トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

獲り尽くされ消える山菜

2009-05-03 | 今日は真面目に

 今年のタケノコは大凶作といってよいほど発生が少なかった。その上「県有地で誰でも獲っても良いからと言われた」と入山する人が格段に増したから、ここ何年かは親竹になるタケノコが便利な区域ほど姿を見ることが不可能になった。

 親竹も古くなって更新しなくては持続的収穫など望めないし、衰退一方だから一角だけ囲って立て札を立てた。ようやく3メートルくらいまで伸びたが、まだ安心できない。これを蹴って折り倒す輩もいるのだ。

 それでも写真の一角だけは久しぶりに長いタケノコを見ることが出来る。仲間内では「そこまでして保全と維持を図るのにカリカリするなら、皆伐して木を植える方向が精神衛生に良い」とうなずきあうようになったのが今日この頃だ。

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蛇の新種だ?!

2009-05-03 | 小父のお隣さん

 侵入竹の除伐をしながら朽ちた竹を持ち上げた途端、蛇のとぐろが目に入った。あわてて竹を持ち上げたら下の枯れ枝で蛇がひっくり返ってしまった。

 びっくりしたのか靴先で触れてもピクリともしない。よくよく眺めると面白い模様をしている。これは新種かまたは初めて見る種類かと思って写真に撮った。

 しばらくして動き出したが、今度は止まらない。上部からの全体像を撮る前に枯れ葉の中に潜りこんでしまった。さて種類はなにかというと、最初はマムシだと思ったのだが、姿を隠す直前に見た頭部の形は卵型に見えた。だとするとヤマカガシの幼体なんだろうか。識別はともかく、ワクワクした一瞬には違いない。

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