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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

自宅の池、野生種専用にした

2016-03-13 | 小父のお隣さん
 ここ数年、考えていながら踏み切れなかった錦鯉飼育の中止をようやく達成できた。引き受ける人も見当たらず、地域の池も町内会の承諾を得たものの放流するのに気兼ねがあって延び延びになっていた。そんな中で担当者も代替わりするし巨鯉の姿が多い河川への放流も考えたが水質が悪い。
 踏ん切りがつかぬまま手元にはホトケドジョウやタナゴ、クロメダカが集まってくるから25年ほど飼育してきた錦鯉の踏ん切りをつけた。今になって思えば「愛着」と言うより「価格」で離せなかったような気がする。

 さて、庭の池であるが、ウオーターポンプと池の中を清掃して生簀に入れてあったタナゴとホトケドジョウを放した。タナゴは10匹、ホトケドジョウは生簀に10匹入れたはずなのだが四匹しか見当たらない。一匹は途中で失ったが残りの五匹は生簀を逃れ、大方鯉に踊り喰いされたのだろう。メダカは一匹だけ入れておいたのは生存していた。後日、仲間を加えてやるつもりである。
 さて、環境調整だが、水草はすぐ上の兄が譲渡してくれた二種に、泥水地で芽生えが多く見られるようになったシャジクモを浅い植木鉢に植えつけて沈める。生簀の清掃用に放したカワニナもそのまま池に放流した。
 残りは底の砂泥だが、集水升の沈澱砂泥を流用した。この砂礫を入れた事で水底のタナゴやメダカが視認しやすくなった。残るはカラスガイかバカガイを入手して放流すればタナゴの繁殖環境は整えられた事になるだろう。あとはトンボが産卵してヤゴも同居してくれれば小生の長年の夢が適う。夢を追う事は大切であるだろうが小生の夢の何と小さなことよ…。
                   ホトケドジョウ4匹