畑跡の地拵え中に拾った四本鍬、既に柄は腐朽して使用不能だったが鍬本体は片減りしているものの使用できると踏んで柄を付けることにした。新品の柄ではもったいないから手元にある平鍬の1本から奪って据えてみた。
柄のサイズが小さく楔形の嵌め木を加え完成した。見た目はバランスよく見えないけれど少々の作業には十分使用できる仕上がりだ。ホームセンターで新品を購入しても安価で入手できるが、ほとんどが溶接で成形したもので旧来の鍛造品とは使い勝手は大幅に劣る。
この四本鍬は良く使いこまれたものであるのは明白な消耗ぶりだけれど、まだまだお役に立ってもらう。同じ場所で拾ったバチヅル、これも柄が使い物にならなかったがホームセンターで購入した柄で間に合った。これも役立つこと間違いなしである。