トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

仔魚確認は骨折り損…

2022-09-14 | 水辺環境の保全
 タナゴの繁殖確認をしたくてセル瓶で捕獲を試みたもののクチボソばかりでタナゴ一匹すら姿を見せなかった。最初に投入した一群は産卵管を出している産卵期の群れだし八月末のドブ貝の生存確認も出来ていたから「あわよくば・・・」と獲らぬタナゴの数算用」したのは正常性バイアスだったか。

 タナゴは見つからなかったもののクチボソは水域の落ち込み部に時を置かず仕掛けたセルビンにも入っていたから流下した個体数はかなりあるのだろう。
 上の池内の捕獲魚を観察しても当歳魚、二歳魚、三歳魚と入り混じっているから繁殖は順調なのが窺がえるもののタナゴの様子がようとして分からないままである。仔魚を見れれば祝着至極で成魚を見れれば一安心するというものだけれど今のところは叶わなかった。晩秋にまた仕掛けて再度確認をし、その結果で冬期にタナゴ釣りでもして来季用の親魚を補充しようか。
 カワセミは水見回りの度に一度は見かけるから定住してはいなくとも餌場の一つとして回遊しているのだろうと言うのは推測できる。食料としてはクチボソとメダカで呼び込めていると思って間違いないだろうが、そこにタナゴを加えたいのは小生の欲かおもてなしなのかよう分からん。端的に断じてしまうと所在ない高齢者の暇つぶしか。
 まあ、「トロルやーん あんたこの頃 モンドリかけたでないかいな  モンドリしたこつしたばってん タナゴどんが入っとらんで まーだ万歳せんだった・・・」てなもんや三度笠。