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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ジョウビタキ近くに出てくる

2021-10-26 | 小父のお隣さん
 ジョウビタキがフイールドに戻ってきての初見から数日、ついに近くに姿を見せ始めた。真冬の頃とは異なり、まだ数羽でグループを作っているようでオスもメスも一緒だ。時折は、と言うよりジョウビタキの習性通りなのだろう開けた場所で、それも小生の至近に来るようになっている。鳴き声は聞いてはいるが姿を見せている折に鳴き声は立ててはいない。

 ジョウビタキは「肉食系」と記憶しているがカラスザンショウの実を啄んでいるのが明らかで、枝に止まってから羽ばたきながら実を啄み枝に戻る。こんなことを数回繰り返しては移動していた。
 近くにはシジュウカラなどの混群もいたけれど群れには混じらないようで、たまたまの接近だったみたい。ジョウビタキのグループがあちこちに見えて、今期は数が多いのかどうか、飛来当初にしては数が多く見える今期に思える。

           

*今日の一苦

2021-10-26 | 温故痴新
                痩せ枯れるコロナ完治も活は消ゆ

                 痩せながらわりなき菊のつぼみ哉     芭蕉

完熟梅ジャムを再度煮詰める

2021-10-26 | 何よりの楽しみ
 完熟梅ジャムを2リットルほど作っては見たものの消費は微々たるもので貯蔵瓶2本が冷蔵庫の中で邪魔でしょうがない。半分ほど消費した瓶も空くまでには年末まで掛かりそうな気配なのだ。そこで「蘇のクラッカー」を作るためホットプレートを出したので引き続いて煮詰め、嵩を減らす事にした。温度調整を110度程度に保ち加熱撹拌続ける事90分、ようやく1ℓ貯蔵瓶に収まるまでに煮詰めることが出来たのだ。

 このところホットプレートを使うようになったものの大半が、いいえ全てが煮詰める・水分を飛ばすのに使っている有様で料理にはとんと出番は無いのである。温度調整目盛り脇には「焼きそば・お好み焼き・餃子・ステーキ」等々表示されているものの我が食卓には全く無縁の献立である。
 しかし、水分を飛ばすのにホットプレートがこんなに楽だったとは思わなかった。これも「蘇という物でも作ってみようか…」と死蔵されていたのを引き出したおかげであろう。この頃は要領を得て、四六時中付き添いかき混ぜる労は取らなくても良い事が理解できてビデオを見たりしながら片手間に使えるようななり楽になった。
 この水分を飛ばして嵩を減らした完熟梅ジャムだが、結果的に固さが増したので垂れ難くもなって使い易いと思ったのも束の間、冷えたら固くなって延ばし難くなってしまった。酸味も濃縮され食べ難くなるかと案じていたもののさほどではなく、しかし、固いのも使い難い。経験値不足からグミみたいにしてしまったわい。さーて、どうしよう・・・。

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遠目と近目では別のもの

2021-10-26 | 感じるままの回り道
 ちょこっと作業をしていた折、ヤンマ型のトンボが流路を行ったり来たりしている。「産卵するのか?」と思いつつカメラを向けていたのだが止まる事なく去ってしまった。今期、覚えたタカネトンボ大なのだが色彩は黒と黄色の虎模様なのでタカネトンボではない。数回ほど出合った高速飛行していた種なのだろうと推測するも確証などはないのだ。でも少なくとも10月後半、マユタテアカネ、オオアオイトトンボとこのヤンマ型の3種は確実に生息・行動しているのは確認できた。

 そのトンボを追っている途中、遠目には「白い花?」と思えた場所にトンボが去ってから寄ってみたらチョウだった。「シジミチョウの仲間」程度までは判断しても図鑑対照しても詰められない。これが小生の限界なのだ。それはそれとしてレンズを数センチまで近づけてもピクリともしなかった。恐れを知らず縮み上がる事も無かったシジミチョウなのだった。撮影条件に恵まれてもピントのシャープさは得られなかったものの触角が美しいと判ったのは収穫だ。

 あの恐怖小説をラジオドラマで聴いた時の台詞「紐よ紐!まだらの紐!」と言って息絶えたシーンや「アッシャー家の崩壊」の「赤い満月」最後のシーンも子ども心には怖かったのを思い出したが、このチョウの触角は、今ではシロマダラを連想する触覚になった。ああ、今期のシロマダラとは見つめ合う事も出来ず季節が閉じられる。友人関係でも恋愛関係でも無い業務上の通りすがりに過ぎないのに記憶から消えないのは第一印象に由るのだろう。