トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

喰い散らかしはいけません!

2024-06-05 | 感じるままの回り道

 林道の真ん中に黒い物体があったのを通りすがりに目にとめたのだが停車して確認する幅は無いので通り過ぎ広くなった場所に停車させて徒歩で現場に戻ったら案の定、カラスの死骸だった。山域の活動に入って長いけれど野生動物の喰い散らかしされた残骸を見る機会は殆どないのだ。鳥類で食痕は羽毛だけでサギの捕食された現場では長い脚だけが残っていた程度でしかない。四つ足では沢のゴミ溜まりの下で尾骨の長い骨格だけになった一体を見ただけで、野生動物の死骸はホントに目に留まらないのである。

 今回のカラスの捕食体、太腿と内臓だけが綺麗に失われており大胸筋は食べられてなかった。そこで気になったのは「捕食者はだれか⁉」と言う事だけれど鳥なのか四つ足なのかどっちだろう。捕食者が鳥類ならば羽毛を抜くはずと理解しているしアライグマやキツネならば頭部も齧るだろうし、そこで思い出したのは野猫ではないかと言う推理である。捨てられて野猫となった個体数は確認できただけでも4個体ほど存在するので「猫かなあ…」が孤爺の暇つぶしに推理した顛末だ。 

                    獰猛なカラスも餌となりて消ゆ

     


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