定には間違いがないが蝶2種は同定しきれない。タテハの仲間もシジミチョウの仲間も種類が多いし、撮影出来て図鑑照合を行えど、たどり着けない事も多いのだ。写真が無ければ「その仲間」と一括りで表すしかない。それはともかくとしても昆虫が飛翔してくると梅の花より春到来を感じる。
 まことに残念なのはブログを引越しせざるを得なく、その結果ジャンルごとにまとめた多くのアルバムが消えてしまった。初見や初聞きも集約しておいたのだが比較検討はできなくなった。過去のブログを閲覧して作り直す事も可能だが万に近いページは広げたくない。

*山初め

2015-02-03 | 今日は真面目に
         山初め足踏みて食う昼餉なり
         穴全て閉じたき谷地の冷気かな
         山初め無事と無傷を願うなり
         初傷や手袋朱点イバラ抜き
         大鎌を神酒で研ぎたる山初め

石垣の修復(二段目)

2015-02-03 | 今日は真面目に
    ⇒  
 段々畑の石垣2段目の修復に着手。ここは大きく崩れた部分は無いけれど上縁部5カ所ほど修復の必要がある。修復部分の土を取り除き健全な石垣を露出させ積み始める。用いる石は崩れ落ちて土に埋まっている物を掘りだして乗せるだけだが、積み上げた玉石の背後には小石を詰め崩れ落ちた土も最終的には石箕で上部に戻さなくてはならなくて、湿った赤土で靴も手袋もグチャグチャヌルヌルになってしまった。
 作業前と作業後の比較では大きな修復に見えないけれど手間暇は同じように掛ってしまった。

猪肉の燻製

2015-02-02 | 何よりの楽しみ
  材料➡   漬け込み終了 風乾
 ようやく材料を揃え燻製に着手する。あばら肉と肩肉で1kgある。いろいろ思案してみたが熱燻は最初から決めていた事で、要は下処理をどうするかだけだった。材料のレシピはゴマンと有るから結局は自分の思う組み合わせに落ち着く。
 粗塩、三温糖、黒コショウ、ローズマリー、ローリエ、白ネギ、ニンニクを混ぜ合わせ擦り込んで冷蔵庫で寝かした。毎日、揉み返しながら「漬け込みは1週間にしようか、3日で燻すか」と腹が決まらない。拠点の水槽の交換に費やす時と併用し燻煙することにして5日間漬け込んだ。
 塩抜き⇒風乾⇒温風乾燥⇒燻煙と工程を経てようやく完成した。準備から口に入るまで6日間を要したが、全体に乾燥過多になってしまった。燻製炉に蜘蛛の巣が張っているようでは上手にできるはずもないか…。
  温風乾燥⇒  燻煙中⇒  出来上がり

石垣の修復(一段目)

2015-02-01 | 今日は真面目に
     ⇒              
 段々畑の石垣補修は通路わきを終え、最下段のもっとも崩壊の酷いところに着手した。枯草や散乱した竹材をかたずけ地表面を顕わにする。崩壊部は土を取り除き石を掘りだしては積み上げる。崩れた部分の半分は土壌で、石を掘り上げ据えて土を覆土するの繰り返しだ。
 もっとも玉石を積み上げた背後には小石を十分に詰め玉石の安定と水の浸透を容易にする構造も忘れる訳にはいかない。古い石垣なので既に膨らんできた部分もあるのだが、それらの部分の補修は後回しである。今は石垣全体の形を復元する事を優先した。膨らんだ部分が崩れたら、それはその時にしよう。