竹の切り株で足に不快な株を地際から切断していたら豆の一塊があった。大豆にそっくりで大きさはやや小振りである。最初は「兎の糞」と思ったのだが色合いも質感も異なる。息を吹きかけて顕わにしたら豆の塊だったのだ。
豆と言っても大豆ではなく、何の種子か判断がつきかねたが、手に取ってみれば小豆や大豆の様な豆特有のデザインだった。結局、種類は不明だけれど、元は糞の塊だったのであろう事くらいは見当がつく。
しかし、歯型も見当たらず消化もされていない種子をたらふく食べた動物とはなんだろう。節分にフイールドで出合った豆の塊だが、指で摘まみ数個を撒いた。豆まきの心算だったが、これで怪我無くシーズンを過ごせれば良い。
これは「ウンの付き」なのか「ウンが向く」事なのか「ウン試し」だったのか、糞溜まりに指をいれた小生のウン勢は紙のみぞ知る。