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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のエッ!品「ヨモギクッキー」

2021-10-05 | 何よりの楽しみ
 半月も前の事になるのだが代風14号のあおりを喰らって定例会も中止。それではクッキーでも喰らうかと「栗ッキー」に続いて作ってみた。どうせ一日中「雨降りお憑きさん」なのだ。
 ヨモギは春に摘んで100g冷凍保存してある。これを標準的なクッキーのレシピに含めて焼いてみる事にしたのだ。もうレシピ集を見比べる阿呆な事はせず、自分なりの原則で作るだけではあるものの、やはり余分な材料が入るとよりどころが欲しくなる。まあ、未熟者の典型であろう。とりあえずのレシピは次のように決めた。

                  薄力粉     120g
                  バター      20g
                  砂糖       40g
                  卵        1個
                  ヨモギ     100g

 「栗ッキー」を作るためフードプロセッサーを出していたのでこれでヨモギの粉砕をし砂糖とバターと卵も投入し撹拌した。この中に薄力粉を入れ込んで生地を作り、少し休ませてから型抜きした。ヨモギの水分で生地がいくらか柔らかくなり、抜けば形が崩れるような始末だったものの何とか焼き上がる。180度18分のセットである。
 焦げ目は淡く試食してみれば膨らんで内部は空洞になってはいたけれど「ヨモギ風味」健在。ヨモギ饅頭とは異なるヨモギの風味を味わえたのだった。
 「栗ッキー」や「ヨモギクッキー」で図に乗り「食用菊」を入れたクッキーも作ってみようかと思いはしたものの「やり過ぎ!」かもと思い直し食用菊は三杯酢で頂く事にした。クッキーに混ぜ込んでも菊花の良さは無くなる様に思えたためもある。
 翌日は台風一過の日曜日。S先生がフイールドに見えるだろうと推測し携行、試食を押し付けてしまった。まあ、ありがた迷惑なエッ!品だろうぞい。こういう物はそれぞれ嗜好も異なるもので爺我自賛の範疇にしか過ぎないのは、ぼんくら頭でも理解はするが迷惑を顧みないのが小人たる特性。更にクッキーは特製と思うから図に乗る。

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再難「チクゥ蜂苦!」か「刺苦蜂苦?」

2021-10-05 | 小人閑居して憮然
 不覚だった。そして痒い痒い!。「泣きっ面に蜂」ではない「蜂で泣きっ面再見!」となったのだ。腰痛でフイールド作業は水見回りとトンボのご機嫌伺い程度の日々では手持無沙汰でしょうもない。小物の工作程度ならボチボチと行えるし、1月予定の「森の市」に展示する木工玩具も用意し始める時期ともなったから、かねてから構想していた「テラノサウルスの歯」を製作していた時に「再見!再見!」の憂き目にあったのだ。

 毎年、縁台の穴には蜂が巣作りする。あんまり身近過ぎて名前も記憶しないままになっている蜂である。フイールドにも竹の稈の集合体やらドリルで穴を開けた「八幡神社」や「蜂満総社」等々設えてあって、その氏子の蜂なので警戒などしてはいなかった。もともと巣に超接近しても攻撃して来る行動など見た事も無い蜂なのだ。だから木のブロックに腰かけ、縁台に固定した万力に加えさせた木材を削り出している膝頭前で蜂が出入りしている事を知りつつ気にしてはいなかったのであった。
 今回の教訓「刺さない蜂でも刺せる針はある」という事で、この針を刺されても膝痛には効かなかったわい。ボトックス効果は無かったのだった。小生、骨身に沁みて良ーく理解しました。

 左の写真はその折の膝頭と蜂の位置関係なのだがそれがそれが、語るも涙、聞くは涙笑いの顛末で「何でこうなるのぉ!」と憤っても後の祭りなのだった。蜂の出入りは十二分に承知して作業していたのだが、時たまは膝頭が縁台には当たる。これもごく普通の事なので作業に熱中していたら突然、膝頭に痛みが走ったのだ。思わず目をやると巣穴の入り口に蜂の姿がある。どうもこの蜂を膝頭で押したようなのだ。まっこと悔しいのは蜂自体は何事も無かったかのように悠然と泰然と営巣活動を行っている事で、何と言うべきか「刺したから解ったでしょ!」とまっことお高い女であった。昔々の「蜂の一刺し」で一世を風靡した彼女もこんなだったのだろうか。因果は巡り歴史は繰り返す・・・。
 
 「この蜂は刺さない」と根から信じ切っていただけにびっくり仰天玉手箱だったのである。前回のコガタスズメバチに刺された時と異なり、自宅だったからただちに「蜂刺され」に効くと言う軟膏を塗付したのだ。その効果があったのかどうか腫れは目立たず刺し傷のあたりが赤点に見えるだけで済んだと思ったのは認識不足で判断が甘かった。翌日以降は腫れも赤みも目立たないのに痒みだけが耐え難い。「かゆみ止め」の液体を塗付しても効かないから、蚊の刺し傷とは威力が違うのだった。
 もう痒くて痒くて「はぁ~…」とため息をつくしかない「再見、チクゥ蜂苦」となったのである。エチゴサッテモウシタモウシタ。

 返す返すも「糞ぅー」の気分。フイールドの八幡神社、蜂満大社、蜂満総社の名称を「蜂難」に替えてやろうかとも思ったわい。しかしそれではいかにも狭量だ。ここは泰然自若と大物でいなければならない。あの八兵衛のようにあたふたしたのでは男が廃る。かくして二回目の蜂難は歴史の闇に閉ざしたのである。