
抜き取った柿の木やレンギョウを可燃ごみとして出すために束ねていて目に付いた蛹。外壁や基礎の部分に10体ほどあるジャコウアゲハの越冬体なのだが基礎の部分の一体だけが真っ黒くなっている。以前、黒化した蛹が翌日には羽化していたのを思い出し、明日は羽化するのだろうと思いつつ撮影した。ホトトギスの枯れた茎で越冬したルリタテハの蛹はとうに羽化して、フイールドでは3月初旬に見かけている。
羽化直前の黒化なら明朝が羽化のタイミングだと思いつつ、今までに何回かあった羽化の視認が今回出来るかどうか心もとない。日の出の頃に見回った過去のケースは羽化したての蝶さえ見ていないのである。今回は目覚ましを用意してチャレンジしてみよう…・