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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

漏水孔の主

2016-03-21 | 感じるままの回り道
 沈泥池の泥浚いの途中、度重なる漏水があったあたりを掘り下げていたら握りこぶしくらいのトンネルが出てきた。スコップで削り取ると金太郎飴のように続いている。「ここが漏水孔の主脈か…」と一通り取り除き再度埋め立てようと掘り取っている途中でモクズガニの脚、片側を切断してしまった。おおかた、漏水孔に居たところをスコップが入ってきたに違いない。
 漏水の原因になる一番は葦の地下茎で、地下の深い部分を走って漏水トンネルを形成する。この地下茎を食したり住処にして漏水を拡大する生物はサワガニやイモリがいるけれどモクズガニの比では無い。モクズガニの生息孔になるとこぶし大のトンネルになってしまう事がある。
 この部分の漏水には随分と泣かされたのだが、今回、主を退治したのとトンネル自体を埋め戻ししたので沈泥池の再湛水はうまくいくだろうと思っている。