竹欲しき欲しいとこだけ持ち去りて後は捨て置く山荒れ姿
手を入れて入り易きに山なれば人手で荒れる里山の今日
入り合いは消えて約無き使い振り採り合う欲で里山無残
採り尽し汚染地のごと人寄らぬ山菜消えてさえずりさやか
竹欲しき欲しいとこだけ持ち去りて後は捨て置く山荒れ姿
手を入れて入り易きに山なれば人手で荒れる里山の今日
入り合いは消えて約無き使い振り採り合う欲で里山無残
採り尽し汚染地のごと人寄らぬ山菜消えてさえずりさやか
除竹していた所に、時折楽しみにチョコッとくるH氏と立ち話になった。小生より樹木や植物に詳しいから、話しついでに名前を教えてもらったりしながら稜線に上がってガックリとなってしまった。
根元がビール瓶ほどになったツルグミ3本が狙われて除伐されていたのだ。この道も刈り払いや竹伐りなどをしながら維持していたので、除伐したのは会友ではない。
ツルグミは大きく頭上で常緑の葉を広げていたから「不要・迷惑」と切除したのだろうと推理するが、先に周囲の竹から除伐すべきのが順序だろう。その後、草本・木本の選択的除伐するくらいの知恵はなかったのだろうか。
ほとんど口に入る事はないのだが、赤い美味しい実が春に熟すし、残しておいて何の不都合もない樹種なのに残念だった。誰だか不明だけれど、継続的に手入れはしないが、余計なお節介をする輩は存在する。